かわいすぎて、よだれがでちゃう……。
この何年かこの時期には、いつもの仲良しさんと、上野公園で夜桜を眺めるのが恒例のようになっています。今年は地震の影響でイベントは中止。昼間は動物園のパンダ目当てでごった返していたはずの公園内は、20時にはすでに人通りもまばらに。満開にはまだまだ早いお花見だったけど、それでもやっぱりキレイで、なんだか胸がキュンとなってせつない気持ちになりました。最近はこんなふうに、いちいちが心に響く。
今日から卯月。朝目覚めると外は穏やかでやわらかな春の日差しに包まれていました。重いカーテンを開けると、すぐに黄色くて小さなものが目に飛び込んできて「わぁ、タンポポだ!」とパッと明るい気持ちに。被災された方々も、こうした小さな幸せを大切に、日々を乗り越えてほしいと思います。わたしには、ほんの少しの募金と、節電と、なるべく穏やかな気持ちで暮らしつつ、見守ることぐらいしかできないけど……。
タンポポの花言葉は「神の信託」「真心の愛」。4月1日というどこか節目めいた日いちばんにタンポポを発見できたこと、偶然ではないと思いたい。この春からいっそういいことが訪れるというような、神さまのお告げだって。しかし本日はエイプリルフールでもある……。喜ばせといたあとで「ウ・ソぴょーん!」とかマジでなしにして。お願いよ、神さま!