今の私のはまり物~
「Oi Oi Oi!」
と言ったら、あれしかありませんね~
「Av.Brasil」!
「どうしていまさら?!」という声があちらこちらから聞こえてきそうですが、お昼のTV番組「Video Show」で「縮小版」を放送しているのよ。
3週間企画で、現在2週目。
佳境に入ったところ!
ブラジルの連続ドラマ、毎晩毎晩放送があります。
日本みたいに週1じゃないの。
なので、毎日見るのは結構大変。
まあ、実際には何日か見逃したところで、あまり支障はないぐらいのドラマ運びなんですけどね。
でも、主婦には毎晩見るのは難しい。
ので~、こんな具合に「縮小版」で放送してくれるのはうれしい!
毎日せいぜい15分ですから、見てます!
お掃除しながら、アイロンかけながら!
今ドラマ、話のキーポイントは「Lixão(ゴミ捨て場)に捨てられた子供」なのよね。
その子供が成長して、自分を捨てた継母に復讐をするというもの。
その子供を捨てた継母も、実は「Lixão」で生まれ育っていたという落ち。
「Lixão(ゴミ捨て場)」の存在は、ブラジルの「ドラマ界」では結構大きな役割を果たしています。
この「Av.Brasil」でもそうだし、少し前のドラマ、ええっと...なんだっけ?
名前忘れた!
そこでは、オープニングの映像で、「Lixão」出身のアーティストのごみを使って表現した絵画がテーマとして使われていました。
現実の「Lixão」で捨てられるものは、ごみだけではないそうです。
犬や猫の動物はもちろん、人の死体も。
生きている子供も、死んでいる子供も。
ありとあらゆるものが捨てられるそうです。
捨てられた子供たちは、そこで働く大人達を親代わりにしながら、「Lixão」で生きるすべを学び、大人になっていきます。
彼らにとって「Lixão」は「ごみの山」ではなくて「生きるための生活物資を供給してくれる場所」なのです。
しばらく前になりますが、日本のテレビ番組で「世界のごみ問題」と題して「ブラジルのごみをどう減らすか」ということをやっていました。
そこで提案された大学生の「ごみ活用術案」、「発生するガスでロケットを飛ばす」?だったけ?
どうしてロケット?
詳しい話は忘れたけど。
あれにはあきれた。
ブラジルのごみ事情の背景にあるものをまったく理解していない(まあ、彼らは単に「ごみを減らすための活用術」の提案を求められただけなのでしょうが)、本当に見ていて浅はかとも言える番組の作り方でした。
ブラジルでは「ごみ問題」は、単に物質的な問題というだけではなく、こうした場所で生きていかなくてはならない人たちの問題も含んだ、大きな社会的な問題です。
「ごみ問題」を解決していこうと思ったら、そこで暮らす人たちの生活をどうするのか?そこで生まれ、または捨てられて育った子供たちの行く末は?などさまざまな問題が次から次へと出てきます。
また、ごみの山は、ごみで一杯になり埋め立てられた後、何年かして大雨などで土砂崩れを起こしやすいなどの2次的な問題も起こっています。
昨年?リオで起こった大規模ながけ崩れがそれでした。
日本では今、「貧しい子供たち」の問題が大きく取り上げられているそうです。
日本とは社会的な構造が違うので、単純比較はできませんが、ここ「Lixão」で生きる子供たちは「貧しい」という言葉ではくくる事のできない生活をしています。
最近の日本では「ブラジルの経済的な急成長」などと報道されることが多いようですが、現実にはこういう暮らしをしている子供達がまだまだ少なくないことを、知ってほしいと思います。
「Oi Oi Oi!」
と言ったら、あれしかありませんね~
「Av.Brasil」!
「どうしていまさら?!」という声があちらこちらから聞こえてきそうですが、お昼のTV番組「Video Show」で「縮小版」を放送しているのよ。
3週間企画で、現在2週目。
佳境に入ったところ!
ブラジルの連続ドラマ、毎晩毎晩放送があります。
日本みたいに週1じゃないの。
なので、毎日見るのは結構大変。
まあ、実際には何日か見逃したところで、あまり支障はないぐらいのドラマ運びなんですけどね。
でも、主婦には毎晩見るのは難しい。
ので~、こんな具合に「縮小版」で放送してくれるのはうれしい!
毎日せいぜい15分ですから、見てます!
お掃除しながら、アイロンかけながら!
今ドラマ、話のキーポイントは「Lixão(ゴミ捨て場)に捨てられた子供」なのよね。
その子供が成長して、自分を捨てた継母に復讐をするというもの。
その子供を捨てた継母も、実は「Lixão」で生まれ育っていたという落ち。
「Lixão(ゴミ捨て場)」の存在は、ブラジルの「ドラマ界」では結構大きな役割を果たしています。
この「Av.Brasil」でもそうだし、少し前のドラマ、ええっと...なんだっけ?
名前忘れた!
そこでは、オープニングの映像で、「Lixão」出身のアーティストのごみを使って表現した絵画がテーマとして使われていました。
現実の「Lixão」で捨てられるものは、ごみだけではないそうです。
犬や猫の動物はもちろん、人の死体も。
生きている子供も、死んでいる子供も。
ありとあらゆるものが捨てられるそうです。
捨てられた子供たちは、そこで働く大人達を親代わりにしながら、「Lixão」で生きるすべを学び、大人になっていきます。
彼らにとって「Lixão」は「ごみの山」ではなくて「生きるための生活物資を供給してくれる場所」なのです。
しばらく前になりますが、日本のテレビ番組で「世界のごみ問題」と題して「ブラジルのごみをどう減らすか」ということをやっていました。
そこで提案された大学生の「ごみ活用術案」、「発生するガスでロケットを飛ばす」?だったけ?
どうしてロケット?
詳しい話は忘れたけど。
あれにはあきれた。
ブラジルのごみ事情の背景にあるものをまったく理解していない(まあ、彼らは単に「ごみを減らすための活用術」の提案を求められただけなのでしょうが)、本当に見ていて浅はかとも言える番組の作り方でした。
ブラジルでは「ごみ問題」は、単に物質的な問題というだけではなく、こうした場所で生きていかなくてはならない人たちの問題も含んだ、大きな社会的な問題です。
「ごみ問題」を解決していこうと思ったら、そこで暮らす人たちの生活をどうするのか?そこで生まれ、または捨てられて育った子供たちの行く末は?などさまざまな問題が次から次へと出てきます。
また、ごみの山は、ごみで一杯になり埋め立てられた後、何年かして大雨などで土砂崩れを起こしやすいなどの2次的な問題も起こっています。
昨年?リオで起こった大規模ながけ崩れがそれでした。
日本では今、「貧しい子供たち」の問題が大きく取り上げられているそうです。
日本とは社会的な構造が違うので、単純比較はできませんが、ここ「Lixão」で生きる子供たちは「貧しい」という言葉ではくくる事のできない生活をしています。
最近の日本では「ブラジルの経済的な急成長」などと報道されることが多いようですが、現実にはこういう暮らしをしている子供達がまだまだ少なくないことを、知ってほしいと思います。