最高気温33℃のある暑い日のことです。
仕事で県庁へ向かう途中、カッコイイうどん店を見つけました。
山田屋
所在地: 愛知県名古屋市東区東外堀町10
営業時間: 11:00~15:00,17:00~19:00
定休日: 日曜・祝日
懐かしさを感じる店内で、うどん・きしめん・そば・中華そば・各種丼なんでもありというビンビンに昭和を感じさせる店でした。
そんな中、注文したのが、
きしめんころ(大盛り)
「ころ(香露)」とは冷たいうどん・きしめんのことです。
(名古屋にはころ蕎麦も存在します。)
いわゆる冷やしうどんではなく、他の地方で言う「ぶっかけ」に近いものです。
茹で上がったうどんを氷水で冷やし、浸る程度に鰹だしの濃いつゆが加えられます。
本来はまかない料理だったみたいで、私も就職するまではその存在を知りませんでした。
それどころか、表向きのメニューに書かれたのはここ数年のような気がします。
この「ころ」というメニューは、うどん店としてはあまり出したがらないという話を聞いたことがあります。
麺の味や舌触りが如実に感じられてしまい、暖かいうどんではごまかせるものが、ごまかしきれないそうです。
ですから、「ころ」のメニューがあるかどうかは、店がうどんの麺に自信を持っているかどうかの判断材料になり得るのです。
(ところが、あろうことか大した自信が無いにもかかわらず、ころのメニューを掲げているお店もあります。)
ところで、女将さんからこのようなものをいただきました。
名古屋市内・近郊の老舗きしめん店25店が企画するスタンプラリーです。
きしころ1杯につき1個スタンプされ、、スタンプ5個につき500円の商品券がもらえます。
店舗にもよりますが、きしころは500円前後ですので、5杯食べると6杯目は無料ということですね。
さて、翌日はさらに暑く、最高気温36℃の猛暑日でした。
当然、ひんやりしたきしころをと思いながら、うどん店の暖簾をくぐったのですが・・・・
暑くても、味噌煮込みには目のない愛知県民でした。
こんなことですから、きしころスタンプラリーは私は無理なようです。
[他県の方々へ]
味噌煮込みは写真のようにご飯付きがデフォルトです。
したがって、並みの成人男子の場合、単品では食べ足りないですし、食後にやたらのどが渇くことになります。
ご注意を