ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Like Water for Chocolate: 感想

2008-10-31 23:41:05 | BookClub
Like Water for Chocolate: A Novel in Monthly Installments, With Recipes, Romances and Home RemediesLike Water for Chocolate: A Novel in Monthly Installments, With Recipes, Romances and Home Remedies
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:1994-02-01


まあ、何と言うか。

きちんと高尚に清く読むような話ではありませんでしたね。

恐ろしくスラップスティックなお話でした。
でも続きがどうなるか気になって、それだけで結構読めてしまいました。

今までに読んだ事のないジャンルです~。

Titaの選択には賛成できなかったなあ。PedroにこだわるTitaには、どうも共感できませんでしたねぇ。Johnと結婚すればよかったのにねえ。

Like Waterには「惜しげもなく」という意味があるそうですが、Titaの人生、せっかく幸せになるチャンスがあったのに、ああいう選択をして、人生を湯水のように無駄遣いしてしまった??と取れてしまいましたけど、何か?(汗)

ママElenaとRosauraヒドイですねぇ。まじ腹立ちました。でも、それをまた、ママは強姦、Rosauraは便秘と口臭にして殺してしまう作者さん、恐ろしいなあ。ストレス解消にはなりましたけど。(笑) ひょっとして、誰かこの手の女性に、相当恨みを持っているのでしょうか?

予算の安いテレビドラマだと思えば、まあまあ面白かったかな。まあ、退屈ではありませんでしたよ。


Like Water for Chocolate: December : Chiles in Walnut Sauce

2008-10-31 23:18:30 | BookClub
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皆さん、一生懸命ナッツを剥いてます。20世紀の始め頃のお話だそうで、まだ今のように生活が便利でなかったので、いろいろ手間がかかって大変ですね。でも感心な事に、Titaの家ではそれでも決して手抜きはしないようです。

さて、Titaのその後はどうなったのでしょう。やきもきしながら読み進んでおりますが、どうやら結婚式があるという事で、PedroがJohnを見てジェラシーを燃やしている、という事で、むむむ、さては結局Johnと結婚か?と思ったのですが。。。

Rosauraは1年前に「変死」。最期まで腸の不調と口臭は治らなかったそうで。。という事は、おや、あの時から結構時間が経っているのね。

Gertrudis一家がお祝いにやってきました。オーストリッチで着飾るド派手なGertrudis。彼ら夫妻の子は、祖父の肌と祖母の眼を受け継いだ碧眼のムラットー。

さらによく読むと、AlexとEsperanzaが招待状を書いている? Esperanzaは赤ん坊だったぞ???

なんだ、AlexとEsperanzaの結婚式か。EsperanzaはAlexに出会った時「dough being plunged in boiling oil」と感じたそうな。(叔母がPedroに出会った時と同じ)しかし、それはRosauraを怒らせる事に。彼女は、Esperanzaに一生面倒を見てもらうつもりだったんだな。TitaとPedroが一生懸命なだめたのだそうです。それで荒れるRosaura、ある日寝室で暴れて、そのまま亡くなったのだそうです。

Johnは結局、あれ以来独身を通しているそうです。

その日のTitaの料理は皆を幸せにしました。

そして皆が帰ったその後、ようやく誰にも邪魔されず(って事は、ずっとあの中途半端な関係を続けてきたのね)2人きりのPedroとTita。ついに安心してベッドイン!

ところが、

いや結末は書かないでおこう。(笑)


Like Water for Chocolate: November : Beans with Chile Tezcucana-style

2008-10-31 22:59:16 | BookClub
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もうとっくに読み終わっているのですが、忙しくてなかなか更新できませんでした(汗)。

Titaは、とりあえず、JohnのおばさんMaryの為に料理中。でもJohnとは結婚しないと言うつもりです。Johnは、Titaが火傷を負ったPedroの世話をする事まで許しているのですが、それに対してPedroはワガママで子供みたいです。どうも、火傷は治っているようなのですが、心が病んでいるよう。。

その時、Rosauraが台所に現れました。姉妹の会話はこんな感じ。。。
T:あなたは私の恋人と結婚したのよ。
R:あなたは恋人を持つ権利なんかないのよ、家族の伝統でしょ。
T:そんな伝統くそくらえだわ。私は皆と同じ権利を持っているのよ。あなたこそ、深く愛し合っている2人の間に入る権利なんかないのよ。
R:彼は私と結婚したのよ。
T:あなたと結婚したのは、私の傍にいたかったから。彼はあなたを愛してないわ。そんな事わかっているでしょ。
R:過去の事はまあいいわ。Pedroがどんな理由で私と結婚したのかも関係ないわ。でも私たちが結婚したのは事実なの。あなたに笑いものにされるいわれはないわ。
T:誰も笑いものにしてないわよ。あなたが間違っているの。

あ~あ~、何か、愛人と正妻の喧嘩だねぇ。(って、実際そうだし)

しかしここで、Esperanzaの泣き声。Titaは、Esperanzaに自分と同じ人生を歩ませたくないと言ってしまいます。(今まで我慢していたのよね)Rosauraは、さっさと彼女を連れてってしまいます。Titaが1番嫌がる事を知っているんですよ。母子揃ってやな女だねぇ。

いよいよ、JohnとMaryがやってきました。Tita、英語できるんですね! Maryは、Titaの料理をおいしいと言ってくれます。

しかしTita、いよいよ意を決して、Johnと話。彼がいない間に、男と関係を持った事を打ち明けます。するとJohn、その相手はPedroとしっかりわかっている様子。自分とその男のどちらを選ぶのか、君次第だと言います。あくまで大人ですね。

私は、個人的には、Esperanzaを自分と同じ目に遭わせたくないというTitaの考えには大賛成です。でも、Johnと結婚して欲しいなあ。私なら、絶対Johnを選ぶのになあ。。


Run!Run!Run!