2/11(木)
さて、歯が抜けたら肉を食べることが出来なくなる。
いや、ステーキでは、であって、煮込んだりすれば、
難なく食べられる。
そんな爺さんがロシアにいたとか、いなかったとか。
貴族階級のその爺さんの名前はストロガノフ・・・。
昨日、晩ごはんを片付けて、
聞きにくい事を聞くまで見て、
1時過ぎにようやく寝た。
目が覚めたら6時過ぎだった。
そろそろ夜が明ける、そんな時間。
低空には雲が棚引いていたけれど、
かなりの強風がそれを吹き流す。
冷え込みもかなりだけれど、
そんな中、嫁さんが7時前に起きてくる。
どうした?と思ったら、今日は9時出勤。
ならば、一緒に出るか?と、慌ててシャワーを浴び、
せっせと支度、8時50分ぐらいに家を出る。
昨日よりは少し薄らとはしているけれど、
今日もキレイに富士山が望めた。
明日もコレぐらい眺められればいいんだけれど。
自由が丘の手前で嫁さんと別れて、
土曜日にフラレた駅前のコスプレ床屋へと。
11月末に来て以来、気付けばもう2か月半、
明日は河津七滝温泉だから切っておきたい、と。
14時ぐらいに来ればいいかな?
なんて思ったけれど、なんてことはなく、
そのまま着席。
肩から頭にかけてほぐしてもらい、
1時間半ぐらいのんびり過ごす。
東急ストア、あおばと回って帰宅すれば11時半ぐらい。
晩ごはんの仕込みを少しだけしてから、昼ごはん。
しかし、さて、何を?
キャベツ3枚の芯を薄く、それ以外は3mm幅ぐらいに切る。
晩ごはん用に買ってきた牛ロース肉の薄切りを細かく刻む。
フライパンにオリーブオイルをひき、
乾燥ニンニクとキャベツの芯を入れ、とろ火で加熱する。
牛肉も加えて、中火にする。
ナツメグとタイムで香りをつけ、
パラパラになるまでしっかりと炒める。
キャベツを加えて黒コショウをがりがりと。
そのまま炒めつづける。
白ワインを加えたら、強火でアルコールを飛ばす。
中火に落として、そのまま煮詰める。
牛乳を足し、スライスチーズを。
パルメザンチーズとバターでコクを出す。
残っていたペンネリガーテ60gぐらいを8分で引き上げ、
フライパンに放り込んで、3分ぐらい煮込む。
昨日はポークストロガノフ風、
今日は本家のビーフである。
ただ、このビーフストロガノフなる食べ物、
何をどうするのか、レシピが定かではない。
そもそも名前の由来だってわからないし。
ただ、サワークリームなんてそうそうないので、
白ワインで酸味を、牛乳とチーズでコクを出せばいい訳で。
コレならば、繊維質も摂取できるし、
一応、牛肉らしい香りも味わえる。
食感はもう何だかわからないけれどね、
そりゃ歯が悪い爺さんだって楽勝なぐらいに。
・・・って?
1時間もかけて八王子まで行ったのは、
もちろんラーメンを食べるためではないし、
かつ丼も、なんてバカな妄想を抱くためでもない。
ちとせを出て、八王子駅に戻る。
途中、ポケットドルツを忘れたことに気付くけれど、
もうどうすることもできない。
東急スクエアで口をすすぐ程度はする。
JRの改札で営業担当と次長と落ち合い、
タクシーでクライアントの元へ。
こちらが把握していない凡ミスまで突きつけられ、
もうどうしようもない。
謝罪すべきところは謝罪し、
そして、そうならないための提案もし、
1時間弱の話し合いは終わる。
バスで八王子駅まで戻り、横浜線に乗って菊名へ。
東横線で田園調布まで進んで、目黒線へと。
帰宅したのは18時半ぐらい。
さっさと風呂に入って、さて・・・。
嫁さんが19時ぐらいに帰ってくるので、
晩ごはんをどうするのか、聞いてみる。
肉だな、豚肉だな
冷凍してあった豚もも肉の薄切りを解凍する。
タマネギ1/2個をみじん切りにする。
フライパンにオリーブオイルをひき、
乾燥ニンニクと豚肉を。
ナツメグとタイムをふり、タマネギも加えて、
中火で加熱する。
小麦粉大さじ1ぐらいをふり、しっかりと火を入れる。
白ワインを注ぎ、しめじを加えて強火で。
アルコールが飛んだら、中火に落とす。
固形ブイヨン1個を加えて、コンソメも少し。
牛乳を注ぎ、スライスチーズを1枚。
弱火に落として、じっくりと煮込む。
最後にバターで香りをつける。
牛肉だったらビーフストロガノフ的なものだけれど、
豚肉だからポークストロガノフ?
