Fenix P1です。
4月中旬発売予定だったのが、コンバータの遅れらしく、やっと発売です。
写真は、α7Digitalが故障中のため、A1で撮りましたが、写りが全然違います。撮り直したいです。
○仕様(Fenixホームページから引用。)
・Uses a 3-watt T-binned Luxeon LED with a life of 100,000 hours
・Current regulation circuit
・Constant brightness: 55 Lumens
・Uses one CR123A battery
・2.5-hour Runtime (1:45 hours to 50% brightness)
・Input voltage: 1.5V~4V
・6.5cm (L) x 2cm (D) 実測6.5cm(L)×2cm(D)、ヘッド径2.05cm
・Made of aerospace grade aluminum
・Hard anodized finish, highly durable
・30-gram weight 実測24g(本体のみ。)、40g(電池含む。キーリング除く。)
・Waterproof
・Toughened ultra clear glass lens with AR coating
・Twist switch
・Capable of standing up securely on a flat surface to serve as a candle
・Colour: Black / Natural
○外観、仕上げ
大きさは、FireFlyⅡを3mmほど短くしたぐらいですが、その形状から寸法以上にやや小さく見えます。私が所有するCR123A使用のライトでは最小です。(写真左)
色は、ブラックとナチュラルがあります。ブラックは他のFenix製品と同様の仕上です。ナチュラルは思ったよりも明るい色で、個人的には壱式LEやKeyLuxのナチュラル仕上げのような色の方が好きです。
テイル部分の星型の頂点が、ナチュラルはボディテーパー部分の中央と頂点に一致していますが、ブラックはずれています。(写真中央)
ネジ部分やバッテリーパック内部もきれいな仕上げですが、PCB基盤の仕上は大変雑で汚くがっかりします。値段を考えると仕方ないでしょうし、実用上問題ないのでしょうが、気になる部分です。(写真右)
○操作感
点灯、消灯はヘッドをねじ込んでON、緩めてOFFです。
他のレビューでは、かたいとの報告がありましたが、私のものはスムーズでした。まったりとしたトルク感はありませんが、実用上問題ないです。
ヘッドを緩めたときに電池がカタカタと鳴ります。他のレビューを見ますと、マイナス接点側にスポンジが貼ってあるとのことでしたが、私のものにはありませんでした。
電池のメーカーによっては、点灯しないことがあったようで、スポンジをなくしたのかもしれません。
例によって、ヘッドの裏に100円ショップの魚の目パッドを貼り付けました。ぴったりです。
○光
LuxeonのBinはTランクですが、色までは指定していないようですので、光の色については、ばらつきがあると思います。私のものは、やや色温度の高い白色でやや緑がかったものでした。Y0の雰囲気と、それに緑をかぶせた感じです。
配光は、他のFenix製品と同様です。リフレクタはオレンジピールではなく鏡面仕上げですが、むらはなくきれいに照らします。ただ、照らす範囲の外側にうっすらと光の輪ができます。気にしなければ気になりませんが、気にすると気になるといったところでしょうか。
明るさは、色合いで感覚が変わりますので一概には言えませんが、目視では壱式やJIL-CR2 1.3W(UP)より明るいと思います。
○付属品
キーリングと予備のOリング、ケースが付属します。
ケースは、一部ゴムになっています。使っているうちにゴムが伸びすぎてゆるくなるのが心配ですが、これは使ってみないと分かりません。小さくできておりライトの小型さの魅力を失うことなく好感が持てます。
○まとめ
ヘッドの内側の仕上げが雑なことと光の色にばらつきがある以外は、質感使用感とも良好で、小型軽量、安価であり、とても魅力的なライトと言えます。
○参考
Fenixのフェブサイト
P1のページ
他のレビュー(JIL-Liteの掲示板)