アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

娘のお誕生会

2011年04月10日 | 生活
子供が小さかったときのお手軽フェスタといえば、「マック フェスタ」でした。
さて、15歳ともなると、最近のはやりは「ピッツアのホジージオ(食べ放題)フェスタ」です。
毎週、週末ともなると、「お友達のお誕生日フェスタがあるから、**のピッツア屋さんに連れて行って~」。
母は全く運転手です。
このフェスタの良いところは、遅くまでやらないところ。
大体夜の7時に始まって9時には終わります。
運転手にとってはありがたいです。
また、食べ放題の料金は、ふつうは各自持ち。
大体20-25レアイス(約1000円から1300円ぐらい)。
これで、ピッツア食べ放題、ジュース類のみ放題ですから。
招待するほうもされるほうもありがたい話です。

さて、先週お誕生日を迎えた娘も、お友達のクララちゃんと合同で、この「ピッツア フェスタ」を企画しました。



ただ今回はかかる費用はすべてクララちゃんちと我が家で折半して負担。
だって、お友達、みんなプレゼントも準備して、ピッつやさんまで払ってでは申し訳ないですから。
我が家から申し出たのですが、クララちゃんの家でも承知してくれたのでよかったです。

フェスタというと毎回親が一生懸命に準備するのですが、15歳ともなると親の手出しを受けたくないようで。
娘とクララちゃんふたりで電話帳片手に街中のピッツア屋さんに電話をして、値段と場所を確認。
結局我が家に一番近い「GIOTTO」というお店に決まりました。

当日は午後7時に集合。
始まって間もなくすごいどしゃ降りになって、30人招待したのですが、結局娘たちを含めて21人が集まったそうです。



もちろん、保護者はひとりもなし。
おしゃべりをして、写真を撮り合って。





とても楽しかったそうです。
午後10時少し前。
「お迎えに来て」のコール。
夫が行ってくれました。
娘、たくさんプレゼントを抱えて帰宅。
「とっても楽しかった」って!
かかったお金は、クララちゃんちと折半。
我が家の分は210レアイス、約10000円でした。

プレゼントを開きながら、楽しそうな娘を見て父と母は「ああ、若いっていいなぁ...」とため息をつくのでした。
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吹き出物の季節よ!

2011年04月09日 | 生活
今年もやってきました。
この季節!



でも、まだ各スーパーの品ぞろえはひかえ目...と思うのは、私だけかしら?!

最初はチョコ専門店でセレクト。
娘が仲良しのマルシア先生とヤスダ先生にあげるんだって。
それから普段お世話になっている人たちにいくつか買いました。

別な日、娘とスーパーに。
二つ種類の違うものを持ってレジに行くと、レジのお姉さんが「セニョーラ知ってる?同じメーカーのものを3つ買うともうひとつがただになるのよ!」
えっつ、本当?
それは素晴らしい!
だって、こういうのって、いくら買っても、後から「ああ、あの人に買うの忘れてた!」っていうのがあるじゃない?
なので、多めに買っておいても損はない!
というわけで、二つだけ買う予定が、4つ(支払ったのは3つ分だけどね)購入しちゃいました。

最後は近所のスーパーで、いろいろな種類のチョコが入っている箱を3つ。
お子さんのいる、お世話になっている方に。
それから、そんなに親しくはないけれど、ありがとうの気持ちを伝えたい人に、大袋入りのチョコレート。
これはバラバラにして、いくつかづつ袋に詰めて渡すつもり。

クリスマスほどではないけれど、この時期、これだけのものはやっぱり結構な出費です。
でもねえ、日本の「お歳暮 お中元」を思えば...
と、娘のいただいてきたチョコレートをつまみ食いして、顔中に吹き出物のできている母は今日もせっせとチョコを選んでいるのです。

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リオの事件 2

2011年04月08日 | ブラジル雑記
毎日テレビではリオの事件のことについて報道しています。

先日は事件が起こったばかりで、まだ情報が錯綜していたのですが、その後、いろいろと情報が整理されてきました。

まず、警察に通報したのは、犯人が学校に入ってまずはじめに中庭で発砲した時に打たれた男子生徒の一人だったそうです。
彼は、頭と手に銃弾を負いましたが、300mほど離れたところにある警察に走って行って通報。
この通報により、ちょうど毎日のパトロールに出かけようとしていた警官たちが駆けつけたそうです。

