ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

GOF CD : Chapter 20: The First Task

2004-10-07 23:16:26 | ハリポタ4巻
お~いつの間にか,半分越えましたね。

次の朝Harryはドラゴンの事とSiriusから聞いたKarkaroffの事をHermioneに話します。Hermioneはとりあえず2日後に迫ったドラゴンが先と言って,2人は図書館で,ドラゴンを押える「簡単」な呪文を探します。しかし,なかなか見つかりません。
次の日,HarryはCedricを見かけます。考えてみると,彼1人が第1タスクについて知りません。そこでHarryは一計を案じて彼の周りにいる友達を追い払い,Cedricにタスクについて知らせます。Cedricは何故教えてくれるのかと,不思議に思ったようですが,Harryは,「それがフェアだから」と言います。
その時,Moody先生がやってきます。どうやら彼はHarryの行いを見ていたようで,自室に彼を連れて行きます。しかし意外にも彼はHarryの行いを誉め,そんな事(不正)はTriwizard Tournamentの常識と言い,ドラゴンについてアドバイスをくれます。それはHarryの得意な物(Quidditchとか)を考えろ,というものでした。
(おっと~,Harryを殺せるチャンスなのにね~,Crouch Jr。でも君のパパ譲りの律儀さは結構好きかも)
Harryは,Fireboltを呼び出す事を思いつきます。そしてすぐさまHermioneの所へ行き,Summoning Charmの特訓のサポートを頼みます。そして,夜中の2時までかけて,ようやく,辞書を呼び出せるようになりました。

いよいよ第1タスク当日,授業は半ドン。HarryはMcGonagall先生に後押しされて,まるで「周りは違う人種のよう」と感じながら会場へ。控えのテントの中では,Bagman氏は第1タスクは,金の卵を取る事,と言って,1人1人に袋の中の物を引き出させます。それはドラゴンのミニチュアでしたが,もちろん,どのチャンピオンも驚きません。
1番はCedricで青いSwedish Short-sbort,2番Fleurは緑のWelsh Common Green,3番Krumは赤いChinese Fireball,そしてHarryは最後の黒のHungarian Horntail。

チャンピオン達は,次々と出て行って,それぞれ成功しているようです。やがてHarryの番が来ました。ステージに立つと,何百もの目と,黒いドラゴン。Harryは緊張のあまり周りの音がちゃんと聞こえない事に気付きますが,構っている暇はありません。
彼は集中して,Fireboltを呼び出します。もし来なかったらどうしよう? ‥しかしやがて「それ」が空中を飛んでくる音が聞こえてきました。そしてHarryの脇にぴったり止まりました。不思議な事に,Fireboltに乗って空中に上がっていくと,それまでの緊張が急にほどけて,いつものQuidditchの試合と同じじゃないか,と思えるようになりました。

そうなればもうこの「試合」は彼のものです。彼はLudo Bagman,Viktor KrumにCharlie Weasley,名立たるQuidditchの名プレーヤーの目の前で,見事な技を披露します。(これって後の本で何か役に立つ事はないのでしょうかね?)最後にはドラゴンを空中に誘い,その隙に卵を掴み取ります。

McGonagall先生,Hagrid,Moody先生,いろんな人が祝福に来ましたが,何より嬉しかったのは,Ron,ですよね~。Hermione号泣!(笑)

話はここできれいに承が終わり,次の章から転となります。イギリス人のJKRさんが起承転結という技法をちゃんと知っていて,明示的に使っているのか,は定かではありませんが,ハリポタの本は全ての巻ごとに,かなりはっきり起承転結があり,さらに,どうやらシリーズ全体でも,きれいに起承転結に分かれていそうだというのが,最近わかってきましたね。
日本人に特に人気がある秘密は,案外こういう所なのかもしれません。


閑話休題

2004-10-07 08:44:32 | ハリポタ全般・J.K.Rowling
ここ数日,ハリポタの翻訳版が売れずに大量に在庫があるという話題が目立ちますね。確かに,高いし,厚いし,大きいし,7巻中の5巻で中だるみだし,特にポッタリアンでもない限り,ちょっと今回は読むのは疲れたって,言いたい気持ちもわかります。

私は前にもどこかに書いたと思いますが,翻訳版は,何年かかろうが文庫版が出るまで買いませんよ~。しかし,大きな本が売れなくなってきたと言うと,そろそろ文庫版かもしれませんね。

ところで,いざ文庫版が出たら,一体全部で何冊になるんだろう? ‥‥と指輪物語の原書6巻を見ながら,ふと考えてしまいました。指輪はこの6巻182ページが,文庫版の9巻(つまり最終巻)の1冊に相当します。(しかも翻訳版は結構厚いのだ!)原書で全体で約1000ページほどのものが,9巻分になるんですね。
ハリポタの原書は,字の大きさは指輪物語より少し大きいのですが,文庫版の字もどうせ指輪よりはやや大きめになると予想できますので,だいたいページ数と冊数の対応は同じ位と思われます。

そう考えながらハリポタの原書を見ると,実は1巻からいきなり300ページ以上あるんですね。え?じゃあ,1巻からいきなり2分冊かよっ!!(笑)‥‥こんな感じで,ハリポタの文庫版の予想冊数を数えて行くと,1巻2冊,2巻2冊,3巻3冊,4巻4冊,5巻4冊,‥‥ぐぇ~,ここで既に15冊‥! 1冊の代金は,指輪と同じ700円として計算すると‥‥ここまでで既に10,500円ですよ~。

いや~,文庫版の道も,なかなか大変だわ~。(爆)


Run!Run!Run!