ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Like Water for Chocolate: April : Turkey Mole with Armonds and Sesami Seeds

2008-10-19 14:06:05 | BookClub
Like Water for Chocolate: A Novel in Monthly Installments, With Recipes, Romances and Home RemediesLike Water for Chocolate: A Novel in Monthly Installments, With Recipes, Romances and Home Remedies
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:1994-02-01


Turkey Moleとは、Mole poblanoの事。超有名メキシコ料理だそう。(私はまだ食べた事がない)Mole(モレ)とは、メキシコ特有のソースで、こちら参照。チリの効いたチョコレートベースです。(おほ~これが有名なチリチョコレートソースなのね)いくら英語の辞書を見ても出てこないわけだ。(^o^;) 材料が多くて書くの面倒なので、省略します~。

この料理は、PedroとRosauraの長男Robertoの洗礼式のお祝いです。アーモンドやごまを一心にすっているTitaの胸元が揺れているのを、思わずPedroは見入っております。(^o^;)

にっくきRosauraの息子ですが、TitaはRobertoに愛情を持っていました。と言いますのも。。。

Titaは、うずら料理以来、Pedroが自分の料理を誉めてくれなくなって、ちょっとイライラしていました。(実はママElenaの策略なのですが) Rosauraの出産の日、その日に限り、ママElenaとChenchaはお出かけ、Pedroもかかり付け医者Brown氏を迎えに行くのに時間がかかり、Titaはたった1人でRosauraの出産に立ち会う羽目になってしまいました。

しかし、出産の知恵なんて、学校でも教えてくれないし、ママもそんな事は教えてくれないし、1番頼りになるNachaは亡くなってしまったし。。おまけにRosauraはまるまる太っていて、重いです。

ああもうホントにどうしよう~~な状態で待つ事、…一体どの位経ったのかもわかりませんが、ついに、赤ちゃんの頭が出てきました。きれいとは言いがたい頭でしたが、何故か急に、Titaには、とても美しい頭に見えたのだそうです。これはPedroの息子だし。。

その後は、まるで奇跡です。何故かNachaがTitaの耳元で、次に何をするか囁いてくれて、Titaはへその緒切りから、赤ちゃんをしっかりおくるみにくるむ所まで、まるでプロのようにきっちり仕上げ、帰ってきたママElenaも感激したそうです。(^^;)

PedroがBrown氏を連れてきました。最近妻を失ったBrown氏、久々に見るTitaが美しい女性に成長しているのをみて、思わず一目惚れ。(汗) ですが、Rosauraの出産はかなり危険なものだったのだそう。それでも完璧にやり遂げたTitaに感心します。

Rosauraは、乳が出ず、たまたま近所の若いお母さんが分けてくれる事になりました。ところが、革命軍の銃弾飛び交う町で流れ弾に当たって重傷を負ってしまいます。

。。。というニュースが入ってきたのは、Titaがモレを調理している時の事でした。Robertoはいつもの乳母さんがいなくて大泣き。Titaはまたまた大ピンチです。なすすべなく、思わず、自分のブラウスの胸元を開けて、Robertoにくわえさせます。すると、何故か、すっかり落ち着くRoberto。えええ~まさか出てるんじゃないでしょうねぇ? いやしかし、何と、出ていたんですね。えええ~~!そんな事あるんでしょうか? Titaはもちろん子供いないし、……姉妹だから?

Robertoを胸元から離した瞬間、Pedroに見られるというサービスショットが入ります。(笑)

おかげさまで、Titaは、まだ体調のすぐれないTitaに代って洗礼式に出席し、もうすっかり気分はRobertoの母親で、Pedroの妻。

七面鳥のモレを食べた招待客も、皆幸せな気分。

でも1人食べてない人物がいました。
ママElenaです。彼女は、PedroとTitaの間に何かあると感じ、Pedro一家をテキサスに送る陰謀を企てます~。(汗)


Like Water for Chocolate: March : Quail in Rose Petal Sauce

2008-10-19 13:08:04 | BookClub
Like Water for Chocolate: A Novel in Monthly Installments, With Recipes, Romances and Home RemediesLike Water for Chocolate: A Novel in Monthly Installments, With Recipes, Romances and Home Remedies
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:1994-02-01


材料:
バラ:できるだけ赤いやつ12個
くり:12個
バター:茶さじ2杯
コーンスターチ:茶さじ2杯
アニス:茶さじ2杯
蜂蜜:茶さじ2杯
クローブ2本、にんにく
うずら:6羽
ドラゴンフルーツ:1個

TitaはNachaを継いで料理長になりました。

ママElenaの厳しい監視の日々ですが、ある時、PedroはTitaにバラをくれます。それをしっかりと抱きしめるTita、棘が手と胸を傷付けて、血がついてしまいます。

そのバラを使って、うずらの赤いバラソース煮を作る事になりました。

Rosauraは、結婚後、Titaへの競争心から、1度料理を作った事があるのですが(Titaの手伝いを断る)、それがヒドイ出来。しかしママElenaが怖くて誰も文句を言えなくて、Pedroも"not too bad"と言わされる始末。(笑)

そんな折り、Titaの作ったうずらの赤いバラソースを食べて、Pedroは思わず、「神様の食べ物だ!」と感激。ママは「塩辛い」、Rosauraは気分が悪くなります。

料理に反応したのは、Gertrudisでした。
体中熱くて、ピンクの汗が出てきます。たまらず彼女は、シャワーを浴びに行きます。その為にバケツでお湯をセットする間にさらに汗。ところがやっとシャワーを浴びようとしても、彼女の体はあまりに熱く、お湯は蒸発。そしてシャワー小屋が発火!(^o^;)

Gertrudisは、慌てて素裸で飛び出す羽目にまります。(ひぇ~~)
(この騒ぎのどさくさで、Pedroに自分と逃げて欲しかったTita)

村の広場で、革命軍の逞しい兵士Juanは、ピンクの雲がぼわ~んと上がっている事に気付きます。彼は全速力でその方向に馬で走り、裸で走っているGertrudisを見つけて、さらって行ってしまいました~~。

しばらくして、一家の近所の教会のイグナチオ神父が、Gertrudisが国境の売春宿にいたのを見たそうです。ママElenaはそれを聞いて落胆。「Gertrudisという娘はいなかった事にする」と宣言。

Nachaが亡くなり、Gertrudisは家出。この後Titaの不幸度はさらにエスカレートするのでしょうかねぇ。。。。


Run!Run!Run!