地震災害で重要なのは、
①安全の確保・・・家の耐震性強化、家具の固定など。
②行動の確保・・・停電で暗闇なら懐中電灯、食器などなどが散乱していたらスリッパや運動靴などを備える。
と言います。
さて、この中で懐中電灯は、どこに備えたらよいでしょうか?
非常持ち出し袋の中。
いえいえ、停電で暗闇の中、非常持ち出し袋までたどり着くことができないかもしれません。
ましてや、調度品等が散乱していたらなおさらです。
では、枕元。
いえ、地震は、寝ているときに起きるとは限りません。
リビングにいる時かも。あるいはトイレに入っている時かも。
では、各部屋に備えておく。
いえいえ、それでは、懐中電灯を幾つも準備しなくてはならなくて、現実的でははありません。
そこで私は、単四電池1本仕様の小型懐中電灯をいつも首から下げています。
小さなライトですので、いつも下げていても、それほど負担にはなりません。
これで、いつ、どこで停電になっても対処できます。
唯一、お風呂に入っているときが困りますので、以前「
お風呂で停電になったら」という記事で書きましたように、浴室には別のライトを持ち込んでいます。
そしてもう一つ、非常持ち出し袋の中に、単三電池1本仕様のヘッドライトを入れています。
小型懐中電灯で、非常持ち出し袋までたどり着けると言うわけです。
妻はと言うと、私の影響から、起きているときは、エプロンのポケットに小型の懐中電灯を入れています。
寝るときは、パジャマにクリップで止めています。
もう一つ、枕の中に入れています。
枕元に置いておくのでは、地震の大きな揺れでどこかに飛んで行ってしまうかもしれませんし、掃除のときにいちいち片付けるのは面倒です。
枕の中に入れておけば、飛んでいくことはないでしょうし、枕カバーのファスナーを開ければ取り出せます。
この他、不意の停電に対しては、AC電源に挿して、停電時に点灯するライトもよろしいかなと思います。
なお、この考え方はホイッスルも同様で、いつも首から下げています。