Like Water for Chocolate: A Novel in Monthly Installments, With Recipes, Romances and Home Remedies 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:1994-02-01 |
Turkey Moleとは、Mole poblanoの事。超有名メキシコ料理だそう。(私はまだ食べた事がない)Mole(モレ)とは、メキシコ特有のソースで、こちら参照。チリの効いたチョコレートベースです。(おほ~これが有名なチリチョコレートソースなのね)いくら英語の辞書を見ても出てこないわけだ。(^o^;) 材料が多くて書くの面倒なので、省略します~。
この料理は、PedroとRosauraの長男Robertoの洗礼式のお祝いです。アーモンドやごまを一心にすっているTitaの胸元が揺れているのを、思わずPedroは見入っております。(^o^;)
にっくきRosauraの息子ですが、TitaはRobertoに愛情を持っていました。と言いますのも。。。
Titaは、うずら料理以来、Pedroが自分の料理を誉めてくれなくなって、ちょっとイライラしていました。(実はママElenaの策略なのですが) Rosauraの出産の日、その日に限り、ママElenaとChenchaはお出かけ、Pedroもかかり付け医者Brown氏を迎えに行くのに時間がかかり、Titaはたった1人でRosauraの出産に立ち会う羽目になってしまいました。
しかし、出産の知恵なんて、学校でも教えてくれないし、ママもそんな事は教えてくれないし、1番頼りになるNachaは亡くなってしまったし。。おまけにRosauraはまるまる太っていて、重いです。
ああもうホントにどうしよう~~な状態で待つ事、…一体どの位経ったのかもわかりませんが、ついに、赤ちゃんの頭が出てきました。きれいとは言いがたい頭でしたが、何故か急に、Titaには、とても美しい頭に見えたのだそうです。これはPedroの息子だし。。
その後は、まるで奇跡です。何故かNachaがTitaの耳元で、次に何をするか囁いてくれて、Titaはへその緒切りから、赤ちゃんをしっかりおくるみにくるむ所まで、まるでプロのようにきっちり仕上げ、帰ってきたママElenaも感激したそうです。(^^;)
PedroがBrown氏を連れてきました。最近妻を失ったBrown氏、久々に見るTitaが美しい女性に成長しているのをみて、思わず一目惚れ。(汗) ですが、Rosauraの出産はかなり危険なものだったのだそう。それでも完璧にやり遂げたTitaに感心します。
Rosauraは、乳が出ず、たまたま近所の若いお母さんが分けてくれる事になりました。ところが、革命軍の銃弾飛び交う町で流れ弾に当たって重傷を負ってしまいます。
。。。というニュースが入ってきたのは、Titaがモレを調理している時の事でした。Robertoはいつもの乳母さんがいなくて大泣き。Titaはまたまた大ピンチです。なすすべなく、思わず、自分のブラウスの胸元を開けて、Robertoにくわえさせます。すると、何故か、すっかり落ち着くRoberto。えええ~まさか出てるんじゃないでしょうねぇ? いやしかし、何と、出ていたんですね。えええ~~!そんな事あるんでしょうか? Titaはもちろん子供いないし、……姉妹だから?
Robertoを胸元から離した瞬間、Pedroに見られるというサービスショットが入ります。(笑)
おかげさまで、Titaは、まだ体調のすぐれないTitaに代って洗礼式に出席し、もうすっかり気分はRobertoの母親で、Pedroの妻。
七面鳥のモレを食べた招待客も、皆幸せな気分。
でも1人食べてない人物がいました。
ママElenaです。彼女は、PedroとTitaの間に何かあると感じ、Pedro一家をテキサスに送る陰謀を企てます~。(汗)