熱帯の「冬」

あっめ　あっめ　ふっれ　ふっれ　かあさ～んが～　
じゃっのめ～で　お～むか～え　う～れし～いなああ～



というわけで、マナウス朝から...というより、昨日から土砂降りです。
朝はお日様がさしたりして、「今日は良いお天気になるかな～」なんて思うのですが、朝９時ぐらいになると必ず
真っ黒い雲がもくもく出てきて「どしゃ～」っと降ってきます。

しかも、今日なんて「寒い」し！
窓を開いておけなうぐらいなのよ。
ガレージのシロタととらこさんも、夫の車が帰ってきたら、即　車のエンジンで暖を取る。

アマゾン地方では、雨季を「冬」と呼ぶんです。
ブラジルは全国的に今「夏」なのに、アマゾンは「冬」。
まあ、普段は雨が降っても「蒸し暑い」日が多いんですけどね。
たまに今日みたいに「寒気」が入ってくることがあるんです。
昔の移民の人たちは「アンデス下ろし」と呼んで、たまの「寒さ」に日本を思い出していたらしいです。

夫もゴルフ途中で雨に降られて、ぶるぶる震えながらかえってきました。
今日のお昼ご飯は「きつねうどん」。
残寝ながら写真を撮り忘れたわ。
薄めの汁で、甘辛く煮付けた油揚げを乗せて、ふ～ふ～吹きながら

「いただきま～す」

あったまるわよ～。

もうすぐ漢字検定

もうすぐ漢字検定があります。
去年は娘が受験したけど、今年は残念ながら日程が合わずに受験できませんでした。
残念！！

さて、日本語学習者の能力を測る試験としては、日本語能力試験が一般的です。
履歴書などにも記載できるしね。
でも、実際に能力試験の判定が、日本語の実務能力を正しく判定できているかと言ったら、残寝ながらそうではないようです。
「日本語能力検定２級です！」と自信を持って会社を受験しに来た人に、「それではこれを読んでみて」と簡単な資料を渡したら、まったく読むことができなかったとか。
能力試験ってマークシートだからね、こういうことがよく起こる。

対して漢字検定の方は、実際に「書く」から、漢字検定でよい球を持っている人は、本当に日本語の読み書き用法がわかっているはず。
まあ、日本語能力試験は日本語を学習している日本語を母国語としない人のための試験で、漢字検定は日本語を母国語としている人および日本語学習者が試験対象となるという、根本的な違いが有りますけどね。

漢字検定、本当の日本語能力を試すためには、とても良い試験だと思います。

さて、話は変わって、ここマナウスでは何年かのうちに、「日本語」の授業が公立学校で義務化されるといううわさがちらほら聞こえてきます。
考えられないだろ～、そんなこと！
何年か前に全国的に必修になったはずの「スペイン語」の授業だって先生の数が追いつかなくて、授業ができていない学校が多いのに。
そんな中、知り合いがぽつりと一言。
「連邦大学に日本語科　作っちゃったけど、卒業生の働く場所が無いので、それを何とか捻出しようとしてるんじゃない？」
ごもっとも。
鋭い推察力。
でもね、申し訳ないけど、学校で子どもに日本語の授業を教えられるようなレベルに達するのは、大学の４年間だけではちょっと無理だと思うのよ...

日本語を学習するのは本当に難しいです。
なにが難しいって、まず文字を一から覚えなくちゃならないところね。
アルファベット使えないし。
文章を読むのにも、ひらがなだけってわけには行かないしね。
カタカナもある、そして、最初に書いたような漢字。
同音異義語等々が多々あり、私たち日本人でさえ、間違えなく使うのが難しいもの。

それでも中にはほとんど独学でマスターしてしまう人もいる。
私の元の教え子のアンドレ君がその一人。
大学で私と勉強したのは、２年？３年？ほどでしたが、その後、ずっとメールのやり取りをしながら、自力で漢字を使いこなすまでになったのよ。
すごいわ～。

というわけで、日本語学習者の皆様、「日本語能力試験」もそうですが「漢字検定」毎年２月に試験があります。
毎年１１月ごろ？にマナウスだったら「日伯」でインフォメーションがでるはず。
どんどん受験して「使える日本語」身に着けてください。

おまけ　
それでは、ペケママ版テストです。
あなたは何問　正しく読んで意味がわかりますか？





！

自然に直る

今日は朝からネットトラブル。
こんなこと書くと、また「ほら～、マナウスってブラジル国内のの「独立国」だから～」なんていわれちゃいそうだからさっ。
でも、ほんと、そう思ったわよ、今日は。

