Edance主宰、村瀬永子さん、『Mas que Flamenco』より、ご本人が選択した写真を中心に載せたいと思います。
2023.7.30
カメラマンが思う良い写真と、ダンサーが思う気に入った写真は、同じものもあれば、異なるものもあります。
カメラマンは、全体を見て写真として良いかどうかを判断します。
ダンサーは、表情や体の使い方が正しく奇麗なものを重視します。
面白いなぁと思うと同時に、難しいなぁと思います。
見出しの写真
凛として。これは私も良いと思います。
私は、光線状態からこれを選んだのですが、
ご本人は、これを選びました。
これが一番びっくりしたもので、私としては、スカートの裾が切れてしまい、構図も中途半端ですので、ボツにしようかと思った写真です。
でも、このポーズが気に入られているようで、ボツにしなくて良かったです。
これも、光がなぁと思ったのですが、選んでいただけました。スカートがうまく伸びていますね。
ライティングが効果で気で、私も印象的だと思います。
ちょっと暗くて画質が…。
決めどころだとは思いますが、写真としては弱いように思いました。
これは良いですね。決めどころで似た写真より印象が良かったです。
やはり、このポーズを選択されました。
一番のお気に入りとのことです。動きがありますね。
ご本人が気に入っていただける写真が撮れることが一番です。
ご本人が、「ダンサーの自分の動きにも納得できて、なおかつ、タイミング、撮る角度、ライトの入り方など、全てが合わさった偶然がいい写真と感じます。」
とおっしゃるように、ダンサーとカメラマンが共鳴して作り上げるものですね。