その後男は「先生に用事がある」と言って手近な教室に入り、女の子を並ばせて頭や胸を打っていったそうです。
この教室にいたある男子生徒は、犯人が弾丸を充てんしている間に隣の席の女子生徒の手を引っ張って逃げました。
が、途中でこの女子生徒は撃たれてしまいました。(怪我の具合はわかりません)
また、男子生徒もこの女子生徒の血だまりで足を滑らせ、転んでしまい、足を骨折したそうです。

別な教室では、ちょうど歴史の授業中でした。
教師はほかの教室の異変に気付き、すぐに生徒たちにドアに鍵をかけ、前に机といすを積み上げるように指示。
自分は、警察に知らせるためにドアから出ました。
生徒たちは教師の指示通り、机といすを積み上げ、自分たちは教師用の大きい机の後ろに隠れました。
犯人は鍵を壊してドアを開けようとしましたが、ドアの前に40人分の机といすが積み重ねられているのを見て、去って行ったそうです。
その後、辺りが静かになったところで、生徒たちは自主的に避難。
クラスに一人いた目の見えない生徒を、両脇からほかの生徒たちが抱えて逃げたそうです。
教師も無事に警察に助けを求めに走ることができ、このクラスは被害のあった教室のすぐ近くにありながら、40人の生徒たちすべてが怪我もなくすんだそうです。

亡くなった生徒たちは今日までにほとんどが埋葬されました。
犯人はなぜか女子を選んで撃ったようで、10人の女子生徒2人の男子生徒がなくなったそうです。
そのほとんどが13歳から15歳。
「15歳のフェスタ」を開くのを楽しみにしていた子もいたそうです。

TV GLOBOの番組を見ていると、時々こんな映像が出てきます。
誰もいない教室。
机といすが、たった今そこに生徒がいて、立ち上がったばかりのようになっています。
バックには、子供たちが楽しそうに遊ぶ声。
そして、画面下に「学校という場所は、こうした声の響き渡る場所です」というテロップが流れます。
この映像が流れるたびに、ぐと胸が詰まります。
昨夜のニュースでコマーシャルに入る前に、なくなった生徒たちの顔写真と名前が一人一人現れたのを見ても、涙が出てきました。

そう言っている矢先に、今日はオランダのショッピングセンターでの銃の乱射事件。
本当に、どうなっているのか...
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リオの事件

2011年04月07日 | ブラジル雑記
外出から帰ってきて、テレビをつけたら、どの局もリオデジャネイロで起こった事件の報道をしていました。

今朝、リオデジャネイロの西部地区ヘアレンゴという街にある市立学校に男が押し入りました。
この学校には午前中の部で400人の生徒たちが勉強していたとのこと。
身体的に障害を持った生徒たちも受け入れている学校だそうです。


男は「今日、ここで生徒たちに講演をする予定になっている。」と門番に言って校内に入ったそうです。
校内に入った男は、38口径の銃を2丁取り出し、中庭で発砲しました。
その後校内に入り、2階、3階とそれぞれ発砲しながら進んで行きました。


子どもたちは叫びながら逃げ回り、騒ぎに気がついた近所の人たちが警察に連絡し、すぐに警察が到着。
20分後までには10台の救急車が到着。
すぐにけがをした子供たちの対応にあたりました。
また、事件が起こってすぐに家に電話をした生徒たちもいて、驚いた親たちが学校に駆けつけました。
そうした親たちの中には、救急車の到着を待たずに、自分の車でけがをした子供を近くの救急病院に運び込んだ人もいたとか。
また、たまたまそばを通りかかった男性は、自分の小型トラックの荷台に6人のけがをした生徒を乗せて近くの病院に運んだそうです。
この男性のトラックの荷台には、生徒たちの血の跡が残っていました。

校内に入った警察はすぐに男を発見。
初めの報道では警察が射殺したとありましたが、のちに警察は足を打って動けなくしただけで、男が自分の頭に銃を撃ち、自殺したと訂正されました。

男は、この学校の卒業生で、学校の職員によってすぐに身元が判明しました。

男は小さい時に養子に出されました。
最近養母がなくなり、それを機に家を出たそうですが、昨年久しぶりに養家に顔を出しました。
その時に話した義理の妹の話によると、イスラムの考えに染まっていて、ひげを生やし、意味のわからないことを話していたので気持ちが悪くなりすぐに帰ってもらったとのことでした。
男が自殺した後には「自分はエイズにかかっている」との遺言のような書置きが残っていたとのこと。

10人の生徒が死亡、男も自殺、18人の生徒たちが怪我をしたそうです。

リオの保険局では、大量の血液が必要になっているため、急きょ献血を呼び掛けているとのことです。



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お誕生日プレゼント

2011年04月06日 | 生活
娘、いっぱいお誕生祝いをいただいてきました。

マリオ君からは、チョコレート。
これが一番母としてはうれしい?

