デミオのエンジン警告灯が点灯しました。
蒸し暑い日の昼、クルマで出張先に向かう際に気がつきました。
四輪運転歴34年ですが、このランプが点灯するのを見たのは初めての経験です。
とりあえず、バグであることを祈りつつ、信号待ちの際にいったんエンジンを停止させて、再び始動。
レーダー探知機の電源をODBⅡコネクターからとっていますが、これによって誤表示されることがあると聞いたことがあることを思いだしました。
レーダー探知機の電源を外し、エンジン再始動してみましたが、警告灯は消えません。
とりあえず、出張先に向かうために運転することにしましたが、
違和感なく走行でき、特に不調を感じることはありませんでした。
出張業務は二時間半ほどで終了し、帰路につくべく再びエンジン始動しました。
相変わらず、エンジン警告灯は点灯したままです。
途中、コンビニによりました。
すると、エンジン警告灯は消えていました。
点灯してから、40kmぐらい走ったと思います。
その後、警告灯が点灯することはなく、エンジンの調子も良い状態が続いてました。
ところが、22日後のことです。
奇しくもまたしても出張の帰り、エンジン警告灯が点灯してしまいました。
今度も別段不調を感じることもなく、約20km走行したところで警告灯は消えました。
2回に共通した特徴をまとめてみました。
・DPF再生が終わってしばらくしたときに発生した。
(DPFとはディーゼル微粒子捕集フィルターのことで、走行しているとここに燃えかすが付着してしまいます。このため、デミオディーゼルはときどき燃えかすを燃やしてしまう作業を行います。)
・エンジン始動時に警告灯点灯を確認
・エンジンをいったん停止してみて、再度始動してみたが警告灯は点灯したままだった。
・しばらくした後(20~40km走行)、エンジンを始動すると警告灯は消えていた。
・2回ともエアコン稼働中であった(ディーラーによるとエンジン警告灯とエアコンは無関係だそうです)。
さすがに2回目点灯したときに、これはまずいと思いディーラーに連絡しました。
週末、チェックしてもらったところ、排気ガスをマフラーに送るバルブがおかしいのではないかと判断されました。
DPF再生の際は、排ガスの熱を利用するため、このバルブを閉じ、通常時は開いているのですが、この開き具合が不十分であるとのことです。
対策としてはマフラーのミドルパイプを新品に交換するとのこと。
部品は翌日には手に入ったのですが、ここのところ仕事が混んで平日にディーラーに行くことはできず、次の週末まで待たなければいけませんでした。
すると、その1週の間になんと2回もエンジン警告灯が点灯しました。
確実に悪化していたようです。
交換作業は1時間ほどで済み、その後、警告灯が点灯することはなくなりました。
あれから一週間たちましたが、異常は感じられず調子よく走ることができます。
とりあえずなおったようです。
マツダのSKYACTIV-Dはすばらしい技術ですが、まだまだ歴史が浅く、耐久性では疑問が残ります。
今回は保証期間中であるので無料で交換してもらえましたが、長く乗るつもりですから今後延長保証にも加入しなければいけないとおもっています。