オイル交換したてのカブ110で知多半島を疾走しました。
やっぱり新しいオイルは良いですな~
エンジンが良くまわる気がします。
とはいえ、高回転にぶち込むと零戦のような音になってしまいます。
今回のスタート地点は内海、高速が使えないため自宅からは2時間ほどかかりました。
45番【尾風山 泉蔵院】知多郡南知多町大字内海字南側69番地
国道247沿いにわかりやすい看板が立ててあります。
国道側の入り口
北側に山門があります。
稚児大師
本堂
弘法堂
別名、だるま弘法とよばれています。
レモンとボンタンをかけ合わせたボンデローザの大きな実
境内からさらに上に向かう石段がありました。
何か立て札がありますね。
おお!これは行かずにおれません!
境内を振り返ってみました。
だんだん道は細くなります。
着きました。
解説は現地案内板に任せます。
奥にはうっそうと竹が茂っています。
矢竹でしょうか。だとすれば城があった当時から植えられていたものでしょうか。
この奥にある土塁と堀切を見に行きます。
ところがますます藪が深くなってきました。
それでも、かいくぐって行こうとしたのですが、
突然、後ろに引っ張られてしまいました。
ショルダーバッグの肩紐が竹に引っかかったのですが、
なんだか、この後に遭遇する危険を仏様が知らせてくれたような気がして、ここで引き返すことにしました。
一段下の曲輪の観音様
海に向けての展望台がありました。
小学生が地引き網を引いているのが見えました。
奥に見えるのは愛知県でも人気の高い内海海水浴場です。
そして、手前に見えるのが、日帰り温泉施設の「白砂の湯」なんですが、
いつのまにか閉められていました。
愛知県の日帰り温泉施設はどんどん閉店に追いやられている気がしますが、他の地域ではどうなんでしょうか。
その敷地の一角にある「唐人お吉の像」
唐人お吉とは
本名、斎藤 きち。
この地に生まれ、やがて下田に転居、その後売れっ子芸者となりました。
1857(安政4年)年、初代アメリカ総領事ハリスは慣れない異国暮らしからか体調を崩し床に臥せってしまったそうです。
困った通訳のヒュースケン世話をする日本人看護婦の斡旋を地元の役人に依頼しましたが、当時の日本人には看護婦の概念がよく解らず、妾の斡旋依頼だと誤解してしまいました。
そこで候補に挙がったのがお吉でした。
人々はお吉に対して偏見と侮蔑の目を向けるようになります。
やがて、ハリスの容態が回復してお吉は解雇されますが、人々の冷たい視線は変わらぬままでした。
この頃から彼女は酒色に耽るようになり、後は何をしてもうまくいかなくなり、物乞いにまで身を落として48歳で自殺してしまいました。
さらに、お吉の遺体を人々は「汚らわしい」と蔑み、埋葬も断られたそうです。
哀れに思ったある住職が境内の一角に葬るが、今度はこの住職がお吉を勝手に弔ったとして周囲から迫害を受け、下田を去る事となったそうです。
無知と偏見が招いた悲劇ですが、現在のいじめとも共通する集団心理がはたらいているような気がします。
合掌
(続きます)
殆どの日帰り温泉はお客様が少ないように思えます。
僕はここのところ温泉を目的地にすることが多いので
閉鎖されることなく繁盛してほしいなと願うばかりです。
温泉マスターのkeiさんのおっしゃるとおり、客が減少しているように思います。一級観光地ではないので土産物収入で潤うこともなく、入泉客が落としていく金額は少ないかなと思っています。全く寂しい限りです。
どこまで登るの???と・・・
画像を見ていて・・・脚が・・・つりそうになりました(笑)
あれだけの藪ですと、進むのに勇気がいりそうですね。
愛知は日帰り温泉が少なくなっているんですか。神奈川は泊まる客が減って、日帰り温泉が増えましたねー。
あの!って名旅館までが日帰り温泉を始めたくらいですから。
SevenFiftyです。
展望台は登った事があります。
入り口が急カーブにあるので入りにくいかもですね。
白砂の湯は閉鎖されたのか。
一度も行くことが無かったです。
唐人お吉の説明の看板は知っていたけど立像があるのは知らなかったです。
割と新しいのでしょうか。
お天気も良く、ツーリングに最高だったのではないでしょうか。ここのダルマさんはリーズナブルです、正月神社の参道脇に軒を並べているものは縁起物とは言え高いです。
山城を巡るうちに健脚になりました。とはいえ、速度も持久力もありません。あるのは登坂力だけです。まるでジムニーのような私です。
あはは!まさに川口探検隊です!
いまから20年ぐらい前にスーパー銭湯ブームが起こりました。健康ランドほどの休憩施設は持ちませんが、手頃な入泉料でいろいろなお風呂が入られるのが魅力でした。やがて、その中でも天然温泉をうたい文句をする施設が増えてきました。そういった施設が老朽してきているのに対して、入泉客が減って改築費用がまかなえないのだと推察します。神奈川の日帰り温泉とは成り立ちが異なりますが客の入りが減っているところは似ていますね。ずっと存続できるようにどんどん入湯しなくてはいけませんね。
調べてみました白砂の湯は施設整備のために休館しているとのことでした。ただ、予定では昨年12月にリニューアルオープンのハズでしたが、どうなっちゃったのでしょうかねぇ。海水浴シーズンには再開できるかなぁ。
私も白砂の湯は昔の銭湯のような建物のときしか行ったことがありません。そのときにはお吉像はありませんでした。見た感じでは新しそうな像でした。
ダルマといえば高崎が有名ですが、日本各地に独特のデザインのダルマがあるそうです。
この寺のダルマは全体的に小ぶりであることと、販売員もいないので人件費が加算されていないのでリーズナブルなんでしょうね。
全く気持ちの良いツーリング日和で、多くのライダーとすれ違いました。