クララちゃんからは、おにぎりみたいな形の写真立て。
ぽってりした形でかわいい!



マルシア先生からは、ド派手なジュエリーボックス。
みんなで、「マルシア先生っぽいよね!」


化学のヤスダ先生からは、コロンとシャンプーのセット。



この後、この化粧品を売っているお店に用事があっていってみたら、このコロンが意外に高くってびっくり!


それからマリアーニからは、「こけし」。
これが「ヤスダ先生」に似ているって、話題だったって。

たくさんいただいて恐縮気味の娘。
なので、先日お誕生日を迎えたマルシア先生にもプレゼントを買いに行きました。
やっぱりこの化粧品やさんの詰め合わせ。
喜んでくれるといいですね~。

今週の土曜日、娘はクララちゃんと合同でお誕生会を開きます。
場所は家の近所のピッツアやさん。
一人22レアイスの食べ放題。
クララちゃんと合同で、30人の招待客で。
かかったお金は、半分筒払うんだって。
って、誰が?
もちろん、私たち、親ですがな!

写真がぶれていたり、サイズが違っていたりして見ずらくて済みません。
徐々に慣れていきますので、ご勘弁を!


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引っ越しました

2011年04月05日 | 日記
「アマゾンわんわん日記」を読んでいてくださった皆様。
ペケママでございます。
お久しぶりでございます。
無事にブログのお引越しが完了しました。
4月に入ってからの記事は、徐々にUPしていきます。
徐々に環境を整えていきたいと思いますので、これからもよろしくお付き合いくださいませ。

以前のブログに掲載していた記事はそのままにしてありますので、ご覧になってくださいませ。
アドレスは以下の通りです。

http://saphiria.blog63.fc2.com/
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Tudo Azul

2011年04月04日 | ブラジル雑記
最近、マナウスの歴史的な建物、たとえばアマゾナス劇場などが青色にライトアップされているのに気づいた方はいらっしゃるでしょうか。
これは「自閉症児童の日」のアピールのためです。
4月2日だそうです。
ブラジルでは2.000.000人余りの自閉症の方がいるそうで、子供にとってはがんやエイズ、低年齢糖尿病よりもはずっと多いそうです。
世界中では70.000.000人以上の患者さんがいるそうです。
この病気のことをもっと知ってほしいということで、新聞にパンフレットが入ってきました。

「自閉症」と一言でくくってしまいますが、症状はそれぞれ、人によってさまざまです。
このパンフレットにはいろいろな症状が書いてありました。
最後に「自閉症は脳の器質の障害によるものです。障害が小さい場合、周りの人のちょっとした助けで、生活がしやすくなります。障害が重い場合、生きていくのに周りの方の手助けがとても重要になります。」と書いてありました。

ニュースでもずいぶんこのことについて
とりあげていました。
一番心配なのは、こうした活動に参加せず、医者にもいかずに家の中に閉じこもっている、閉じ込められている場合があるそうです。
テレビでもこのパンフレットでも「もしも、自分の子供が?という心配があったら、すぐに小児科医にご相談ください」とありました。

娘のお友達の弟君も自閉症。
でも、お母さんもお父さんもお姉ちゃんも元気いっぱいの明るい家族。
自閉症の子供を持たない私には、きっとうかがい知ることのできない苦労がたくさんあるのでしょうが、それでも、こんな明るい家族に囲まれて、弟君にとってはそれだけでも幸せなことでは、と思います。

こういう日のあること、こういう病気のあること、こういう病気の子供たちがいることみんなに知ってもらう上で、今年のように大きくとりあえげることも意味のあることだと感じました。

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お誕生お祝い

2011年04月03日 | 生活
一日遅れで、家族で娘のお誕生のお祝いをしてきました。
オプションはいつものイタリア料理の「マリオさんち」かバカリャオ(干し鱈)料理が主なポルトガル料理のの「アルテージョ」。
昔、「ベルナルジーニョ」っていうお店だったのよね。
娘の選んだのはバカリャオ料理 。
なので、行ってきました。



