ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

GOF CD : Chapter 19: The Hungarian Horntail

2004-10-06 22:57:13 | ハリポタ4巻
Rita SkeeterはHarryについての大袈裟な記事(亡き両親の為に頑張るんだというお涙頂戴ストーリー仕立て)を発表しました。他のチャンピオンについてはほとんど書いてなかったようです。まるでROTKの映画(SEE含む)の宣伝みたいなもんなのでしょうね,‥わわわ,手が滑った(^o^;)。。。何言っているかわからない場合は,無視して下さい(笑)
Harryはブツブツ言いながら歩いていたら,Cho Changと遭遇。Gryffindor以外は皆がCedricを応援していたこの時期に,ちゃんとHarryの事を悪く思わないでいてくれたなんて,結構いい子ではありませんか。う~む,6巻以降で名誉挽回はないのか?

HermioneはHarryをHogsmeadoに連れ出します。おそらく,Harryにとっては,これが正規の手続きで行く初めてのHogsmeadoのはずですが‥,Ronに見られたくないから透明マントかい! なんとも皮肉ですね。

Hogsmeadoでは,Rita Skeeterがカメラマンと一緒にいますが,何やら忙しい様子。そしてMoody先生とがHagridがに何やらお話をしている様子。(実は‥ですね)HagridはこっそりHarryを夜中に来るようにと呼び出します,が,Siriusと会う約束の時間ギリギリです。

とにかく,Hagridの呼び出しに応じたHarry,また透明マントです。この巻は透明マントが重要なアイテムですね。何故かHagridはMadame Maximeを連れて行きます。そして,彼らの見たのは。。。。ななんと! Dragonでした~! そこには,赤のChinese Fireball,青のSwedish Short-Snort,緑のCommon Welsh Green,そして,黒のHungarian Horntail。そしてDragonの調教師達の中に,Ronの兄,Charlieの姿が。第1タスクは,このDragon達のどれかの前に置いてある,卵を取るというものなのだそう。

これを見ると,Harryは,Siriusと会う時間が迫っている為,慌てて戻ります。しかし,その途中で,Igor Karkaroffとぶつかってしまいます。そーです,つまり,Madame MaximeとKarkaroffも第1タスクを何だか知ってしまうのです。

Harryはようやく談話室に戻ってきました。Hermioneと打ち合わせして,いざと言う時にはDung Bombを撒く予定でしたが,どうやらその必要はなかったようです。(Filchに見つかったら生皮剥かれます。 by Harry(爆))

約束の時間に現れたSiriusを見てHarryはびっくり。先だってDiggory氏がやったように,暖炉の中に頭だけ現れます。生Siriusですよ~,生Sirius!
Harryは,今まで起きた事を洗いざらい喋り捲ります。Siriusは時間がないと言って,大事なポイントを。まずKarkaroffは元Death Eaterである事。そして,Dumbledore先生が元Aurorを雇った理由はそこにある事。HarryがTriwizard Tournamentに参加させられたのは誰かが彼の命を狙っている可能性の高い事を言います。そして,どうやってDragonの前を通るか‥‥それは簡単な魔法。。。と言いかけた所で物音が。。。慌ててHarryはSiriusを返します。

Harryは,誰が邪魔したのかと思って様子を見ると,Ronでした。Ronは本当はHarryを心配して出てきたようなのですが,素直でない2人は口論。Harryはバッジを彼の額に投げつけ,もし有名になりたいんだったら,それで額に傷もつくだろうと捨てゼリフ。
Ron,寝室に帰って来ませんでした。(かわいそー)


ROTK読書 : 踊る子馬亭のビール

2004-10-06 22:06:23 | Tolkien・LOTR
The End of the Third Age : Chapter 7: Homeward Bound
のどかな章名とは裏腹に,いきなり波乱の幕開けです。
裂け谷を出て,すぐにフロドは病に襲われます。それは風見が丘でナズグルの王に刺されてちょうど1年後の事でした。
I fear it may be so with mine, there is no real going back. Though I may come to the Shire, it will not seem the same; for I shall not be the same. I am wounded with knife, sting, and tooth, and a long burden. Where shall I find rest?

