ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Like Water for Chocolate: October : Cream Fritters

2008-10-25 09:15:02 | BookClub
Like Water for Chocolate: A Novel in Monthly Installments, With Recipes, Romances and Home RemediesLike Water for Chocolate: A Novel in Monthly Installments, With Recipes, Romances and Home Remedies
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:1994-02-01


Titaは、Gertrudisのリクエストにより、クリーム・フリッターを料理中。Gertrudisの軍隊は、1週間滞在しました。明日はいよいよ出発です。Gertrudisはとにかくよく喋るので、最終日にようやく、Pedroとの事について切り出せました、

真実を言おうかしらと悩むTitaに、Gertrudis、「真実?! それはあなたとPedroが愛し合っているという事でしょう! Rosauraだって、心の底では知っているはず。だから真実を打ち明けるべきよ!」(と、言いながら、おみやげのシロップが気になるGertrudis(笑))

その時、Pedroが豆の袋を持ってくるのを見つけたGertrudis、彼が台所の前を通るのを見計らい「Pedroの赤ちゃんが出来た事、話すべきね。」

それが「聞こえた」Pedro、びっくり仰天! 早速、PedroとTitaに話し合いを勧めるGertrudis。(彼女の決断力、実行力はママ譲りね)Titaはかねてから頼まれていたシロップのレシピを姉に渡して、2人で話し合いに。

Pedroは、赤ちゃんの話に大喜び、ですが、自分達の事だけを考えて行動する事はできません。RosauraとEsperanzaを置いていくわけにはいかないのです。しかし今は人が多いので、一旦話し合いを中断、後でゆっくり話す事にします。

私は、この時一瞬、PedroがヘモスでTitaがユファ、Johnがクムヮ……(生まれてくる子はチュモンかい!(爆))……というような解決策を取るのかなあと想像してしまいましたが。。いや、続きを読む事にしましょう(^^;) 

その頃Gertrudisは、部下のTrevino(偶然?彼女の父と同じファミリーネームですが)と一緒に、シロップ作りに奮闘。何せ彼女は、パウンドとかパイントとか言われてもわからなかったものですから・・・Trevinoは、実直な軍曹です。母と妹を強盗に強姦され殺されるという悲しい過去を持っていますが、ひょんな事から強盗が軍の裏切り者と同一人物である事を発見、復讐を果たしました。彼は密かにGertrudisを想っているそうですが、彼女がJuanと再会したので、片思い。。

奮闘の結果、Gertrudisは何とか結構おいしいシロップを作り上げました。

お昼寝の時間、Titaは自分の部屋の真下で酔っ払ってラブ・ソングを歌っているPedroに気付き、Rozauraが起きたら、と、気が気ではありません。その時、またしてもママの亡霊が出現。Titaを責め始めます。しかし、Titaは、ママなんか嫌いよ、ずっと嫌いだったのよ!と、ついに言ってしまいます。亡霊は退散。(実は彼女は妊娠もしてなかったそうで)そして大円団か

と思ったら………

ママの亡霊は光となって飛び出し、Pedroを襲います~。Pedroは火だるま!!! Gertrudisがすぐさま上着で消し止めます。Pedroは何とか一命を取り留めたようですが、ひどい火傷。すぐさま彼の傍へ駆け寄るTita。Rosauraも気付いて駆け付けますが、Titaと睨み合った瞬間、何かを察したのか、部屋にひきこもります。(1週間出て来なかった)

Titaは、卵やトマト、tepezcohuiteなどを駆使して一生懸命治療。朝を迎えます。Gertrudisは名残惜しげに部下を引き連れて次の戦いの場へ出発。

Johnが帰ってきました。


Like Water for Chocolate: September : Chocolate and Three King's Day Bread

2008-10-25 00:23:09 | BookClub
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カカオ豆から作るホットチョコレート。ココアバターは、唇の荒れやすいTitaには最高のリップクリームです。(へぇ、そうなんだ、私も使ってみたい~!) 子供の頃、唇の荒れる冬、特に笑うのがキツかったそう。Titaはこの頃笑えるような事はないけれど、妊娠したのでは?という疑いが、ついつい、彼女を笑わせるのです。

Titaは、King's Dayの食事の準備中。子供の頃のKing's Dayは楽しかったと、ついついGertrudisを思い出すTita。

Rosauraは、太りすぎや、Pedroが最近相手にしてくれない事から来るストレス?腸にガスが溜まり、おまけにひどい口臭。それじゃますますPedroが逃げてしまう。。最近ようやくTitaへの競争心もなくなり大人になったRosauraにとって、Titaはよき相談相手です。Titaも彼女のダイエットに協力してます。

King's Dayのパンの1つには、人形を入れる伝統があるそうですが、Titaの家では、人形を取った人は願いが叶うという言い伝えがあります。パンに入れる人形を見ているうちに、Gertrudisに会いたいという思いがこみ上げます。

食堂には、隣人のLobos家の人達がやってきました。Lobos家の奥さんは、Titaを見るなり、あなた妊娠してるわね。どうしてわかるの? そら、目を見りゃわかるさ。ひえ~ヤバイと思っていたその時、

革命軍が馬に乗ってやってきました。
ところが、彼らを率いていたのは、Gertrudisです。
彼女はやむにやまれず戦った事をきっかけに、革命軍に参加、折からおそらくママElenaの血?リーダーシップに恵まれた彼女は、ぐんぐん出世。また、あの日裸の彼女を連れ去ったJuanとも再会。彼らは結婚していました。

Juanのギターやアコーディオンに乗って、Gertrudisは歌や踊りを披露。Rosauraは、一体誰に似たのか(ママは嫌いだしパパは全然ニガテだった)といぶかしがります。Titaは思わず肩すくめ。いっそずっと秘密にしておこうと思っていたのですが、1年後にGertrudisが黒人の赤ちゃんを産んで、家庭争議に発展、Titaは仕方なく、あの話をして、収めたのだそうです。

ま、それはともかく、今、Titaは、Gertrudisに、Pedroの事を、相談したくてたまりません。彼女は、Johnとの婚約を取り消そうと思ってました。しかしその後、もしPedroが彼女を追って来たら、RosauraとEsperanzaはどうなるのか、一体どういう行動を取ればよいのか、彼女は非常に悩んでいました。


Run!Run!Run!