子どもの耳が調子悪いです。記録記事を書きます。
4/13 左耳穴に血の混ざった塊に気づいた。たまに痛みあり。
4/15 耳鼻科受診
ポリープがある。中耳炎か外耳炎かは不明。
点耳薬と飲み薬で様子を見る。
血の色はほとんどなくなったが、黄色い膿は付く。
4/20 耳鼻科受診
痛み、痒みなし。まだポリープあり。薬を続ける。
4/21 洗髪で耳にお湯が入ったか?
4/22 また血、痒みあり。
4/23 耳穴の中に何か見える。ポリープか? 血膿、詰まった感じがする。
4/24 ポリープが見えている。
朝 血膿あり。痒いのか痛いのか時々ある。詰まった感じはしない。
夜 痛み、痒みなし。詰まった感じなし。ポリープあり。膿あり。
4/25 朝 ポリープが大きくなった。症状はない。血膿あり。
まだ鼻水出る。
夕方 耳鼻科受診
ポリープを切除したが、まだ少し残っている。慢性中耳炎か腫瘍。日赤紹介。4/27 11:00予約
点耳薬は続ける。
4/26 朝 少し痛みあり。詰まった感じなし。血膿あり。
夜 チクチクっと痛みがある。詰まった感じはなし。血はほとんどなし。膿あり。
4/27 中村日赤耳鼻咽喉科を受診
左耳の中に肉芽ができていて膿が出ている。
肉芽を取ろうとしたらガーゼのようなものが出てきた。人工内耳のものかもしれない。
炎症がひどいので、明日から入院して炎症を抑える点滴治療をする。また、外耳道を毎日生理食塩水で洗う。
抗生剤の点耳薬は、耐性菌の出現の恐れがあるので、出さない。
本日は、炎症を抑える点滴を受ける。
採血の結果、全身の炎症反応は見られない。耳局所の炎症と思われる。ただし、慢性的な炎症だと全身の炎症が見られず局所的なこともある。
CTの画像所見
左人工内耳術後
左側頭部皮下で頭蓋骨が削掘され、デバイスが留置されています。
同部から蝸牛内にワイヤが留置されていますが、先端位置の異常はないように見えます。
切除されている左側頭骨内と外耳道内に軟部影が充満しており、同部をワイヤーが走行しています。
特に左外耳道との接近が目立ちます。
左中耳にも軟部影があり、炎症性変化を疑います。
以前のstudyがなく、左中外耳道炎の範囲の同定までは困難です。
右外耳道、中耳、内耳、内耳道、乳突蜂巣に特記すべき所見を認めません。
診断・結論
左乳突蜂巣炎・外耳道炎疑い、左人工内耳術後
;外耳道のairのある部分とワイヤーが接近している。
先生の説明では、人工内耳の電極が外耳道に湾曲して降りてきているように見える。
炎症で骨が溶けて、電極が外耳道に垂れ下がっているのかもしれない。
入院して様子を見、1週間ぐらいで炎症が治まらない場合は、人工内耳の再固定手術が必要になると思われる。
その場合は、名大病院を紹介する。
入院時の食事は、アレルギーもあるし胃瘻注入だが、病院で対応してもらえることになった。