このセリフからすると,フロドは指輪棄却後の祝賀ムードの中,既に何かすっきりしないものを抱えていて,それでもシャイアに帰ればよくなる思っていて,それまでずっと誰にも言わなかったような感じがしますね。

それでも,症状が治まると,フロドは少し元気になり,ブリーまでちょっとの間旅を楽しみます。ブリーはすっかり秋の風情です。

彼らは門番が代わった事に気が付きました。何やら雰囲気が変わったようですが,それでも踊る子馬亭は以前のままのたたずまいです。ノブが出迎えに来ました。ところが,ノブがバタバーさんを呼ぶと,彼はいきなり棍棒を持って勢いよく出てきました。‥誰が来たのか確認すると,バタバーさんは誰が来たかちゃんと言え!とノブを叱り付けます。
Nob, you woolly-pated ninny!

このセリフ面白いのでメモりました。

バタバーさん自身は全然変わっていませんでしたが,ガンダルフがパイプ草を所望すると,今パイプ草は不足していると言い,Southlinch(南丘辺印)という種類のものを持ってきました。
彼の話によると,どうやら,ブリーは前年の暮れ頃から物騒になったようです。そう言えば,ホビット達がブリーに来た頃からアヤシイ連中がうごめいていましたね。その頃から既にサルマンは動いていたのでしょうか? そう言えば,彼等が旅を始めた頃,ガンダルフを風見が丘に追い詰めたのは誰だったのでしょうね?

しかし,ピピンが,自分達は全然おかしな連中には会ってないと言うと,バタバーさんは,それはあなたがたは立派な武器で武装しているからでしょうと言います。

そこで改めて彼等は気付きました。今までずっと戦争の中にいたので,すっかり兜やら盾やら剣やらに慣れてしまったのですが,そのようなものは,ブリーやシャイアの辺りではかなり目立ってしまうのです。

バタバーさんは,この頃レンジャー達もいなくなって一層治安が悪化し,今更ながら彼等の果たしてきた役割を知ったと言います。これを聞いたガンダルフ,レンジャー達は(裂け谷まで)戻ってきているので(あ,そうだったんですね,彼等も一緒に来ていたんだ‥今ごろ気が付く私(笑)),もうすぐ治安はよくなるだろうと言います。そして,新しい王様がもうすぐこの辺りにも来るだろうから,いい時代が来ると言います。

バタバーさんは王様が踊る子馬亭のビールが好きだと聞いて,???な様子ですが,実は,王様=馳夫なんだ,と聞いて,
Strider! Him with a crown and all and a golden cup! Well, what are we coming to?

ますます???(笑)
ここで,1つ嬉しい話がありました。子馬のビルが,おうちに帰っていたんですね。サムは大喜びで,馬小屋に見に行きます。

ホビット達とガンダルフは,翌日もブリーに滞在し,常連の人達と楽しい一時を過ごします。そしていよいよ出発。ホビット,ガンダルフと子馬のビルはブリーを後にします。しかし,バタバーさんの話などからすると,どうやらシャイアではよからぬ事が起きている予感がします。ガンダルフはサルマンが何か企んでいるのだろうと予測します。しかし,彼はもう自分の仕事は終わったので,自分達で問題を解決するようにと彼等に言い渡します。

ガンダルフはトム・ボンバディルに会いに行くのだそうです。ずっと前からの知り合いのようですね。もしかして,トム・ボンバディルは,サルマンやガンダルフと一緒に中つ国にやってきたイスタリの1人? あるいはエントのような存在なのでしょうか? 彼はエントの話には興味を持ちそうだとの事だし。
とにかく,ガンダルフは,トム・ボンバディルにも会いたいな~と言うホビット達に,とりあえず今はシャイアに帰る事と忠告して,飛蔭に乗って去っていきます。

ROTK読書 : I feel it in the water

2004-10-06 00:34:14 | Tolkien・LOTR
The End of the Third Age : Chapter 6: Many Partings続き
アイゼンガルドはすっかり様子が変わっていました。木の鬚がここであった戦いやローハンの王様の話をすると,アラゴルンは決して(never)忘れないと言います。しかし木の鬚は,
Never is too long a word even for me.

