ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

久しぶりに

2004-10-08 23:42:40 | Tolkien・その他
久しぶりに,ROTK,TTT,FOTR,と,3本のトレーラーを,(何故か)逆順に観ました。

3つのトレーラーを並べると,ROTKは,今だから言える話かもしれないけど,3つの中でも圧倒的につまんなくて「なんだこりゃ?」(いやもちろん,トレーラーの話です(笑))それでも,ちょうど今から1年前になるのですかね。しょうがないなあと思いつつも(笑),わくわくして観た思い出がよみがえってきます。

それに比べると,他の2つは,映画をさんざん観た今でも,面白いですね。
実は,私の指輪物語歴は,FOTR SEE→FOTR原作→TTT原作→TTT劇場版→ROTK原作→TTT SEE→ROTK劇場版,の順なのですが,TTTのトレーラーは,まだFOTR SEEを観ただけの時に観たんですよ。原作を知らないと,ガンダルフのすごいネタバレ。(笑)このトレーラーをを初めて映画館で観たのは,ハリポタの第2作の映画を観た日の事でした。FOTRはいきなりDVDを買ってしまったので,いまだに映画館では観た事ないのですが,映画館でトレーラーを観たおかげで,TTTは映画館で観ようと決心し,なんとか間に合わせようと,原作を焦って読んだのを覚えてます。

そしてFOTRのトレーラー! もし原作を知っていて,公開前からこのトレーラーを観ていたら,もう,どんなに楽しみにしていた事でしょう。(一部,もし原作を知っていると,なんだアレは?な部分がありそうですが(笑))

ところで,ROTK SEEの最新ニュースを某所で見たのですが,SEEのフッテージとして出るのは,11月末にテレビCMとして出る1回きり(しかもそれは海外での話で,日本については全く不明)で,オフィシャルサイトでは全くそういうフッテージを出すつもりはないとか,何かとってもガッカリするような話が載ってました。ROTKは最後までなんかファンはすっきりできなさそうですねぇ‥‥。

ROTK読書 : Raise the Shire! Now!

2004-10-08 22:22:47 | Tolkien・LOTR
The End of the Third Age : Chapter 8: The Scouring of the Shire続き
緑竜館の前にいたごろつき達に,フロドはもうすぐ新しい時代が来る,ほどなく王の使者がやってくるだろうと言いますが,彼等は相手にしません。これをみて,ピピンは,
I am a messenger of the King. You are speaking to the King's friend, and one of the most renouwned in all the lands of the West.
と言い,メリー,サム共々剣を抜いて,彼らを追い払いました。
フロドは,ロソを助けなくては,と言いますが,ピピンは反対。(やっつけてしまえ)しかしとにかく何か行動を起さなくてはなりません。

メリーはシャイアのホビットを蜂起させる事を提案します。
Awake! Awake! Fear, Fire, Foes! Awake! Fire, Foes! Awake!


サムは幼馴染のコトン家へ向かいます。お百姓のコトンと息子達,トム,ジョリー,ニックが出てきますが,最初彼らはサムをごろつきの1人と勘違いしたようで。。
彼はごろつきの一掃に協力を頼みますが,彼等は快く引き受けます。

ここでサムはロージーに会います。この時の彼女の3つのセリフから,彼女の人となりがわかりますね。
Hullo Sam! Where've you been? They said you were dead; but I've been expecting you since the Spring. You haven't hurried, have you?

If you've been looking after Mr. Frodo all this while, what d'you want to leave him for, as soon as things look dangerous?

I think you look fine, Sam. Go on now! But take care of yourself, and come straight back as soon as you have settled the ruffians!

まず最初のセリフから,彼女は皆がサムは死んだと言っても動じずに彼を待っていて,しかも,急がなかったね,と余裕。相当肝っ玉の座った女性とわかります。
2番目のセリフから,彼女は,サムの1番大事な仕事は,フロド様の面倒を見る事とちゃんとわかっているようです。つまり,男の仕事を理解するタイプの女性とわかります。
3番目のセリフから,サム自身を力づける事を忘れず,彼女は頼りになる女性だとわかります。

はっきり言って,男性から見て都合のよい女性だ!(爆)‥‥しかし,そうは言っても,地に足のついた,しっかりしたいい子だというのがよくわかりますね。
ちなみに,今月のTed Nasmithカレンダーは,この"Hullo Sam!"のシーンです。

腕に覚えのあるホビットが続々集まってきましたが,ピピンはトゥック一族を集めて来ると,タック村へ出かけます。彼の一族はごろつきを寄せ付けてないようです。

GOF CD : Chapter 21: The House-elf Liberation Front

2004-10-08 22:00:52 | ハリポタ4巻
Harry,Ron,Hemioneは,まずSiriusに報告の手紙を送ります。
彼らが寮の談話室に戻ると,祝賀会です。FredとGeorgeが台所からいろいろな食料を持ってきました。Hermioneは何気に台所ってどこにあるの?と訊きます。彼等は地下の食べ物の絵の梨の絵をくすぐると入れるよと言いますが,彼女の意図に気付き,ちょっと忠告。