あの「ＯＩ修理に来なかった事件」以来、私は現在ネットをつなぐのにＣＬＡＲＯの取り外し方のＭＯＤＥＭを使っています。
ＯＩのときより通信速度は遅いですが、持ち運びができるし、トラブルがあったらそれをもってお店に走れるし。
気が楽。

今日は、朝、ネットをつなごうとしたら、開始画面に現れるはずの「お客様番号」と使用地域等々の情報が出てこなかったの。
おかしいなと思い、ＰＣを再起動させたり、モデム接続の手続きをやり直してみたり、さまざまな手立てをしてみたのですが、だめ！

それならばとＭＯＤＥＭをはずして一番近くのお店に持っていくも、ちっとも解決せず。
「ここに電話して～」とコールセンターの電話番号をもらっただけ。
知ってるがな、そんなこと。

仕方が無いので、家に帰って来て、電話。
途中から具体的に「こうしてください、ここはどうなっていますか？」などの指示に入ったので娘とバトンタッチ。
私だと「はい？なに？もう一回言って！あ～、だめ、わかんない！！」の繰り返しになりますから、はい。

娘、笑いを交えながら、コールセンターのお姉さんと会話。
でも、最後の会話を聞いて、母は目が点になったわ。

「はい、はい、そうですか。技術部のほうにクレームがいくんですね。えっ、でも、その前に自然に直っちゃうこともある？！」

自然になおっちゃうこともあるんですか～？！
こんな私にとって大変なことが？！

マナウスってやっぱり異次元の世界かも…

種明かしをすれば、通信の信号の問題とか、技術部でのホストコンピューターの調整をするとかで直るケースもあるんでしょうけどね。
「自然に直っちゃう」
マナウスらしくていい…かな？

ちなみに、この投稿、そのトラブル抱えたＭＯＤＥＭで接続してやっています。
っていうか、今度は開始手続きしなくても、ＭＯＤＥＭをＰＣに接続した時点で勝手にネットがつながってるんですけど～。

ＭＯＤＥＭの進化？
ちょっと怖いかも…

ＴＶペケペケ ショッピングコーナーでち！

娘のパスポートを作りに領事館へ行った帰り、ショッピングセンターによりました。

駐車場に車を置いてショッピングセンターの通路を歩いていると、靴屋さんで在庫一掃セール！
見ると、かわいらしい靴がたくさんあるわ。
しかも、みんな半額！

心が動きましたが、まずは目的のものを買いましょうと先を急ぎます。

帰りにその靴屋さんによって見ると…
ショーウインドウに人だかり。
かきわけてお店に入ると、私達に続いて群がっている人たちが、わらわらとはいってきました。
一気に人口密度が上がる店内。
たいして、応対する定員さんは一人？！
店員のお兄さんに「応対してくれる人、他にいないの？」と尋ねると、
「今、手薄なんだ。ショーウインドウのものはみんな現物限りなので、そこから勝手に取っていってくれ！」だって！