と言います。サウロンとの戦いの終わった今のこの状況も,アラゴルンの作る王国さえも永遠ではないと暗示しているようですね。

ガンダルフはサルマンについて尋ねますが,木の鬚は何故かちょっと言葉を濁します。メリーは,彼は何か隠していると見抜いたようです。ガンダルフは,彼がサルマンについては過去形を使うのを見つけ,一体どうしたんだ?と尋ねます。木の鬚はようやく,サルマンを逃がしたと言います。サルマンをいつまでもオルサンクに留めておいても意味がないと思ったのでしょう。しかし,ガンダルフは,
You may right, but this snake had still one tooth left, I think.

と警告します。どうやら魅惑のサルマンの声はまだ妖力を失ってなく,木の鬚も騙されたようです。

木の鬚は皆に少し寄っていかないかと誘いますが,レゴラス,ギムリだけが誘いに乗りました。レゴラスはファンゴルンの森経由で,ギムリを連れて自分の故郷の闇の森まで行くと言い,ギムリは,やや仕方なく(笑)彼に付き合う事にしました。そしてホビット達に暖かくさよならを言いますが,最後に思わずこんな事を言います。
I fear that we shall not all be gathered together ever again.


木の鬚はエルフ達に最後の挨拶をします。FOTRの冒頭でガラドリエルの言うあのセリフは,実はここで木の鬚がエルフ達に言ったお別れの挨拶だったんですね。
It is sad that we should only thus at the ending. For the world is changing. I feel it in the water, I feel it in the earth, I smell it in the air. I do not think we shall meet again.

これに対して,ガラドリエルはこんな謎めいた言葉を返します。
Not in the Middle-earth, nor until the lands that lie under the wave are lifted again. Then in the willow-meads of Tasarinan we may meet in the Spring.

それにしても,木の鬚のセリフを,映画でガラドリエルが言うのは構わないけど,FOTRはよかったなあとつくづく感じました。(汗)

そしていよいよ,アラゴルンとのお別れです。ホビット達には辛いお別れでした。でもアラゴルンは,自分の国は北(元のアルノールの事)にもあるのでそのうち遊びに行くと言います。パランティアがあれば皆の事をいつも見れるのに,と言う懲りない(笑)ピピンに,アラゴルンは,オルサンクのパランティアがまだ残っているから,王様は召使の様子をいつでも見れるぞ!と脅かします。(ピピンは彼の騎士なのだ(爆))

アラゴルンと別れた後,彼らは物乞いの姿に成り果てたサルマンとグリマに会います。ガンダルフとガラドリエルは,彼に最後のチャンスを与えようとしますが,サルマンは応じません。彼はホビット達を見ると,不敵な笑みを浮かべ,メリーからパイプ草をくすねます。どうも彼は南四が一の庄について何か企んでいるようなのですが,フロドがどうしてもビルボに会いたいと言う為,彼らはそのまま裂け谷へ向かう事にしました。

一行は先を進み,モリアの入り口の近くで,ロスロリアンのエルフ一行とお別れ。フロドはガラドリエルが挨拶代わりに指輪を掲げるのを見ました。ガンダルフとホビット達とエルロンドは,ようやく裂け谷に到着。ホビット達はまず最初にビルボを探し出しました。
ホビット達は2週間ほど滞在し,ビルボの誕生日を祝ったり,旅の話をしたりしました。ビルボは思っていたよりずっと年老いていて,体力も記憶力も衰えていたので,もう本を書いたりはできないように見えます。

フロドはいよいよ出発する時が来たと感じました。嬉しい事にガンダルフもブリーまでは一緒に行くと言います。

しかし,祝賀ムードも終わり,少しずつ現実に戻ってきたような章でした。季節も秋に変わり,これからの波乱を予告するようです。

GOF CD : Chapter 18: The Weighing of the Wands

2004-10-06 00:23:21 | ハリポタ4巻
今日は大変長い章ですが,話はまとまっているので,わかり易かったです。

‥日曜の朝,目覚めたHarryはなんとかRonを説得しようとRonのベッドの方向を見ますが,彼は既に朝食に出た後でした。Common Roomに降りると相変わらず拍手されます。Hermione上がってきました。彼女は彼の為に朝食をキープしていてくれて,2人で散歩に出ます。

