大正漢方胃腸薬を買ってきてくれないか?
水曜日、嫁さんに言われて、
会社の近くのココカラファインで買ってきた。
しかし、昨日は牛すね肉の赤ワイン煮、
およそ胃にいい訳がない。
午前中、買い物に行く前に嫁さんにも確認した、
肉じゃなくて、魚だよね?煮魚だよね?と。
煮魚ならば簡単だし、それで楽勝である。
ホントはカレイがあればよかったけれど、
ナメタガレイは1,000円以上・・・
何をふざけたことを。
結果、こうなった。
真さば
三重県産の真さばが半身で250円、
強烈に安い訳ではないけれど、
1,600円のナメタガレイに比べれば。
笑点を見終わってから、支度にかかる。
さばの身側に・・・って、尻尾側は骨がない。
おいおい、これじゃ、煮物にも焼き物にも中途半端。
どういう詰め合わせ?
身側に塩をふって、30分ぐらい放置し、
ざっと水で洗って、ペーパータオルで拭き取る。
フライパンに日本酒と水を。
出汁昆布とショウガを放り込んで、
甜菜糖大さじ2、唐辛子1/2本を。
とろ火でじっくりと昆布から旨味を引き出す。
味噌大さじ1を加えて、沸騰させないように。
フライパンにサラダ油をひいて、
焼き目がつくまで、しっかり焼く。
さばとネギをフライパンに放り込む。
ペーパータオルで落としぶたをして、
10分弱、中火で煮る。
一旦、火を落として、味を含ませる。
30分ぐらい放置して、ペーパータオルをとって、
今度は弱火で加熱。
スプーンで煮汁をかけながら、さらに上からも火を入れる。
久しぶりに自画自賛、
奇跡の火の入り具合である。
しかも、甘すぎず、味噌が強すぎず。
たぶん大正漢方胃腸薬がいらないぐらい・・・
ああ、食前に飲んだ?ああ、そういうこと?
なるほど・・・