それを聞いて、一気にみんなウインドウに飾られた靴に群がる。
一気になくなる靴たち。
娘も一つゲット！



かわいい！

実は母も欲しかったのよね。
でも、気がついたときには、サイズがなくなっていました。
残念！
実は、ここは昨年も同じことをしたお店。
よし、来年こそがんばろう！





まっ、かりんちゃんたら、失礼ね！
ちゃんと、お姉ちゃん、パパからせしめたお年玉でお金払って買ってきたわよ！

ツクナレ ｖｓ わんこーず

娘の釣ってきた3ｋｇのツクナレ。



内臓と背びれ、うろこ等はすでに夫が処理済

そのままでは冷凍庫に入らないので、即　解体。
頭をとって3枚におろします。
頭と中骨はアラ汁用。
身は4等分し、焼き魚などにしましょう。

とにかくでっかいので、わんこたちも興味津々。
すぐにわらわらとよってきました。

でっかい頭を見て三女のチコちゃんが戦いを挑みました！



チコちゃん、ちょっとビビリ気味。
でも、母の手が滑って…



頭だけとわかって、チコちゃん、がぜん勇気が出てきました。



でも、良く見たら、ラブリーなお顔のツクナレ君。
楽しそうにしているのを見て、ペケ姉さんまで出動してきました。







あっ、この写真「がんばれ　チコちゃん」の間違い、間違い。

それでは、再度チコちゃんと対決！！



チコちゃん、やっぱりビビリ。
あえなく退散。

そこに、おしっこから帰って来たペケ姉さんが参戦。





さすが、長女、勇敢ペケ姉さん！！





ペケ姉さん、いきなりがぶっ！！

ぎゃ～やめて～～

この勝負、母の負け！

サントメ集落のこと

ナタールのｅｍｉｎｈａ師匠からは「ツクナレの解剖図」の掲載要望がありましたが、うっかり写真に撮るのを忘れてしまいました。
原因は…
また明日！（引っ張るな～）

マナウスで「ツクナレ釣り」というと、マナウス北部、ベネズエラに通じる国道174号をアクセスとする「バルビーナ湖」が一般的です。
バルビーナ湖は発電所のための人造湖です。
かなり広い湖で、沿岸部に点々と船着場や釣り宿が点在していて、さまざまな場所で釣りを楽しむことができます。

難点は、マナウス市内から遠いこと。
距離的にもそうですが、アクセスとなる国道174号線のコンディションがいつも良いとは限らず、時期によっては大きな穴がたくさんあったり、場合によっては橋が流されて通行ができなくなっていることも。
また、この道路はマナウスを出るとまもなく携帯電話も使えなくなるし、森の中を走る一本道のため連絡の手段もなくなります。
なので、こちら方面に夫がつりに行くときには、なるべく自分で運転しないで欲しいところ。

今回夫と娘が訪れたのはネグロ河水系の「サントメ集落」。
バルビーナ湖とは、ネグロ河をはさんで、まったく反対方向に位置します。
こちらは車で走る距離が1時間弱と短いこと、そして道路の状態も良く、道路沿いに集落や街があるので安心です。
アリアウ川の船着場から船で１時間ほどかかりますが、車は船着場の駐車場においておくことができます。

サントメ集落は、以前は電気も通っていない、川の漁で細々と生計を立てているような、貧しい集落でした。
3年ほど前、ＴＶ　ＧＬＯＢＯの番組「Caldeirão do HUCK」の「LAR DOCE LAR」（暖かい我が家）という、貧しい人の家を改装するというコーナーで取り上げられ、集落全体が改良され、電気が引かれ、観光に力が入れられるよう、民宿を作ったりボートを配置したりされました。
いやいや、ブラジルのテレビの力はすごいです。



娘によると「いつか　どこかで見たような、懐かしい風景」だそうです。


まだそれほど観光化されていないので、水もきれいで、すべてが心地よいところだそうです。はれていれば夜空も楽しめたのでしょうが、残念ながら雲がかかっていたそうで。

難点は、つりのできる時期が限定されること。



浸水林でのつりになるので、増水期にしかできないのね。
でも、まあ、私からすると「十分じゃない？」と思うけどね。

というわけで、のんびりすごすのにとても良い場所らしいです。
日帰りでもできないことはないそうですが、やはり一泊するのが余裕のあるプランだとか。
マナウス在住の皆様、いかがですか？

あっ、それから、こういう場所、どこでもそうですが、「ダーニー君」には要注意です。

夫と娘の釣行

新年も2日から「仕事だ、仕事だ！」と職場に向かった夫。
「娘が帰ってきているときぐらい、少し娘と一緒に遊ばないと、あとで後悔するよ！」
という妻の脅しがきいたのか、この土日は娘と釣りに出かけました。

行き先は、川向こうのサントメー集落。
橋を渡って、車で30分ほど走ると、アリアウー川というネグロ河支流の川があります。
そこから船で1時間弱いくと、この集落があります。

集落の様子はまた後で。

今回の釣行は夫のお友達2人が同行。
夫は、「パパ達が釣りをしている間、あんたは民宿でのんびりしていたらいいよ。」なんていっていましたが、なんの、なんの。
娘、夫以上に「釣る気満々！！」



前日に、スーパーでおやつや飲み物を山ほど買い込み、夫が帰宅したときには、すでに玄関に準備万端整った荷物が積みあがっていました。
母は朝食用のサンドイッチを準備。
朝の5時、お友達のお迎えの車で出発！

初日は残念ながら釣果なし。
でも、川イルカもたくさん現れて、のんびり釣りを楽しんだそうです。



動きがあったのは、二日目。
終了30分ほど前。

同行の夫の友達が最初に釣り上げました。
続いて夫の竿に当たりが。



釣り上げてみると、ラブリーサイズ。

夫が釣り上げた直後、今度は娘の竿に当たり！
しかも、すごい引き。
ツクナレ（ピーコックバス）は、もともと引きが強い魚ですが、それにしても、これはすごい！
娘一人では無理なので、夫も加勢して二人で釣り上げました。



