FENIX
E05のXP-G R4仕様です。
通常版は、
XP-E R2仕様で、こちらは限定版です。
仕様等(FENIXのHPから引用)
・Uses Cree XP-G LED with a lifespan of 100000 hours
・Uses one 1.5 V AAA (Ni-MH, Alkaline) battery
・64.5mm (Length)×14.4mm (Diameter)
・11.3-gram weight (excluding batteries)
・Digitally regulated circuit - maintains constant brightness
・Reliable revolving switch
・Capable of standing up securely on a flat surface to serve as a candle
・Made of durable aircraft-grade aluminum
・Premium Type III hard-anodized anti-abrasive finish
Note: The above-mentioned parameters (tested by 750mAh Ni-MH battery in the lab) are approximate and may vary between flashlights, batteries, and environments.
・OUTPUT 30LUMENS
・RUNTIME 2h50min
・DISTANCE 26m
・INTENSITY 177cd
・IMPACT RESISTANT 1.5m
・WATERPROOF IPX-8,underwater2m
・ACCESSORIES a keyring,a spare o-ring
外観・仕上げ等
太さは、
E01や
LD01と同じですが、LD01と比べるとボティの面取りが少ない分、太く感じます。
長さは、E01やLD01と比べて短いですので、小さく感じます。
特にE01と比べると、デザイン的には似てますが、短くなったことでずいぶん小さく感じます。
Arc-AAA-Pや
Eigerと比べると、長さは短いですが、太さが太いので、どちらが小さく感じるか微妙なところです。
iTP A3 EOSと比べると、形状は違いますが、大きさ的にはほぼ同じぐらいの印象でしょうか。
仕上げは、他のFENIX製品同様綺麗な仕上がりです。
レンズは、旧Eigerのように昆虫の複眼のようになっていますが、中心部は透明で、正面から覗くとエミッタがはっきりと見えます。
また、Eigerのレンズ表面は平らですが、E05のレンズ表面は凹凸があります。昆虫の複眼のような凹凸が表面にあるようです。
汚れた時に清掃しづらいのではないかと思います。
レンズにピントを合わせたもの E05 R4の方がR2よりレンズへの黄色い映り込みがやや濃いのが分ります。
クリックすると大きく(1200×500)表示されます。
エミッタにピントを合わせたもの E05 R4の方がR2より発光体が大きく、4つあるのがわかります。
クリックすると大きく(1200×500)表示されます。
操作感等
スイッチは、ヘッドをねじ込んでON緩めてOFFという一般的なものです。
トルク感は適度ですし、単モードのため、ON・OFFに戸惑いがなく、操作は楽です。
欲を言いますと、ボディが短くなった分指が余ってしまいますので、テイルのスカートの部分にもナーリングがあった方が、指掛かりが良いのではないかと感じます。
A3 EOSのように、ボディが細くテイルがやや太くなっていますと、小ささにも指掛かりにも貢献してよいと思います。
光り
照射パターンは、広いホットスポットの周りにわずかにサイドスピルがあるという感じです。
この周辺光は、もやもやとしたムラがありますが、実用距離では気にならないです。
明るさは、明るいライトに慣れてしまいますと、けして明るいとは言えませんし、全体の照射範囲はあまり広くはありませんが、砲弾型LEDよりはずっと明るいですし、ホットスポットが広いので、手元・足元を照らすのには十分で視認性は良いです。
レンズの形状から旧Eigerと比較したくなりますが、明るさが全く異なりますので、比較対象から外れる感じがします。
どちらが見やすいかと言えば、より明るく広く照らすEigerですが、ランタイムを考えるとE05に魅力があり、どちらが良いというより、初期の明るさを選ぶか実用ランタイムを選ぶかの選択になると思います。
ちなみにEigerのランタイムは12時間となっていますが、だんだんと暗くなり、初期の明るさはそれほど長くは持ちません。E05は約2時間50分ほぼ初期の明るさを維持します。また、単四型リチウムを使いますと、4.5時間ほど持つようですので、AAA仕様としては十分だと思います。
AAA仕様、明るさ比較写真
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砲弾型の同社
E01とは比べ物にならない明るさです。砲弾型LEDとしては明るい
BELLOと比較しても明るいです。
単モードのEigerやA3 EOSと比べると暗く、特にEigerとは比べ物にならない感じですが、LD01のMidと比較するとやや明るいです。
LD01のMidが27ルーメンですから、通常版のE05 R2と同じ明るさというところでしょうか。
AAA仕様、照射パターン比較写真
クリックすると大きく(1200×800)表示されます。
同じ露出で撮ると、明るいものは周辺光まで写って照射範囲が広く、暗いものは周辺光が写らず、照射範囲が狭く写ってしまいますので、出た目のデータで並べたものです。
(ただし、E01は見た印象に近かったので、同じ単モードのL0Pに変えました。)
だいたいの照射パターンの違いが分ると思います。
※Eigerは、E05と同じ昆虫の複眼のようなレンズの
旧型と照射比較するつもりでしたが、照射パターンを見ますと丸くなっていますので、間違って
新型と比較してしまったかもしれません。
暗いところで作業しているので、曖昧です。
新たにE05 XP-E R2仕様の照射比較写真を撮りましたので、こちらのEigerは旧型です。
まとめ
単モードのライトは、明るいものが多いですが、発熱とランタイムを考えるとあまり好みではありません。
では、多モードはと言うと、パルス発光が気になったり、キーンと言う高周波ノイズが気になったりするものがあり、これまたあまり好みではありません。
E05は、単モードで単純明快。明るさを抑え、ランタイムが比較的長いので、バランスが取れていると思います。
照射パターンも比較的フラットで手元足元が見やすく、AAA仕様を考えると十分な明るさとランタイムですし、暫く点けっぱなしにしても熱くなることなく、好感が持てます。
小型軽量とあいまって、EDCにぴったりのライトだと思います。
※E05 XP-E R2仕様は
こちらに載せました。