アマゾンわんわん日記 2018

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今年の入隊式

2011年04月02日 | 生活
お誕生日の昨日、娘は午後、「砲兵隊」の体験入隊の入隊式がありました。
娘の学校は軍の学校なので、7年生(日本で言う中学2年生)以上になると、希望者は工兵隊、砲兵隊、歩兵隊、騎馬隊等々の各部隊に入り、活動を体験するというクラブ活動のようなことがあります。
活動はすべて課外、授業が終わってから、1カ月に一度ぐらい集まって、いろいろな活動をします。
娘は去年までは「工兵隊」だったのですが、今年仲良しの友達と一緒にみんなで「砲兵隊」に入ったのだそうです。
ちょっと前まで、「「騎兵隊」で馬に乗ろうかな~」なんて言ってたのにね。
親としては、どちらかというと、スコップかついで穴掘りしている方が娘の性格にあっているような気もするのですが、まあ、本人がやりたいんでしたらねえ。

お昼に学校に教科書などの入ったリュックを受け取りに行きます。
制服も着替えなくてはならないため、大荷物になってしまうので。
娘のと、近所の仲良しさん、ガブリエル君のリュックを受け取ります。
二人とも、重くて、私には持ち上げることが不可能。
一体何が入っているのやら。
娘たちはここから学校のバスで、入隊式の行われる歩兵隊支部まで行きます。
歩兵隊支部はCIGSという動物園のお隣。
もともとCIGSの動物たちは基本的に、歩兵隊が訓練中に保護したヒョウやサルなどの保護施設なのです。
それを動物園として一般公開しているわけです。

午後4時半に終わるということだったので、ちょっと早めに4時過ぎにお迎えに。
大雨だったので、娘のとガブ君の着替えとバスタオルも持って。
なのに、待てど暮らせど、終わる気配はなし。
娘に電話を入れますが、電話も取らないし。
駐車場で待っていると、どうやら娘たちオリエンテーリングをやっている最中みたい。
土砂降りの中で...?
車の周りを「あっちじゃないよ」「そっちでもないし」なんて言いながら、がきんこたちが走り回っています。
ときどき、何の合図か大砲(もちろん空砲ですが)がどかーんと鳴るし。

午後5時半、娘からやっと電話。
どうやら終わるのは午後7時近くらしいとのこと。
え~?!
待っていても仕方がないし、わんこ達のご飯も準備してこなかったし、家の中も真っ暗なので、とりあえず一度家に帰ろうかと車を走らせますが、おりしも渋滞、金曜日の大渋滞。
途中まで行きましたが、これ以上行くと、今度は逆にお迎えに間に合わないかも。
歯医者の予約があるので、早く帰ると言っていた夫に電話をしてみると、ちょうど家に帰ったところだとのこと。
夫にわんこご飯と電気をつけておいてくれるようにお願いして、またまた娘のお迎えにUターン。

午後6時半、歩兵隊支部に到着。
娘に電話を入れると、ちょうどセレモニーも終わって、軽食を食べ始めたところだとのこと。
くたくたに疲れていたらしく、すぐに駐車場にやってきました。
ガブリエル君とパウロ君も一緒。
3人分の荷物をトランクに入れて、後部座席に男の子二人を乗せると、車が後ろに沈みぐらい。
支部を出るときにはトランクのチェックがあるのですが、門番さん困ってました。
持ち上がらないぐらいの重さの真っ黒なリュック(学校の規定)が、ごろごろ入っているんですから。

車で走り出すと、男の子たちの携帯電話に一斉におうちから電話が入っています。
「まだ終わらないの?!なんで連絡してこないのよ!」
雨がひどかったので、みんな携帯電話は一カ所に集められ、保管されていたとこで、だれも家には連絡できなかったみたい。
娘は特別に先生に頼んで取り出してもらって、連絡してきたみたいです。
パウロ君のお母さんは、迎えにきたのですが、会場までたどりつけなくて帰ったみたいです。
私が娘を叱ることと、みんな同じ。
日本人のお母さんも、ブラジル人のお母さんもみんな一緒なんだねって、ちょっと笑っちゃいました。

びしょぬれ、どろどろの3人。
最初にパウロ君を送って、次にガブリエル君。
ガブリエル君の家では、家族そろって出てきて、娘に「お誕生日おめでとう」をしてくれました。
ブラジルでは、お誕生日の日には生卵を投げつける習慣があるのだとか?
この日はクララちゃんが後生大事に生卵を3個抱えてきたそうで、娘は「無事に」卵を投げつけられて、お誕生日を祝ってもらったそうです。

お疲れ様!
コメント (1)
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