ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

次に読む本です。

2004-10-02 22:36:51 | 読書
次は,モーパッサン短編集を読む事になりました。フランス語の原書を英語に訳したものです。これで,TolkienのHoME読破計画はちょっと遅れる事になりそうです。
それにしても,To Kill a Mockingbirdの所でも触れましたが,私は中高校生レベル以上の本をあまり読んだ事がないので,ちょっと不安です~。(汗)短編集はそんなに難しくはないとは聞いてはいるんですけどね。



アイ,ロボット(ネタバレありです,注意)

2004-10-02 08:16:14 | 映画
この映画を実際観たのは公開3日目の9月20日です。地元のシネコンに行ったのですが,ハリー・ポッター以外はいつも余裕で,公開3日目でも快適に鑑賞できました。

すっごく久しぶりにアメリカンなムービーを観たって感じです。アメリカンと言えば,一応,4月にはオーシャン・オブ・ファイアー,5月にはコールド・マウンテンを観てますが,舞台がアメリカから離れたり,主要キャストがアメリカ人でなかったりでしたので。(^^;)

冒頭で,スティービー・ワンダーの迷信(Superstition)がかかったのが印象的でした。確か30年後のシカゴ,という設定なので,きっと随分クラシックなんだろなあと思いますが,これは主人公の人となりを象徴する曲ですね。現在で言えば,携帯を持たなかったり,カーナビを使うよりは地図を暗記するというタイプの人ですね。(笑)

あのロボットの名前はサニーというのですが,最初,Sunnyと思っていたら,Sonnyだったんですね。この名前の由来は"son"から来ていて「坊や」という意味があるそうです。髪の毛と眉毛がないお面みたいな顔なので,ちょと怖くて引いてしまいましたが,最初から名前の意味を知っていたら,もっと素直に楽しめたんだろうな。

ウィル・スミス,カッコよかったです。何気に着替えシーンとか入っていますが,なかなかよい筋肉(^^;)です。ジョークでしょうが,次期ジェームス・ボンドの噂もあるとか?
 Sonny君のマトリックスばりのアクションは,ちょっと笑えました。

これは私の趣味の話ですが,Sonny君の英語はとても聞き取り易かったです。警察の人達の英語は例によって,さっぱり(笑)でしたけどね。字幕は,某超大作の字幕翻訳で問題になった人とは違う人で,私のへたれ英語力では困った訳は見つかりませんでしたが,"You must know my ex-wife."と言っている所を「別れた女房にそっくりだな」と訳してあるのを見て,ほー,そー来るか,と思いました。確かに,日本語でこの英文のような言い方は普通しないだろうけどね。

話はそんなに目新しいわけではなく,よくありがちな,たまたま心を持ってしまったロボット,人間と機械の関係を問う話,人間の存在とは何かを語る話ですが,十分楽しめました。私としては,久々のアメリカン,が逆に新鮮でした。。ラストは気に入りました。

BBC版LOTR : Fishes

2004-10-02 01:38:27 | Tolkien・その他
ヘンネス・アンヌーンでのフロド,サム,ファラミアの会話を聴いていて,ふとある事に気がつきました。映画とは違って,フロドがファラミアに貫禄負けする事はなく,ほとんど対等に話しているんですね。よく考えたら,フロドの方が年上なのだから,むしろその方が自然ですね。ネイティブの人達は原作をこのように読んでいたのかな? ちょっと新しい発見でした。

BBC版のファラミアは,ボロミアとは全然声が違い,なんだか全然似てない兄弟のようですね。また,映画版のファラミアとぜんっぜん違います。強いイギリスアクセントで,何かとても爽やかですね。でもこれはこれでまたいいなあと思います。原作は原作で,原書と翻訳版でまた全然イメージが違うので,1粒で4度おいしい(笑)

BBC版はここで,馬鍬砦でエオウィンを振り切って死者の道を渡るアラゴルンが入ります。(時系列的には合っているんですよね。)原作でははっきりと死者と話すシーンはなかったと思いますが,ラジオ版ではちゃんとお話します。

で,また場面はヘンネス・アンヌーン。おもしろいのは,ゴラムが何を探しているのかと聞かれたた時,フロドが"Fishes"と言うとファラミアもつられて不思議そうに"Fishes?"と言う所。(fishは種類を表す時以外は,通常複数では使わないので)え~?こんなの原作にあったっけ? と思ったら,原作では,フロドはちゃんと"Fish"と言っているんですけどね。

Run!Run!Run!