ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

GOF CD : Chapter 17: The Four Champions

2004-10-04 22:30:49 | ハリポタ4巻
Harryが名前を呼ばれてから,先生達の机に辿り着くまでが,とにかく長い! 全ての生徒達は驚き,呆れ,ブーイングが始まります。Dumbledore先生はいつものように笑ってくれません。Hagridも手を振ってくれません。すごい孤独なHarry。
他のチャンピオン達が待つ部屋に入ると,ますます孤独です。他の3人は味方同士とは言えないまでも,参加資格に則り,正規の手続きを踏んで選ばれた人達だから,それなりの連帯感があります。しかも全員上級生です。当然,冷たく迎えられます。Bagman氏は何とか馴染ませようとするのですが,まったく収まりません。

しかし,ここでちょっとHarryの悪い面が‥‥,Fleur Delacourの"zis little boy"にムカツキ。

そこへ今度は,各校の校長やHogwartsの先生達が入ってきます。生徒達のブーイングはまだ収まっていません。さっそくDumbledore先生の責任を問うKarkaroffとMadame Maxime。Snape先生は意地悪く,それはHarryの責任だと言います。
Dumbledore先生は,Harryが自分の名前をGobletに入れたのか,上級生に頼んだのか,確かめます。(彼はもちろん,1度訊けば嘘か本当かはちゃんとわかるでしょう)これを確認したMcGonagall先生,Snape先生に噛み付きます。Dumbledore先生は立場上あからさまにHarryの味方はできませんが,McGonagall先生しっかり味方,ですね。

まだまだ納得の行かないKarkaroffとMadame Maxime。‥とそこへ,Moody先生登場です。彼は誰かがHarryを無理矢理参加させようと企んだのではないかと(おっと,大胆ですね~)言います。
とりあえず,Harryが不正をしたのではない事を確認したDumbledore先生,話を次に進めます。そこで,Crouch氏は,第1タスクについて説明(と,言っても,当日までは何をするかはわからないそうだ),日時を発表。そして,解散。

Dumbledore先生は,CedricとHarryに,それぞれの寮で祝賀会の準備をしているはずだと言って(それはHarryに気を遣っての事と思いますが),2人を行かせます。しかし,CedricはHarryをウソツキと思ったようで,2人きりになった時,どうやって申し込んだんだ?と尋ねます。

寮に帰ってきたHarryを,Gryffindorの連中が大騒ぎで迎えます。彼等の態度,ちょっとおかしいですね。Harryが選ばれた瞬間は,彼等ですら拍手もできないほど驚いていたのに。。。Dumbledore先生かMcGonagall先生が,彼を暖かく迎えるように,頼んだのでしょうか? それにしても,誰もがHarryがインチキをして選ばれたと思っている様子。頼りのRonとHermioneが見当たりません。彼は耐え切れず,30分ほどで皆を振り切って寝室に戻ります。

Harryが寝室に戻ってくると,Ronがいました。ちょっとほっとしかかったHarry。しかし,Ronの様子が何かおかしいです。なんと,RonはHarryがチャンピオンに選ばれた事に嫉妬しているのです。しかし,逆ギレするHarry‥‥,ったく,しょ~がないなあ~。

Stephen Fryさんの,外国人と酔っ払いの演技が最高でした。



大兵馬俑展

2004-10-04 01:06:00 | イベント
冷たい雨の中,大兵馬俑展を見に行きました。(写真は記念撮影用のレプリカです。)こんな地味なイベントにしかもこんな雨では空いているだろうとたかをくくっていたら,見事にハズレで,夕方のスーパー並みに混んでいました。

兵馬俑というのは,平たく言えば,30年前に,西安の農民が発見した,秦の始皇帝の副葬品。しかし一口に副葬品とは言っても,8000体と言われる等身大の兵士と馬,馬車,その他,いろいろな調度品が地下の広大な空間に埋まっているのだそうです。

連れと2人で行ったのですが,入り口で500円の音声案内(テレビのリモコンのようなコントローラにヘッドフォンがついている)を「1つだけ」借りました。

今回この展示会に来ているのは,さまざまな身分の兵士の像(立ち姿の他,座って矢を構える姿勢のものもあります)約20体と,文官の像,雑技をするちょっとユーモラスな芸人の像(頭なし(汗))馬の像約5体,皇帝用の馬車のミニチュアのレプリカ,その他こまごまとした食器や武器など,です。

