このCDは,随分前にも聴きましたが,今回久しぶりに原作の正式版に触れてみようと思い,でも読んでいる時間はないので,CDを取り出してみました。以前聴いた時は,かなり聞き取りにくい!と感じたのですが,今回は,ハリポタ並みに聞き取り易いです。ほとんど一語一語はっきり聞こえるよ,おっかしいなあ。前の時の方がTOEIC全然高かったんだけど。(笑) しかも他の朗読CDを聴くとあまりよくわからないのに,ハリポタとLOTRだけはボキャブラリにもすっかり慣れているんだから,不思議です。
聞き取り易いと感じる理由は,1つには,何度も何度も推敲に推敲を重ね,文章が洗練されているというのもあると思います。実は同じトールキンが書き,同じ人が読むホビットの冒険を聴いていた時は,まあホントに行き帰りのバスで倒れないようにするのに一苦労でしたから。(爆)
そしてもう1つ,今回はやけに聞き取り易いその理由,それはやはり,HoMEで4回も後戻りして,シャイアとホビットとガンダルフを取り巻く環境を,びっしりお勉強したから,ではないでしょうか。(笑)
今回改めて気が付いた事
カルトクイズネタなのか,それとも常識?(指輪にまつわる項目は‥(笑))だったのか,今まで知らなかった事をたくさんチェックしました。
4回も後戻りしたので,どういういきさつで何がなくなり何が追加されたのか,もう忘れました(笑)が,1つよく覚えていたのは,最終案では,ガンダルフはお誕生日パーティの時には,指輪についての知識は殆どない事にされていた事です。私は,FOTRは映画を先に観てから読んだので,うっかり,指輪に関する知識は最初から皆持っていたように錯覚していたのですが,ここで初めて,原作のこの最初の章から読み始めたのに近い感覚を味わったような気がしました。
結構ツボだったのは,ガンダルフのルーン文字の「G」がサルマンの「S」と対応していた事,ちょうどHoMEでTTTの冒頭の下書きを読んでいた所だったので,よくわかりました。
サンディマンがビルボととっつぁんに敵意を持っていたというのも,今まで見落として(すみません,おそらく翻訳版を読んだ方には常識だったのかもしれませんが(笑))いました。結構,重要な伏線だったのですね。
そうそう,ビルボとガンダルフの会話の大部分,まるでそこだけ取って付けたかのように(笑),映画が原作に忠実なんですよ。映画では誕生日パーティの前と後に分かれていますが,フロドが指輪を拾うという演出以外は,ほとんどそのままのセリフが使われています。この情熱をどうしてROTKまで保ってくれなかったのかと思っちゃいますね。
これは今気が付いた事なのですが,ビルボと一緒に出発したドワーフ達,なのですが,冒頭の方に,袋小路屋敷にドワーフ達がやってきたと書かれているのですが,あのドワーフと,そのドワーフは,同一ドワーフ,だったのでしょうか? 今まで袋小路屋敷の使用ドワーフだと思っていました(汗)が,まあ,よく考えてみたら,ホビットがドワーフを使用人に雇うなんて事はないですよね。。。いや,1つ,りこうになりました。
聞き取り易いと感じる理由は,1つには,何度も何度も推敲に推敲を重ね,文章が洗練されているというのもあると思います。実は同じトールキンが書き,同じ人が読むホビットの冒険を聴いていた時は,まあホントに行き帰りのバスで倒れないようにするのに一苦労でしたから。(爆)
そしてもう1つ,今回はやけに聞き取り易いその理由,それはやはり,HoMEで4回も後戻りして,シャイアとホビットとガンダルフを取り巻く環境を,びっしりお勉強したから,ではないでしょうか。(笑)
今回改めて気が付いた事
- ギャムジー家の隣の家はPuddifoot(泥足?)さん。
- サンディマンはビルボに敵意を持っている。
- ギャムジーとサンディマンは仲が悪い。
- シャイアではブランディバック家よりバギンス家の方がまともらしい。
- この時やってきたドワーフ達は,ビルボに同行する為に来たのか?
- ガンダルフは東の方角(多分ブリー経由で)からやってきた。
- ガンダルフのマークがルーン文字の「G」である事は,TTT冒頭でのサルマンの「S」と対応している。
- ガンダルフが持ってきた花火は,例のドラゴン花火を含めて,実にたくさんあった。
- 原作のドラゴン花火は,ドラゴンが登場する前に,煙ではなれ山を表現していた。
- 招待客の数が144人であると初めて明言するのはビルボのスピーチの前。ただ,その前に,「twelve-dosen」という言い方をしている。
- 指輪が初めて登場するのはビルボのスピーチのシーン。
- ビルボはパーティを中座した後すぐに指輪をフロドに渡すべく封筒に入れてマントルピースに置きかけた,が,やめた。だから,(本当は置いてないのに)指輪はマントルピースの上,というセリフがある。
- 映画でのガンダルフとビルボの袋小路屋敷での会話は,驚くほど原作に忠実。
- ビルボが出発の時に着た旅の服は,以前ドワーフからもらった物。
- 3人のドワーフ達は,袋小路屋敷のそれぞれ別々の部屋に滞在していた。
- ガンダルフがビルボの指輪を本格的に怪しみ始めたのは,誕生日パーティの後から。
カルトクイズネタなのか,それとも常識?(指輪にまつわる項目は‥(笑))だったのか,今まで知らなかった事をたくさんチェックしました。
4回も後戻りしたので,どういういきさつで何がなくなり何が追加されたのか,もう忘れました(笑)が,1つよく覚えていたのは,最終案では,ガンダルフはお誕生日パーティの時には,指輪についての知識は殆どない事にされていた事です。私は,FOTRは映画を先に観てから読んだので,うっかり,指輪に関する知識は最初から皆持っていたように錯覚していたのですが,ここで初めて,原作のこの最初の章から読み始めたのに近い感覚を味わったような気がしました。
結構ツボだったのは,ガンダルフのルーン文字の「G」がサルマンの「S」と対応していた事,ちょうどHoMEでTTTの冒頭の下書きを読んでいた所だったので,よくわかりました。
サンディマンがビルボととっつぁんに敵意を持っていたというのも,今まで見落として(すみません,おそらく翻訳版を読んだ方には常識だったのかもしれませんが(笑))いました。結構,重要な伏線だったのですね。
そうそう,ビルボとガンダルフの会話の大部分,まるでそこだけ取って付けたかのように(笑),映画が原作に忠実なんですよ。映画では誕生日パーティの前と後に分かれていますが,フロドが指輪を拾うという演出以外は,ほとんどそのままのセリフが使われています。この情熱をどうしてROTKまで保ってくれなかったのかと思っちゃいますね。
これは今気が付いた事なのですが,ビルボと一緒に出発したドワーフ達,なのですが,冒頭の方に,袋小路屋敷にドワーフ達がやってきたと書かれているのですが,あのドワーフと,そのドワーフは,同一ドワーフ,だったのでしょうか? 今まで袋小路屋敷の使用ドワーフだと思っていました(汗)が,まあ,よく考えてみたら,ホビットがドワーフを使用人に雇うなんて事はないですよね。。。いや,1つ,りこうになりました。