ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Like Water for Chocolate: August : Champandongo

2008-10-24 23:55:44 | BookClub
Like Water for Chocolate: A Novel in Monthly Installments, With Recipes, Romances and Home RemediesLike Water for Chocolate: A Novel in Monthly Installments, With Recipes, Romances and Home Remedies
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:1994-02-01


Rosauraは2人目は娘を出産。Esperanzaと名付けました。今回前にもましてひどい難産で、手術をして、今後は子供が産めない体に。Titaは体調の回復しないRosauraに代って、台所でEsperanzaの面倒を見てます。

Johnが結婚の申し込みに来る日、Esperanzaに手がかかって、どうも料理のペースが上がらないTitaです。Titaのいらいらの原因はそれだけではありません。Pedroは、嫉妬から、Johnとは結婚しない方が良いと言いますが、ママが生きていた当時の彼のいくじのなさに怒っていたTitaは「今度恋する時は、そんないくじなしでないようにね!」

またTitaのいらいらの原因はさらにもう1つ。台所で育つEsperanzaは、それ以外にもう1つTitaとの共通点がありました。彼女はPedroとRosaura夫妻のたった1人の、最後の娘になるので、もし家の伝統に従えば、一生~母の面倒をみる羽目に。。。それだけはやめてと祈るTitaですが、Johnの息子AlexがEsperanzaと結婚した~い、と言うと、Rosauraは無残にも、「この子は死ぬまで私の面倒を見るから、だめなのよ。」

そこへ、何とChenchaが突然戻ってきました。Chenchaを見てこんなに嬉しかった事はありません。しかもChenchaは、幼馴染みの夫も連れてきました。すっかり傷も癒えたよう。

シャワーを浴びて準備を進めるTitaですが、ななんと、シャワーから出た所でPedroとばったり!

Johnがやってきてパーティが始まると、Pedroいきなり、政治の話題でバトル。やっと話題をそらして乾杯すると、ガッチャ~~~ン!(これ友達が飲み会でやっちまった事ある!(笑))それでも、何とかお食事会。Johnは、北アメリカに住むおばを迎えに行く為に、しばらく旅に出ると言います。

食事後、後片付けをするTita。かつてママが使った風呂場で片付けしていると、Pedroが入ってきて、後ろ手で鍵をかけます。びっくりして振り返るTita。。。!

Chenchaは、ママElenaの風呂場から漏れる怪しい光を見て、ママの亡霊と勘違い!


Like Water for Chocolate: July : Ox-Tail Soup

2008-10-24 23:39:26 | BookClub
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オックステールのスープは、全ての病気に効くのだそうな。
Chenchaが、Brown家を訪ねてきました。Tita、感激のあまり、涙涙~、何と階段にまで溢れます~(え?(^^;))

Chenchaによれば、ママElenaは、Titaの事を口にする事を禁じているのだそう。Robertoの死の責任も、Titaのせいという事に。(うへっ、なんだこの……)Chenchaはまた、Gertrudisの手紙も持ってきました。服のお礼と、時が来たら会いに来るというような事が書かれていました。

Titaは、Chenchaに、もう二度とママのいる農園には帰らないと告げます。Chencha、帰り道、どうママElenaに告げようか、思案。で、ようやく、妙案を思い付きます。が、ここで未曾有の大事件。なななんと、強盗が農園に押し入り、ママElenaとChenchaは、レイプされてしまいます。しかもママは背骨に大怪我を負い、半身不随に。。

その頃、Johnは、Titaに結婚を申し込んでいました。

ニュースを聞いたTita、(二度と帰らないと言ったのに)実家に帰ってきます。ようやくママも扱い易くなったと思い、料理を作ってあげるTita、ですが、ママは、Titaの料理は苦いと言って受け付けません。Johnがママの治療にやってきますが、Titaの料理はおいしいだけですよ?何か? 彼は、Titaと結婚すると宣言。ママは許さんと言いますが、Johnは、ママの許可は必要ないと思ってます。(大人だね、この人)

Titaの料理を食べられないママ、Chenchaに料理を命じますが、Chenchaだって、事件で傷付いた被害者です。TitaはChenchaに暇を出す事に。その後、料理人を何人も雇いますが、誰もママのすさまじい気性に付いていけず、ついに町中の料理人を使い果たし、Titaが作るしかなくなりました。

でもママはやっぱりTitaの料理は食べれず、結局、(あっさり)死んでしまいます。Johnの調査によれば、ママはトコンという植物のシロップ(げっ、催吐薬じゃんっ)を何故か常用していて、これが死因じゃないか、との事。

通夜の日、Titaはママの秘密の鍵を発見。彼女がかつてママのタンスで、鍵のついた箱を見つけた時、「たかがタンスに侵入」でこっぴどく叱られたので、覚えていたのだそう。その箱の鍵を開けると、中には日記がありました。日記には、どえらい秘密が。。

ママには、かつてTrevinoという黒人の恋人がいて、それに気付いた家族、南北戦争からさほど時間の経ってない時期、アメリカ南部に近い土地柄から、リンチを恐れて2人を引き離し、De la Garza氏と結婚させたわけですが、2人の逢瀬はしばらく続き、Gertrudisは何と彼らの子、との事。ところが、ある時、逢引の時にTrevinoが殺されてしまったのだそう。De la Garza氏はこの話を知りませんでしたが、Titaが生まれたお祝いに飲んでいる時に知ってしまい、ショックで心臓麻痺!


Run!Run!Run!