午後7時ちょっとすぎに家を出て、7時半過ぎに到着。
ですが、私たちが最初のお客さん。
マネージャー、蝶ネクタイを締めながら出迎えてくれるし。

とりあえず、前菜は「ボリンニョ ジ バカリャオ」(バカリャオのコロッケ)。
小ぶりでおいしかったです。
あっという間に飛べちゃって、写真はなし。

飲み物は娘は「ミント入りパイナップルジュース」、私と夫はこのワイン。



寒いぐらいにエアコンが効いていたので、冷やさなくてもいいぐらい。
私はちょっと酸味がきついように感じましたが、まあ、いつものように空っぽ。

メインは「バカリャオのオリーブオイル煮」。



バカリャオの切り身に丸ごとのニンニクがゴロゴロ入っているの。
バチバチ言いながら、テーブルに到着しました。
付け合わせはコーベ(日本ではケール)の炒め物、たっぷりご飯。
日本人的な考えでは「オリーブオイルで煮物になんかしたら、油ギトギトになっちゃう?」と心配だったのですが、そんなことは全くなし。
このオリーブオイルにニンニクの味がしみ出して、これをご飯にかけてばくばく食べちゃいました。

あっという間に食べ終わって帰ろうとすると、元のお隣さん、アライ―ジおばさんが小さなお孫さんを伴ってやってきました。
おばさんにも「おめでとう」といわってもらいました。

ここのお料理、前にいただいた時は、バカリャオの塩が抜けすぎていて、ちょっと...だったけれど、今回は料理自体もシンプルだったこともあって、おいしくいただきました。
でも、このぐらいだったら、良い素材が手に入れば家でも簡単にできそう。
よしよし、挑戦してみよう!

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今年の入隊式

2011年04月02日 | 生活
お誕生日の昨日、娘は午後、「砲兵隊」の体験入隊の入隊式がありました。
娘の学校は軍の学校なので、7年生(日本で言う中学2年生)以上になると、希望者は工兵隊、砲兵隊、歩兵隊、騎馬隊等々の各部隊に入り、活動を体験するというクラブ活動のようなことがあります。
活動はすべて課外、授業が終わってから、1カ月に一度ぐらい集まって、いろいろな活動をします。
娘は去年までは「工兵隊」だったのですが、今年仲良しの友達と一緒にみんなで「砲兵隊」に入ったのだそうです。
ちょっと前まで、「「騎兵隊」で馬に乗ろうかな~」なんて言ってたのにね。
親としては、どちらかというと、スコップかついで穴掘りしている方が娘の性格にあっているような気もするのですが、まあ、本人がやりたいんでしたらねえ。

お昼に学校に教科書などの入ったリュックを受け取りに行きます。
制服も着替えなくてはならないため、大荷物になってしまうので。
娘のと、近所の仲良しさん、ガブリエル君のリュックを受け取ります。
二人とも、重くて、私には持ち上げることが不可能。
一体何が入っているのやら。
娘たちはここから学校のバスで、入隊式の行われる歩兵隊支部まで行きます。
歩兵隊支部はCIGSという動物園のお隣。
もともとCIGSの動物たちは基本的に、歩兵隊が訓練中に保護したヒョウやサルなどの保護施設なのです。
それを動物園として一般公開しているわけです。

午後4時半に終わるということだったので、ちょっと早めに4時過ぎにお迎えに。
大雨だったので、娘のとガブ君の着替えとバスタオルも持って。
なのに、待てど暮らせど、終わる気配はなし。
娘に電話を入れますが、電話も取らないし。
駐車場で待っていると、どうやら娘たちオリエンテーリングをやっている最中みたい。
土砂降りの中で...?
車の周りを「あっちじゃないよ」「そっちでもないし」なんて言いながら、がきんこたちが走り回っています。
ときどき、何の合図か大砲(もちろん空砲ですが)がどかーんと鳴るし。

午後5時半、娘からやっと電話。
どうやら終わるのは午後7時近くらしいとのこと。
え~?!
待っていても仕方がないし、わんこ達のご飯も準備してこなかったし、家の中も真っ暗なので、とりあえず一度家に帰ろうかと車を走らせますが、おりしも渋滞、金曜日の大渋滞。
途中まで行きましたが、これ以上行くと、今度は逆にお迎えに間に合わないかも。
歯医者の予約があるので、早く帰ると言っていた夫に電話をしてみると、ちょうど家に帰ったところだとのこと。
夫にわんこご飯と電気をつけておいてくれるようにお願いして、またまた娘のお迎えにUターン。

