缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

NS1231_一品香 福富町店(ラーメン/関内)

2014-02-12 06:54:17 | 食べ歩き

2/11(火)

タンメンしかうまくない、その店に入った。
全員が当然のようにタンメンを食べていた。
それに嫌気がさしてモヤシそばを頼んだ。
当然のように、それはうまくなく、
自分の性格に嫌気がさした。

二村永爾という人間が実在したら、
とてもじゃないけれど、付き合えない。
たぶん、誰だって。
小峰課長だって小説だから付き合っていられるだけで、
現実にあんな部下がいたら放り出すハズ、
たぶん山奥の派出所へと。

昨日、幕張から帰ってきたら水洟がとまらなくなった。
先週から続くノドの痛みよりも、そっちを優先して、
コンタック600を服用した。
だって、スペアリブを鼻水まみれにできないし。

24時前に寝たら、3時前に目が覚めた。
鼻水は止まっているけれど、ノドが激しく痛い。
熱いほうじ茶を入れて、ノドに当てるように飲む。
若干、緩和され、楽にはなるけれど、
さすがにコンタック風邪総合に切り替える。

嫁さんを送り出して、掃除機をかける。
そのまま今日は静養してもよかった。
しかし、矢作俊彦さんの小説1節がアタマをよぎった。

タンメンしかうまくない店とは、
かつて野毛にあったあの店のことだろう。
しかし、その店はチェーン店化し、
ららぽーと横浜でもタンメンは喰えた。
しかし、こんなんだっけ?という気もあった。

シャワーを浴び、12時過ぎに家を出る。



今日も見えるのは丹沢だけ。
てか、横浜に向かうのに、登らんでも・・・

田園調布で東横線に、横浜で京浜東北線に乗り換え、
桜木町で下りる。
最寄り駅は関内だけれど、野毛の裏道がキライではないから。
ただ、まだまだ朝寝の最中で、開けている店はないし、
人通りもまったくない。

都橋を渡って、二股を福富町西公園沿いへと。



一品香 福富町店
二村永爾が後悔したのはこの店かもしれない。
今はない野毛の店よりも15歳若いけれど、
この福富町店だって半世紀近い歴史がある。

13時半ぐらいだけれど、満席に近い。
そして、見える範囲で全ての客がタンメンを啜っている。
そりゃそうだ、この店で頼むものは・・・



たんめんランチ(780円)
単品なら700円、プラス80円でミニちゃーしゅー丼がつく。
ミニ丼なら喰えるだろう、そう高を括って注文した。

ららぽーと横浜で食べたタンメンとは、
平打ち麺以外はまったく違うモノ。
スープはまるで別物だし、野菜の炒め方だって。

そしてタンメンで胃は膨れ上がり、
ミニとはいえ、チャーシュー丼はさすがにキツい。
てか、チャーシューがうまくないのだ。
やっぱりこの店でタンメン以外を食べてはいけないのだ。

無謀にさよならを言う方法を、人類はいまだに発明していない
的な?