今日は、6月に真珠腫の炎症で摘出した左耳人工内耳の再植え込み術でした。
朝の熱は37.1℃。体調は大丈夫そう。
8時50分 病室を出発。
9時 手術開始。
6月の手術の時も雨でしたが、今日はみぞれ交じりの雪が降り出しました。
待ち時間はただただたいくつ。妻は折り鶴を折っていました。私も1羽だけ折りました。
11時半 予定時刻を過ぎても呼ばれず。
14時 手術開始から5時間経過しても何も説明がないので、心配になり看護師に確認。
2回目の手術でてこずっているようとのこと。入れ替えだから簡単だと言っていたのにぃ…。
それにしても、こちらから確認しないと説明がないのか。5時間も経つのに。
14時20分 まだしばらく時間がかかるとのことで、遅い昼食。
15時45分 やっと病室へ戻る。
手術開始から6時間45分。予定では長くても2時間半を超えないと言われていた。
医師の説明
電極周りを肉芽が覆っており、取りながら行ったが、蝸牛の穴の先が見えないこともあり、時間がかかった。
以前から電極が半分ぐらい抜けていたが、同じぐらい12チャンネルは入った。(全部で22チャンネル。)
肉芽は、異物である電極の周りにできることは一般的。この肉芽は触っても血が出ず、電極の入れ替えがしやすい。
中耳炎などの炎症による肉芽は、触ると血が出て、電極の入れ替えがしにくい。
今回の肉芽は、炎症によるものだが、前回の真珠種によるものか、それ以前の炎症によるものかは不明。
電極の入った数=聞こえの良さ、ではないので、リハビリでどの程度聞こえるかはやってみないと分からない。
顔面神経も触っており、麻痺が出るかもしれないので、点滴を入れた。一時的に麻痺が出るかもしれないが戻ると思う。
私の見解
電極が前回のCTで半分ぐらい抜けていることが分かっていたとのことだが、今初めて聞いた。
電極の入った数=聞こえの良さではないとは言うものの、半分では再手術を考えるのに重要な要素である。その説明がなかったのは遺憾。
電極の入れ替えだけだから難しくないとの説明しか受けていない。炎症による厄介な肉芽の話は聞いていない。
これに対し、医師から謝罪はあったもののどうもしっくりと来ない。
また、説明は親に口頭だけで、素人には分からない部分もあり、本人に内容を伝えるのは難しい。医師から直接本人に文書や絵図で説明してほしい旨依頼。
医師了解。
事前の説明不足で、釈然としない部分もあるが、難しい手術に最善を尽くしていただいたことには感謝する。
看護師の説明
3時間安静。その後の様子を見て、機器(心電図、酸素マスク、血圧・心拍モニター)を外す。
尿管は、本人と相談の上朝までつけておこうと思う。
点滴は、吐き気止めを入れた。抗生剤、ステロイドも入れる。
両親が医師と話しているときは、しかめ面をして苦しそうだったが、吐き気止めの点滴で少し楽になったように見える。
16時45分 病室へ戻って1時間。熱37.1℃。血圧94-56。
17時45分 目覚める。指文字でタンのサイン。その後むせて苦しそう。看護師を読んで吸引。吐き気止めを点滴。
手術は苦しくて大変なものだと改めて思う。
その後また眠る。
17時52分 病室へ戻って約2時間 熱37.5℃。血圧93-56。
その後も痰の吸引。血が混ざる。
17時15分ぐらい いったん目覚めて少し会話。体調はまあまあと言う。良かった。
また寝てしまった。
19時半過ぎ 私は帰宅。妻は泊まり。
20時半過ぎ 妻がコンビニへ行っている間に、痰がたまってナースコールを押すものの来てくれず。
妻が戻って再度押してもなかなか来てくれず。誤嚥性肺炎になったらどうするのか。
21時過ぎ 気持ち悪さが増してるようだが、吐き気止めが1時間後しか使えない。
嘔吐し、唾液に血が混じるものの、しばらくして落ち着いた。