憧憬、大艦巨砲主義w

メイン盆栽HAWK11 営農機セロー250 奥様号レブル250

ダラリン。

2009-02-08 20:33:47 | 俺だよ、オレ。
 

昔「奥様は魔女」で、キッツイ嫁母がムコに向かって、「オマエはダーリンじゃなくって『ダラリン』だわよ!何よ!7割以上水分でできてるくせに!」って言っておりました。
ええ。
今日もダラリンな休日を過ごすpoitaでございまっす(笑)。


さて、悪の損害保険会社に対して膺懲の鉄槌を下すべく、悪巧みにいそしんでおります。

金曜夕方の時点で、早くとも月曜午前中まで、相手方本人には電話連絡が取れないことがわかりましたので、得意の別の手を打つことにします。
どうせ一日以上時間が空いちゃいましたので、しこしこ書類を作ります。
やはり、2時間もかけただけありまして、なかなかの名作です。
神奈川は裁判所内に郵便局のあるところがないので、明日、適当なところから発送することにします。

もうひとつの方策は、電話。
コレも月曜にならないとダメなので、要点だけをまとめて準備します。


はて、もう、やることなくなっちゃったです。
・・・。

お!
そういえば、ジモティに焼きそばの専門店を教えていただいたので、逝ってみよう!
場所もすぐ近くです。
伝え聞くところによると、ソース焼きそば一筋、30年以上(!)という、実に格式の高いお店だそうです。

ドジェたんを転がしてお店まで。
一発でハケーン!
早速突撃!

「ちわー」
「いらっしゃいませ」
店内はいわゆる一昔前のスタイルの食堂のようなつくりで、25㎡程のフロアにパイプ骨組の華奢な机と椅子、4人掛けで8卓くらいあったでしょうか。
初老の親父さんが鉄板を相手に格闘しています。
鉄板ですよ、鉄板。
フライパンでないところで、すでにガツン!とヤられてしまいます。

手書きのメニューには、焼きそば、飯、ジュース、コーラ、ビールと、これらを組み合わせだけの品書きが並んでいます。
緊張します。

poitaママより、わずかに年下っぽそうなお母さんにオーダーします。
「ブタタマ、大」
然様。
こういう店では余計な事をウダウダ尋ねたり、くっちゃべったりしてはいけません。
道路側の鉄板の前では親父さんが無言で麺を返しています。
お母さんが親父さんの動きを止めない調子で、オーダーを伝えます。
「ニクタマ、大盛りね」
親父さんから無言の返事が返っています。
何のアクションも、声も出さないのにお母さんに承諾が伝わります。
それだけで只者はない緊張感がビリビリこちらに伝わってきます。

親父さんはわずかに額に汗をにじませながら、黙々と調理します。
長い熟練の手さばきです。
ニク、をしばし放置気味に加熱したあと、野菜と麺をほぼ同時に投入します。
フライパンと違い、蓄熱容量と赤外線放射能力に長けたt=15と思しき鉄板が強烈に麺と野菜を加熱します。

麺より程近い脇に卵が置かれます。
油は使用しません。
麺を炒める油分からのおすそわけです。
3回ほど麺+野菜をターンした際でしょうか。
親父さんがソースを投入します。
両手が激しく動き、麺とソースをからませます。
数秒、おやじさんが手を止めました。

そして、意を決したように、勢いよく、焼きそばを皿に盛ります。
その上には、先ほどの目玉焼き状の卵が載せられ、青海苔、紅ショウガがトッピングされます。
鉄板の余韻を湯気としてたたえながら、皿に乗せられた焼きそばを、お母さんが運んできます。
こちらと0.5秒ほど目を合わせながら「おまちどうさま」。
客への敬意と、焼きそばへの愛情がこもった一声です。

さて、焼きそばそのものですが、「フツーのソース焼きそばの最高峰」とされるレベルと感じました。
富士宮焼きそばのような麺の食感や、醤油との絶妙なソースなどの工夫は全くありません。
まさに、王道オブソース焼きそばです。
富士宮焼きそばが歌謡曲のCDなら、和琴単奏ライブの音色のような構成、と言えばわかりやすいでしょうか。
ソースの絡まった麺に、野性味あふれるかすかなコゲの風味。
ソースそのものも、普通とは少し違う印象で、粘度の少ない黒い色深なソースです。
かえってマヨネーズなどの後付け味は不要な感じを与えます。
大盛りはソコソコなボリュームでしたが、最後まで飽きることなくいただけました。

ややや。
これなら、ソース味以外にも、塩ベースでもおいしい焼きそば、作れると思うのです。
完食しつつも、しばし、考え込んでしまいました。
あ。
ソース焼きそばヤってる鉄板だからじゃないの!
店内にも香るソースの香り、コレはきっと鉄板にも染み付いているのでしょう。
また、店の外でもこの香ばしくも懐かしい香りは漂っていました。
なんとなく、自己完結で納得しちゃいました。

この店の称号は、「フツーの最高峰」だと思いました。
また、きますよ。
うんうん。
大盛りブタタマで、¥900はチト高いかしら。

え?
写真、店の名前ですか?
ココの出自がバレてしまいますので、あえて書きません。
写真は、いつもの通り、カメラを忘れました。
店の名前は、某柏の整骨師のハンネ+家という、なんともアレな名前でございます(笑)。
コメント (5)
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