The Kite Runner 価格:¥ 1,694(税込) 発売日:2004-04 |
これだけの厚さ(371ページ)の本をこれだけ速く読めるなんて、ハリポタ以来です。21章から23章は、実は、クライマックスなんですね。。。という事で、お話の核心部分は避ける事にします。
さて、人買いの男を捜しに出たAmirとFarid。カブールの町は、まるでポール・ドハティの中世スパイ探偵小説か?のような風景(滝汗) 中心部のきれいな家は、タリバンの背後の「頭脳を司る重要人物達」の居住区なのだそう。うへぇ~、マジ? その中に、ありました! 何とAmirの実家。(まあ最近までRahim Khanがいたんだからね)かつて、Hassanと一緒にいた時に、木に書いた落書きも薄く残ってます。
……で、人買い男発見~Sohrab救出までは、説明割愛いたします~。
ここで、アフガニスタンの言葉の勉強。彼らの言葉は、本にはFarsiと書いてありますが、ペルシア語の事です。イラン、タジキスタン、アフガニスタン、ウズベキスタン等で使われているそうです。
Baba→パパ
Kaka→おじさん、というか男性の目上の親類に呼びかける言葉ですね。Amirがおじさん達を呼ぶ時ももちろんこれですが、SorayaがAmirのBabaの事を呼ぶ時も、Kakaでした。
Khala→おばさん
jan→日本語の「さん」に近い。Amir janとかSoraya janとか、Hassan janとか。
agha→日本語で言うと、「旦那」かなあ。Ali、Hassan、そしてFaridが、Amirの事を、Amir aghaと呼んでました。
Agha sahib→ただのaghaよりもっと偉い人っぽいです。sahibは「様」の意味だそう。「旦那様」の意味ですね。Baba、Rahim Khanや、Taheri将軍はこう呼ばれていました。
Bas→No
Inshallah→God willingの意味。手紙の書き出しとか、ありがとうと言う時とか、Assefは皮肉を言う時に使う。(汗) 結構よく聞く言葉ですね。
mullah→イスラムの聖職者
アフガンには、mullahに関してこんなジョークがあるそうです。
Mullah Nasurddinの娘が「夫にぶたれた」と文句を言った。
するとMullahは娘をぶち、帰ったら夫に言えと言う。
「Mullahは愚か者ではない。もし私の娘をぶったら、仕返しにお前の妻をぶってやる。」(滝汗)
Kaka、Khala、janとか、aghaとかいう言葉、好きだな~。西洋の言葉には、こういうのないね。やっぱ東洋だなあ。。