Like Water for Chocolate: A Novel in Monthly Installments, With Recipes, Romances and Home Remedies 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:1994-02-01 |
材料:
グラニュー糖:175グラム
3回ふるいにかけたケーキ用小麦粉:300グラム
卵:17個
ライムの皮:1個分
招待客は180人いるので、卵は170個必要なのだそう。(え?それじゃ上の材料は18人分?)現在の日本ならまあできるだろうけど、当時(って言ってもいつの事か。。)一介の農園で、それだけの卵を1度に取るのは、並大抵の事じゃありません。で、卵を新鮮に保存する方法は、以下の2通りあるそうで。。
1. ひつじ用のえさをまいた箱に入れる(数ヶ月)
2. 陶器の壷に入れ、10%ライム溶液に漬ける(1年以上)
しかし、NachaとTitaは、1の方法にする事にします。まあ、そんなに長く保存する必要もないので。
Titaは、Rozauraの婚約式をサボった罰に、結婚式の食事当番と、ひよこの去勢を命じられました。(ぶっちゃけ「手で潰す」のだそう(滝汗))さらに、ママElenaからは「ママに逆らう事は一切許さないよ。被害者ヅラして姉さんの結婚式をぶち壊す事ももちろん許さないよ。」その上、涙も、物欲しげな顔をする事も一切禁止!
なななんじゃ?このクソ婆ぁ(すすみませんっ;汚い言葉をこういう場所に書いて。でも許せんも~ん)これじゃ蛙婆よりもっとヒドイんでねぇの? …ママElenaのヒドさには、マジむかつきましたが、気を取り直して。。
果汁ソースを煮詰める時は、シーツを被って腕カバーが必要、という記述を読み、う~~ん料理人って厳しい作業なんだなあと、改めて尊敬の眼差し。
この時事件がっ。。かごを忘れたのでスカートにアプリコットを入れて運んでいたTitaの前に、突然Pedroが現れます。びっくりして落ちたアプリコットをPedroh拾ってくれますが、足を見られたくないTita、残りのアプリコットをPedroの頭にぶちまけ、事を説明しようとするPedroに向かって「ウソつき!」と言って走り去ります。
Nachaは、Titaがこれ以上ウェディングケーキに係わるのは無理とみて、彼女に寝るよう言います。で、Titaが混ぜたデコレーションのソースの出来具合を味見した時、
Nachaに不思議な事勃発。(^o^)
彼女は85才なのだそうですが、何故か、次は自分が結婚したいという思いが立ち込めてきました。実は彼女には昔許婚がいたのだそうですが、Elenaのママが彼に荷物をまとめて出て行くように言い、…それっきり独身なのです。
いよいよ結婚式当日。実は注目されているのはTitaです。皆、TitaがPedroと愛し合っているのを知っていました。Titaは、絶対に負けたくありません。そんな皆を絶対に満足させる気はありません。
ここで、Titaが、非常に気が強い女の子と知って安心しました。
祝福の場面で、Pedroはこっそり、Titaに、本当に好きな女の傍にいたかったから、この結婚話を受けたのだと、告白。それを聞いて、Titaは、にわかにニコニコ。
しかし、これを見逃さないママElena。
Titaは、すぐにでも、NachaにPedroから聞いた事を打ち明けたくてうずうずですが、礼儀を守る為に、ケーキの時間まで待っていました。いよいよケーキの時間、皆が祝福のケーキを食べると、一斉に不思議な事が起きました。皆、過去に失った恋を思って悲しくなってきたのです。しかも気分悪くなって、吐きまくり。(汗)花嫁は、○ロの海ですってんころりん。
こりゃ楽しい本だ、と思い始めたら、結局Titaは、ママElenaにこっぴどく殴られ、傷は2週間治らなかったそうです。しかも、本当の母親のようにかわいがってくれたNachaが急死。彼女は、かつての許婚の写真(絵?)を抱いていたとの事。
ひぇ~~~、二月目にして、本性を現しましたね~~。はちゃめちゃな本! この先どうなる事やら。