まず印象に残ったのは,人物像の背が高い! (180~190cm)これは,まさに指輪物語の世界みたいだ!馬が一杯いるし,ローハンかな?などと1人で勝手に想像して楽しんでいたら,人物の像は,わざと実物より30%増し位で大きく作られたのだそうです。

それはまあいいとして(笑),人物の顔は1つ1つ違います。皆結構ハンサムですよ。服装や髪型が身分によって違い,また髪型は結い方など特徴がありかなりおしゃれです。馬の像達は,足腰の筋肉の盛り上がりもよく表現され,本当によくできています。文官はかなりの美青年です♪ ただ,皆さんお腹の辺りがぽっこりしているのは,‥‥食べ物が豊かだったという事でしょうかね?(笑)これだけ美青年の兵士や文官を揃えたら,芸人は一体どんな顔しているんだろうと思いましたが,残念ながら,頭がないんですね。

皇帝の馬車は,レプリカながら,なかなかきれいでした。(本物は西安にあり,本当にキラキラしてきれいとか)お馬さんがかわいい! 写真などではわかりにくいのですが,右端の1匹だけ頭に穂のようなものをつけていて,これは皇帝の印なのだそうです。

細かい展示品の中で,目を引いたのはクロスボー。(やっぱローハン思い出している私(汗))これは本物は朽ちて消滅したので,想像品だそうですが,とても立派なものでした。
あと印象に残ったのは,秦の始皇帝は度量衡の統一もしたそうで,その関係の展示品の中に,重さの基準になる錘がありました。この錘に付けられた名前,○に当てはまる部分の文字を忘れてしまったのですが,○権,と言います。この「権」は権力の権。錘には天秤のようにバランスを取るという意味があり,権力というのは,様々な人を治める為のバランス感覚を意味する,という当時の考えを表しているのだそうです。やはり中国は奥が深いです。

BBC版LOTR : We come to it in the end

2004-10-04 00:10:42 | Tolkien・その他
ガンダルフとピピンはミナス・ティリスに到着します。BBC版の白の木は枯れて黒い色をしています。彼らは次にデネソール侯と面会。威厳と憂いを同時に秘めたデネソールがカッコいいですね。(映画版のデネソール侯は憂いよりは怒りを持っているなあと感じました)無事にデネソールに剣を捧げる儀式を済ませたピピンをガンダルフは優しく褒めます。

馬鍬砦に到着したセオデン,エオメルは,鎧を着たエオウィンに会い,アラゴルンの一行が行ってしまった事を知ります。ここで,BBC版のビックリ改変。なんとエオウィンはゴンドールからの使者に赤い矢を預かっていたんですね。ヒアゴン役の俳優を探すのが面倒だったのか? とにかく,セオデンは赤い矢に驚き,一瞬悩みながらも,ゴンドールに行く事を決意します。
ガンダルフとピピンはもう既にミナス・ティリスに到着してので,烽火を見てない事になり,この点だけ原作と少し時間がずれた事になります。赤い矢と言うか,ゴンドールからローハンへの連絡方法は,原作,映画,BBC版で,見事に全て異なっていたのですね。(汗)

このころ,十字路に向かうフロドとサムは,夜明けが来なくなった事に気が付きます。
セオデンとエオメルもこれに気付き,セオデンがしみじみとした声で
We come to it in the end, the great battle of our time
と語ります。これは原作では,ヒアゴンに,映画版ではガンダルフがピピンに語ってます。こういう有名なセリフがそれぞれ違う使われ方をすると,目立ってしまいますがな~(笑)

また場面変わり,サムはパイプ草の事などを思い出してます。ゴラムにせかされ,先を進み,彼らは十字路で,崩れた王の銅像の頭に,花が王冠のように輝くのを見ます。

また場面はローハンに戻ってきました。セオデンは突然メリーは連れて行かないと宣言。絶対に残りたくないのに!と困っているメリーを拾ったのは,ご存知デルンヘルムです。もう馬鍬砦でセオデンとエオメルを出迎えた時からずっとそうなんですが,とてもキビキビしていて男らしい? メリーは正体に気がつかないようです。

‥そしてセオデンのテーマ?と思われる逞しいながらもどこか哀しいコーラスが流れてEpisodeⅨが終了。EpisodeⅨは,フロド,サムがファラミアに出会ってからここまでなのですが,何かとても気に入って3回位聴いてしまいました。各登場人物が,ほぼ同時に,それこそ運命に導かれるように,慌しくROTKのクライマックスの舞台に移動して行った,という事が手に取るようにわかります。

Run!Run!Run!