聞いたことないですけど・・・。
煮込んでいる間に作ったキャベツで口直し、というか、
見立てとしてはライスなんだけれど・・・。
しかし、平日に何をしているんだ?
明日はもう少しちゃんとしよう、
休みだしね。
2/10(水)
殺す気か!
前名古屋支社長は店で怒鳴ったらしい。
具合が悪くなりましたよ
カメラマンさんはそんなことを言った。
富山ブラック発祥の店で食べた人間はそうなるらしい。
オレが食べた麺家いろはのはへなちょこだったけれど・・・。
昨日も0時半にはベッドに入った。
たった2日しか働いていないのに、
いったい何だ?この疲れ方は。
目が覚めたら5時ぐらいだった。
さほど寒くはない・・・ような?
夜が明ける20分前、
強烈な風が雲を吹き飛ばし、
凄味のある色彩を空に与えていた。
あまりに寒そうなので、
セオリーのダウンで家を出る。
しかし、そろそろダウンは買い替えたいよなあ。
富士山がキレイに望めるのも、強烈な風のおかげ。
あっという間に手がかじかむけれど、
まあ、ココまですきっと見られれば、よしとしよう。
目黒線はおかしな混み方。
さすがにうんざりして、白金高輪で始発に乗り換える。
すると、六本木一丁目で7分も停車、
おいおい、何だよ、こんな駅で時間調整したって、
何の意味もないのに。
会社に着いて、すぐに秘密の小部屋にこもる。
昨日の帰り際に入った八王子のクレームを調べるため。
すると、何だよ、これ・・・。
Kくんの大ちょんぼである。
こりゃ、ダメだ、完璧に謝罪だ。
一緒に行く営業次長を呼んで説明すると、彼も同意見。
Kくんを呼んで、詳細を聞く。
ホントに何をしてくれた?訳がわからん。
小さい応接で元課長に来年度の発注先を報告。
悩んでいるのは用紙で、どう思うかも聞いておく。
そのまま、印刷会社の営業さんに見積依頼。
今年から相みつになった案件があるからで、
来週火曜日までに結果をもらうことにする。
八王子への顛末書を書き上げて、関係者に送付。
さらに機密案件の反省会を来週月曜に行うことも。
そんなことをやっている間に13時近く。
八王子向けて出発である。
有楽町線で市ヶ谷に出て、新宿線で新宿へ。
高尾山口行きの特急に乗り換える。
八王子着は14時。
国道20号を西へ進み、この辺だっけ?と、
横山町郵便局前交差点で左折、南下する。
しかし、斜めに進む野猿通りと交差するので、
間違えたことに気付く。
また、西へ進み、年金事務所に到着。
ココで諦めてGoogleマップを見る。
もう1ブロック西・・・遠いなあ。
さらに南下して、ようやく到着する。
ちとせ
昨日、八王子で何を食べるかを検索していたら、
こんな昔ながらの中華料理屋っぽい店が見つかった。
ちょうどお母さんのような方が、
窓拭きのために出てきたけれど、営業はしている模様。
入店すると同時にお母さんも入店。
オーダーするとお母さんがフライパンを振りはじめる、
息子さんのような人が出現したのに。
醤油ラーメン+小チャーハン(730円)
八王子ブラックといった風情のラーメンを仕上げたのは、
息子さんのように見えた人物。
最後にトッピングされたであろう、
八王子ラーメンの証であるタマネギが既に黒く変色、
麺もウズラの卵も真っ黒である。
ただ、富山ブラックのような凶悪さはない。
硬めの麺もしっかりとしているし、
430円というエクスキューズがなくても
けっこうなもの。
お母さんが作ったチャーハンはパラパラの手前、
しっとり感も残ったいい感じの炒め具合。
さすがにスープを飲み切ることはできないけれど、
殺されるとも思わなかったし、
具合も悪くならずに無事に店を出る。
かつ丼やカレーも食べてみたい、そう思いながら。