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again041_Part1_スパゲッティーニ、ブッタネスカ風

2010-08-12 22:56:23 | レシピ
8/12(木)

Once a whore, always a whore.

名古屋転勤時代、新幹線で月2回ぐらい東京の本社へ向かう。
ちょっと早めに着いた時に、太閤口の辺りをうろついたりしていた。
お兄さん、遊んでかない?
誰がお兄さんだ?と見ると、激しく厚塗りの60ぐらいの婆さんが立っている。
まだ朝である、世の中的にも。
いるんだ、未だにこんな人たちが、そう思った。

乞食を3日やったらやめられない。
日本語の諺で言えば、こうなる。
しかし、娼婦だぞ、やめられないなんて思うか?
やめたい、ずっとそう願いつづけるんじゃない?
マタ・ハリことマルガレータ・ヘールトロイダ・ツェレだって。
そして、いくら世界最古の職業、そして聖職と言われていたとしても。

午前中に掃除機をががっとかける。
たぶん、窓を開けられるのは午前中だから。
明日のパン教室のためだ、しょうがない。
そんなこんなでもう12時、昼ごはんは簡単である。
昨夜の残りのトマトソースがあるので、パスタで決まりである。

トマトソースに水を加えて、さらにチェダーチーズを加える。



ちょっと黒コショウをふって、とろ火でのんびり火を入れる。
ベーコンと唐辛子を炒めるか、そんなことを思うけれど、
アホみたいな湿度にやられて断念する。

パスタはディチェコのスパゲッティーニ。
8分半茹でて、火を落としたフライパンへ放り込む。
あとはしっかり撹拌するだけ。



アンチョビをちぎってのせて、バジルとパルメザンチーズをふりかける。
これにオリーブを加えれば、ブッタネスカ、いわゆる娼婦風である。
昼も忙しい娼婦が、とにかく何でもかんでもごちゃ混ぜにして食べた、
娼婦が客がもてなすために作ったなどなど、諸説あるけれど、
とにかく塩気がつよく、ぴりぴりすればブッタネスカである。
まあ、適度な塩分と刺激はやめたいとは思わないかもしれない、娼婦と違って。


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