ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Kite Runner (1)

2008-10-02 21:29:11 | 読書
The Kite RunnerThe Kite Runner
価格:¥ 1,694(税込)
発売日:2004-04


さて、ようやく感想を書く事ができるようになりました。
既に半分読んでしまいました(笑)が、今日は感想をまとめている時間があまりないので、とりあえず、簡単に紹介。

この本は、レビュー等を見るとわかると思いますが、舞台はアフガニスタンです。主人公は、裕福なパシュトゥーンの家に生まれたAmir。AmirにはBaba(多分本名ではない)と呼ぶ父がいます。母はAmirを産んで亡くなり、Amirはそのせいで父に好かれてないと思い、負い目を負っています。

Babaの実家もまた名門でしたが、彼は商人として成功しています。彼はカリスマ的で、非常に男らしい人物。また、Babaの親友でありビジネスパートナーである、Rahim Khanという優しいおじさんがいます。

彼らの家には、ハザラ人の父子、AliとHassanが住み込みでお手伝い。HassanはAmirの親友です。

近所では、Assefという、ドイツ系混血の意地悪な男の子が、いつも2人の子分を連れています。


で、この主な登場人物達、何だか誰かに似ているよ~な気がして仕方がなかったのですが、ようやく発見。これだっ(笑)

Baba → オコンクォ
Amir → ンウォイェ
Hassan → イケメフナ
Rahim Khan → オビエリカ

にそっくりなんですね~。

で、Assefって奴ぁ、「2人の子分」で、ピン!と来たと思いますが(爆)ええ、そうです。眼鏡の箒少年の、敵だった、あの金髪のニクイ奴です。(笑)Assefはまた、ヒットラーに心酔していて、アフガンはパシュトゥーンの国だ!ヒットラーがどういう政策を取ったと思う~?、なんて言う辺り、あの金髪の奴に、とてもとても重なる部分があったり、します。


Crown in Darkness : 感想

2008-10-02 20:10:33 | Athelstan・Doherty
Crown in Darkness (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett)Crown in Darkness (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett)
価格:¥ 1,389(税込)
発売日:1991-02-11

コーベット第2弾、とても面白かったです~。
1巻も面白かったですが、かなり進化しておりました。

で、推理小説というよりは、スパイ小説でした。
アセルスタンシリーズなどは、ロンドンに土着(笑)だし、このシリーズも第1巻はロンドンでしたので、ロンドンを離れて、大丈夫なのかなあと思いましたが、どっこい、スコットランドの初夏を満喫できました。

そういえば、話は逸れますが、スコットランドの描写は、どことなくトールキン的でしたね。そうそうエトリックの森で出会った不思議な人達も。トールキンの小説は、英国(スコットランド含め)の伝統的な風景や民話伝承が基になっていたんだなあ、と、こんな所で気が付き、結構な収穫でした。

今回セリフらしいセリフがありませんでしたが(うん、確かに記憶にないぞ(汗))ラナルフがしっかり成長して、19才で既に結婚はしてるわ、剣は扱えるわ、という辺りもツボでした。次は、セリフあって欲しいですねぇ。

Firth of Forthというのは、フィヨルドなのだそうです。実は私は、エジンバラという地名は良く聞けども、そういう地形になっている事は全然知りませんでした。私はフィヨルド好きですので、機会あれば、是非行ってみたいと思います。

さて、今回で若いコーベットは終わりで、次からいよいよ、シリーズの中心的な時代に移るようです。このコンビ、一体どうなっているのか、大変気になりますねぇ。。。。という事で、次の読書は、シリーズ第3弾
Spy in Chancery (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett)Spy in Chancery (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett)
価格:¥ 1,389(税込)
発売日:1991-07-04

に緊急決定しました!

掟破り(爆)の同一シリーズ連続読書です。

と、言っても、今他に読まなきゃならない本が3冊あるので、すぐには読めませんが。(笑)


Crown in Darkness : (18)(19)

2008-10-02 19:52:53 | Athelstan・Doherty
コーベットは,エジンバラにウィシャートを訪ね,報告します。
しかし,今回その真実は辛いものです。ウィシャートは報告を聞くや否や,「危険なのは犯人ではない。そなただ。48時間以内にスコットランドを出るのだ。さもなくば,反逆罪で逮捕する。」

思わずブチ切れコーベット,聖書の一節"Put not your trust in Princes."(君主を信頼するモノではない,でいいのかな;そんな一節があるんだ(^^;))を唱えると,ウィシャートは慌てて「待て! 私はスコットランドを内戦に陥れないようにするのが精一杯なのだ。王は殺された。スコットランドの王でさえ危険な状況であるのに,イングランドの使者ならなおの事だ。私に何ができると言うのだ!(意訳)」(それにしても,当時の坊さんって国のリーダーにもなるほど偉いんだねぇ)

コーベットは,タガートの未亡人の面倒を見て欲しいと言い残し,足早に立ち去ります。

コーベットとラナルフは,セルカークを護衛に,ホーリールード修道院を,惜しまれながら(笑)出発。修道院からは「安全の為に」国境まで2人の修道士が付きました。

途中でバーネルと再会。バーネルは,今回の任務について,イングランド国王の承認を得ずに遂行したのは,実は彼自身,意外?にも,イングランド王エドワード1世の野望を快く思ってなくて,イングランドとスコットランドが仲良くする事を希望していたからなのだそう。(それってまた1歩間違えれば反逆罪モノ。。)

この後,エドワード1世は,スコットランドにあれやこれやと介入する事になるんですよね。。。

そして,犯人は。。。まあ,それは書かない事にしておきます;


Run!Run!Run!