Harry,Ronはもちろん,FredもGeorgeも,Hagridさえも賛成しかねるようなHermioneのこの活動,シリーズ全体で一体どういう意味を持つ事になるのだか,とっても気になります。

Blast-Ended Skrewtはさらに成長していました。そこへRita Skeeterがやってきて,Hagridにインタビューを申し込みます。Blast-Ended Skrewtの入手先に口を濁すHagridに,Harry達は彼がまた違法な手段を使って手に入れたのではないかと思って,Rita Skeeterが何か暴くのではないかと心配です。(実はBlast-Ended Skrewtは‥‥なんですがね(笑))

ある日,Hermioneが嬉しそうに見せたいものがある,と,HarryとRonをある所へ連れ込みます。廊下に食べ物の絵がかかっているのを見てピンと来たHarryとRon,ほとんど怒り出しますが,Hermioneは必死に言い訳。梨の絵をくすぐると,取っ手が表れ,中に入る事ができました。

そこはGreat Hallのような大きな部屋で,House-elfがたくさん働いていました。‥と,Harryを呼ぶ声が。。Dobbyです。彼はWinkyと一緒にここで働いていると言います。彼はとても奇妙な服装をしていました。他のHouse-elf達はHogwartsの紋章の入った服を着てます。(あれ,という事は,彼らは少なくても奴隷じゃなくて自由意志で働いているって事?)Winkyはきちんとしたブラウスとスカート姿でした。(これはCrouch氏からの「プレゼント」か)

Dobbyは自分は自由意志で働いていて,給料ももらっていると言います。しかし他のHouse-elf達はどうもそういうDobbyを恥ずかしいと思っているようです。HermioneがWinkyをあのように解雇したCrouch氏をひどい人と言うと,突然Winkyは,彼はいい人だと言って大泣き。Dobbyは,Winkyは解雇された事を忘れていると言います。

ここで注目。WinkyはCrouch氏をいい人,Bagman氏を悪い人と言うんですね。既読だと納得でしょう。やっぱり,魔法使いのプライバシーをよく知っているHouse-elfは,侮るべからずですね。

それにしてもHouse-elfと主人の縛りは想像以上に厳しく,Dobbyでさえ,いまだにMalfoy一家については何も言う事ができないんですね。

HarryとRonだけは,おいしそうなお菓子をたくさんもらって台所を後にします。


ROTK読書 : If I hear "not allowed" much oftener

2004-10-08 01:18:40 | Tolkien・LOTR
The End of the Third Age : Chapter 8: The Scouring of the Shire
シャイアにもどってきた4人は門が閉まっているのを見て,叩きますが,その時2階建てのどうもシャイアらしくない建物を見ます。
中から,張り紙に日没以降は何人も入れないと書いてあるだろうと怒鳴り声が聞こえますが,サムは暗くて見えないし,そんなもの見つけたら破って捨てるぞと怒鳴り返します。
慌てたホビット達が出てきますが,彼らは4人を怖がっている様子。メリーは知り合いを見つけて,話し掛けます。ホブというホビットでした。彼は皆メリー様は死んだものと思っていたと言います。

メリーとピピンは柵を乗り越えて中に入りますが,ここで大きな男が出てきて2人を脅します。しだ家のビルでした。しかし,彼は2人が剣を持っているのを見て慌てます。彼が4人が乗ってきたポニー達の脇を通ると,元の飼い馬のビルがいきなり飛びつきます,が,しだ家のビルは逃げてしまいました。
4人はとにかく中に入る事ができましたが,何故か泊めてもらう事が許されません。仕方なく彼等は自分達で運んできた食糧で食事をして一夜を明かす事にします。ホブによると,この夏の作物は,外から来た人間に搾取され,現在シャイアはお頭と呼ばれる人物に乗っ取られていると言います。

次の日,4人は一体何が起きているのか確かめる為,ホビット庄を目指します。彼らは蛙村の浮木亭で庄察隊と呼ばれるホビット達に捕まります。聞けば4人を水の辺村まで連行するとの事。この中には,サムの知り合いの小穴のこまどり(Robin Smallburrow)というホビットがいたので,もう少し詳しく話を聞き出そうとします。しかし,なかなか事情の飲み込めない4人。サムは,ホビット達がしばしば口にする「○○は許されてない」と言う言葉に,もうキレそうです。
If I hear not allowed much oftener, I'm going to get angry.
4人は庄察隊達には全然お構いなく,どうせ自分達も水の辺村まで行くのだからと楽しそうに馬を進めます。

しかし,水の辺村まで来た時,フロドとサムはその変わり果てた姿にショックを受けます。池の周りには醜い家が建ち,遠くには煙突が見えました。緑竜館の傍には大きな男達がいます。サムはブリーのごろつきみたいだと言い,メリーはアイゼンガルドで見た人間に似ていると言います。

Run!Run!Run!