全身像がないのが残念ね。
３ｋｇの見事なツクナレ！

見てみて、この体格差！！



小さいのが夫の釣果、大きいのが娘の釣果。
夫のは、この日、お刺身とあら汁でいただきました。
その話も、後日！

今日の釣果は以上！！



お疲れ様でした！

チコちゃんのお気に入り

三女のチコちゃん、人間姉ちゃんが帰って来て以来、姉ちゃんべったりです。
夜も一緒に寝るし、人間姉ちゃんが部屋にいるときは、いつも姉ちゃんの部屋に立てこもり…いや、引きこもり？！
娘の部屋は、我が家では「熱帯の南極」と呼ばれるほどの、冷蔵庫地帯なので、チコちゃんの健康状態が心配なペケママです。

さて、チコちゃんを魅了しているもの…
まあ、普通に「人間姉ちゃん」のこともすきなのでしょうが、それ以上に科学兵器ＰＣの存在は無視できません！
チコちゃん、初めて身近で見る「文明の利器」ですから。

たまに娘の部屋を覗いてみると…

そこには、ベッドに寝転がってＰＣを覗き込む、娘とチコちゃんの姿。



わんこビデオは特にお気に入り。
わんこビデオが始まると、後ろに犬がいるのかと覗き込んだり、ＰＣ付近をほろほりしたり。



うなずきながら見入っているし…



死んでしまった犬が雷の電流で生き返るアニメ、知ってる？

娘によると、最近では目を放すと、勝手にキーボードをたたいていることがあるとか。
う～ん、チコちゃんのお指では、ちょっとキーボードの操作は無理かな？
マウス操作ならできるけどね。

今のところ、チコちゃんの興味のあるのは、娘のＰＣだけ。
母のは、「時代遅れだから、いらない～」だそうです。
ふんっ～！

2015年 初詣

さて、新年恒例、「ペケママ家の初詣」。
今年はどこへ行きましょうね。

ポンタネグラのトロピカルホテルの船着場に何度か行きましたが、ここは年越しフェスタのごみがあふれかえっていて、とにかく汚い！
橋が開通してからは、何度か川向こうに行きました。
川向こう、のんびりしていてやっぱりいいいですね。
でも、どこか、ポイントを決めたいところです。

で、思いつきました！
この木！！



2012年の満水時



2013年



2014年

毎年、満水時には必ず訪れていたこの木。
不思議なご縁といえばご縁じゃない？
この木にしましょう！

というわけで、川向こうに出発。

訪れてみると…

今年は、水位の上昇が早いといわれたものの、それもはじめだけで、現在では雨も例年より少ないため、まだ木のところまで水が乗っていませんでした。



なので、車で木の下までいけました。



もう時期したら、ここがすべて水につかっちゃうんですものね～。



あちらこちらにすでに水溜りがありました。



近くまで言ったら、あっとうされるほどの幹の太さ。
昔の神社の木を思い出します。

今年も、家族が健康で暮らせますように。
わんこにゃんこたちが穏やかに暮らすことができますように。

お願い事をしてから、木の下で家族で記念写真を撮って、家路につきました。

ジルマ大統領 就任式

昨日1日は、ブラジリアで大統領の就任式がありました。
まあ、ジルマ大統領、再任ですから。

我が家は居間でおしゃべりをしながら見るとは無しに見ていたわけですが、ジルマ大統領が肩章（？）を受け取って演説を始めた場面で、家族全員、画面にくぎづけ。

うん、あのドレスはないんじゃない？



ドレスとはいっても、もちろんロングドレスではないのですが…
総レース、すそがひらひら。

まあ、それは良いのですけどね…
きっと、総レースのドレスのせいで、かなり暑いのでしょうね。
「ちょっと～、演説中に倒れるんじゃない？」と家族のみんなが心配してしまうほど、額に汗をかいて苦しそうな顔。
おまけに、おまけに…
服の生地とデザインの関係で、「おなか」がぼっこり出ちゃっているんですけど～。
「ぽっこり」なんてかわいいものじゃなくて、「ぼっこり」。
も～、あれはないんじゃない？

4年前の就任式のスーツはまだ見られたわ。



このときも総レースだったけど、デザインがすっきりしていたしね。
まあ、体形的にも今よりすっきりしていたのではないかと思われるし。

家族でそんな話をしていたら、娘がネットで「就任式のジルマのドレスはひどすぎる」っていう話が流れているって見つけてきたわ。
「飲料水のタンクにレースカバーをかけたようだ」って。



似てる？！