幸い,彼女はHarryを全く疑う事はありませんでした。ではRonは疑っているのかとHarryが尋ねると,Hermioneはとても言いにくそうに,Ronは嫉妬している,と言います。Hermioneは必死で,Ronは優秀な兄達に囲まれて育ってきた事,いつも有名なHarryの為に1歩引いていた事,そしてついにその状況に我慢ができなくなった事を説明するのですが(彼女はずっとそれをわかっていたのですね,しかもそれを言うとHarryが怒る事もちゃんと知っているようです),ここでHarryの悪い点が炸裂。自分は,望んだわけでもないのに,いつも好奇の目にさらされている事に嫌気が指しているのに‥と怒り出します。

月曜に授業が始まると,Harryはやはり窮地に立たされていた事がわかってきます。Gryffindor以外の生徒達の態度はとても冷たくなっていました。いつもは仲良くしてくれたHufflepuffの生徒達はおろか,寮長のSprout先生まで,彼を避けています。Slytherinの生徒達はもちろん最悪。でもHagridはHarryの事をちゃんと信じてくれていたようでした。

ところで,この辺りでCedricの容姿について詳しい記述がありますが,彼は暗い色の髪に灰色の目をした背の高い少年という事がわかります。これは偶然の一致か,指輪物語に出てくるDunedainという種族の人達と同じ特徴を持ってますね~。ひょっとしてイギリスではこういう容姿の人というと,決まったステレオタイプがあるのでしょうか?

しかし,生徒の中で唯一平常通りに接してくれるHermioneを災難が襲います。それはPotionの授業の直前,Dracoに喧嘩を売られてお互いに杖を出して応戦した時,その呪文がぶつかり合い,お互いを逸れて,GoyleとHermioneを直撃。Goyleの顔はブツブツになってしまいますが,Hermioneは,何と,歯が大きくなってしまいます。Snape先生に何も変わってないじゃないかと侮辱され,彼女はHospital Wingに泣きながら走り去ってしまいます。Snape先生はHarryとRonに"Detention"を課します。

そのPotionの授業中,ColinがBagman氏の使いでHarryを呼びに来ます。
そこには3人のチャンピオンと,Rita Skeeterという記者がカメラマンと共に待っていました。これからチャンピオン達の杖の検査をする儀式なのですが,その前にRita SkeeterはHarryを取材します。

Rita Skeeter。4巻まででは1番嫌われたキャラクタですね。5巻には彼女さえ霞んでしまう凄い○○ぁが出てきますが,それはさておいて,彼女はQuick-Quotes Quillというツールを使って自動的にあの「独特のわかりにくい」文章を作っていきますが,その文章,一体誰のテイストなのか(おそらく彼女のフィーリングを反映しているのだとは思いますが)Harryの意志とは全然違う文章を作り上げて行きます。

いい加減飽き飽きした所でDumbledore先生が顔を出して取材を中断させます。Dumbledore先生は,以前彼女が彼の事を"obsolete dingbat"(時代遅れの変人)と書いて彼を楽しませた,と楽しそうに言います。

ここでOllivanderさんが現れ,杖の検査を始めました。
Fleur Delacourの杖はVeelaの毛を含んだちょっと気分屋の杖。Cedricの杖はUnicornの尻尾の毛を含んだ杖。Krumのはドラゴンの"heartstring"を含んだ杖。OllivanderさんはHarryの杖を印象深く見ます。もちろんHarryも彼の店でこれを買った日の事を覚えています。Harryは自分の杖がVoldemortと同じ鳥の羽を持つ事を誰にも話していません。Rita Skeeterの目の前でこの事を言わないで欲しいと願うHarryに,Ollivanderさんは意外にもほとんど何も言わずに,ワインの噴水だけ出して見せて,杖を返します。

写真を撮り終え,夕食が済んで部屋に帰ったHarryに,機嫌の悪そうなRonが,Detentionの日時と,Owl Postが来ている事を告げます。学校の梟が,Siriusからの手紙を持って彼を待っていました。その手紙には,なんとSiriusは直接会いに来ると書いてありました。



Run!Run!Run!