午後6時半、歩兵隊支部に到着。
娘に電話を入れると、ちょうどセレモニーも終わって、軽食を食べ始めたところだとのこと。
くたくたに疲れていたらしく、すぐに駐車場にやってきました。
ガブリエル君とパウロ君も一緒。
3人分の荷物をトランクに入れて、後部座席に男の子二人を乗せると、車が後ろに沈みぐらい。
支部を出るときにはトランクのチェックがあるのですが、門番さん困ってました。
持ち上がらないぐらいの重さの真っ黒なリュック(学校の規定)が、ごろごろ入っているんですから。

車で走り出すと、男の子たちの携帯電話に一斉におうちから電話が入っています。
「まだ終わらないの?!なんで連絡してこないのよ!」
雨がひどかったので、みんな携帯電話は一カ所に集められ、保管されていたとこで、だれも家には連絡できなかったみたい。
娘は特別に先生に頼んで取り出してもらって、連絡してきたみたいです。
パウロ君のお母さんは、迎えにきたのですが、会場までたどりつけなくて帰ったみたいです。
私が娘を叱ることと、みんな同じ。
日本人のお母さんも、ブラジル人のお母さんもみんな一緒なんだねって、ちょっと笑っちゃいました。

びしょぬれ、どろどろの3人。
最初にパウロ君を送って、次にガブリエル君。
ガブリエル君の家では、家族そろって出てきて、娘に「お誕生日おめでとう」をしてくれました。
ブラジルでは、お誕生日の日には生卵を投げつける習慣があるのだとか?
この日はクララちゃんが後生大事に生卵を3個抱えてきたそうで、娘は「無事に」卵を投げつけられて、お誕生日を祝ってもらったそうです。

お疲れ様!
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娘の誕生物語 5

2011年04月01日 | 日記
さて、いったいどこまで話が進んだのか、書いている私も定かでなくなった「娘の誕生物語」、いよいよ大詰めでございます。
昨年、ようやく娘が生まれたんですよね。
ちなみに、今までの話は、みんな、前ブログ各年の4月1日の記事にしてありますので、ご覧ください。

さて、娘を取り出した後、なぜかここで吸気による全身麻酔にするんですな。
なぜだかはわかりませんが。
で、麻酔医が麻酔のマスクを当てたんだけど、ガスの勢いが強すぎ?か何かで、むせてしまった私。
おりしも、お医者さんは傷跡を縫合中。
遠ざかる意識の中で、「ああ、ここでせきなどしたら、縫い目が乱れてしまう~」と考えた私。
息苦しくもなって、何とか酸素を吸入してくれるように頼みたい。
が!頼みの夫は、ずっと生まれたての赤ちゃんにひっついている。
何のために手術室に入ってるんだよ~。
意識がもうろうの私、「酸素」という単語が思い出せない...
で、苦肉の策が麻酔医を呼んで「O2頂戴...」
麻酔医、理解してくれました。
勘の良い人でよかったわ。

その後、ストレッチャーに乗せられて、なんだか体中管につながれて、病室に。
病室、誰もいないし。
看護婦も付添いさんも頼んでいなかったので、この晩は病院の看護婦さんがしばらく一緒にいてくれました。
って、忘れもしない「ラスト オブ モヒカン」を見ていたのよ。
深夜映画で。

そのうちに、知らせを聞いて、夫のお仲間が集まってきました。
缶ビール片手に。
おいおい!
出産直後の病室で宴会です。
いくら個室とはいえ、叱られるって。
でも肝心の夫は、姿を現さず。
手術着を着ているからこそ入れる、新生児室に入ったっきり。
びったり、赤ちゃんの入る、なんて言うんでしょう、あのガラスのケースにひっついていたようです。

ようやく病室に戻り、しばらくして夫の友人たちが「そろそろ...」って腰を上げたころ、夫もおもむろに「じゃあ、僕も...」
おい!
君は一体どこに帰るつもりだい?!
付き添いはどうする!
点滴は誰が見てくれるの?!
「だって、僕、明日仕事行かなくちゃ...」
はい~?!

実は、娘を出産したこの日は、そのころ夫が勤めていた会社がほかの会社と合併したまさしくその日。
一週間ほど出産が早まったので、夫も何にも仕事の手当てをしていなかったんですね。
わかるけど~。

「半日だけ仕事して来るから。」
と言い残して、夫は友人たちとともに帰っていきました。
後に残された私は、点滴がなくなるんじゃないかと気になって眠れないし、クーラーは効きすぎるしで、ナースコールしちゃったわよ。

というわけで、出産後初めての夜は管に繋がれたまま暗闇で過ごしました。
ああ、いつになったら、退院を迎える日のことが書けるのやら...
大詰めと言いつつも、あと、2,3年はかかりそうだわ。
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