まず、単4電池1本仕様のライトAKOray K-102です。
仕様(
DXから引用)
Brand: Akoray
Model: K-102 EDC
Emitter Brand/Type: Seoul Semiconductors SSC
Emitter BIN: W920C05
Emitter Color: White
Total Emitters: 1
Battery Configurations: 1 x 1.2V/1.5V AAA, or 1 x 10440 lithium battery
Voltage Input: 0.7V~4.5V
Switch Type: Clicky (Clickie)
Switch Location: Tailcap (Tail-cap)
Modes: 1
Mode Memory: -
Mode Arrangement: -
Typical Battery Runtime: ~1.5 hours (manufacturer rated)
Brightness: 60 lumens max (manufacturer rated)
Circuitry: 150mA Maximum Current Output, Non-Regulated
Lens: Coated Glass Lens
Reflector: Aluminum Textured/OP Reflector
Carrying Strap: -
Carrying Clip: Clip Included
大きさ(実測):長さ89.5mm、径15.5mm(クリップを除く)
重さ(実測):26g(本体+クリップ)
外観・仕上げ等
大きさは、サイズ表記を見て大きなと思っていましたので、届いてもびっくりはしませんでしたが、AAA仕様としては、大きいです。
Knight EVL ☆Rebel 0080-Bin 5-Mode LED Flashlightよりも少し径が太く、長さは4mm程短いです。
仕上げはとても綺麗です。やや緑がかった梨地仕上げで、落ち着いた高級感があります。
ヘッドのネジは角ネジで、Oリングは2重になっています。
エミッタはSSCですが、Rebel LEDよりわずかに小さいかなというぐらいで、見た目は、リフレクタを含めKnight EVLや
Tiablo A1と同じような印象です。
大きさ比較
左から、
Knight EVL、AKOray K-102、
Tiablo MA1、A1(New)、
A1(Old)、
L0D。 19インチモニターでほぼ実物大。画像をクリックするとやや大きく表示されます。
操作性等
クリッキースイッチで、軽く押すと間欠点灯、押し込んで常時点灯です。
キャンドルモードにできるようスイッチは凹んでいますが、人差し指で押すには問題ありません。扱いやすいと思います。
(私は、右手人差し指を骨折していて充分に曲がりませんので、スイッチが出っ張っていたとしても、親指では押せません。)
ヘッドの回転もスムーズですので、テイルスイッチをオンにしておいて、ヘッドの回転でON・OFFすることも可能です。
クリップは、Knight EVLやA1の場合、クリップの取り付け部が引っかかり留めにくいですが、このクリップの形状は、引っ掛かりがなく扱いやすいですし、針金状ですので、目立たず違和感がないです。
光り
照射範囲は、Knight EVLやA1より若干狭いですが、ほぼ同じ印象です。
照射パターンは、ややムラがあり、中心はほぼ白く、その周りが黄ばんで、一番外がやや青紫がかった感じです。
エミッタやリフレクタはKnight EVLやA1と同じように見えますが、照射パターンは異なりました。
近距離で白い無地を照らすと色むらが気になりますが、普通の使い方では、ほとんど気にならないです。
Knight EVLやA1にくらぺAKOray K-102の方が中心の明るい部分が狭く、近距離では中心部がやや眩しく感じるので、個人的にはKnight EVLやA1の照射パターンのほうが好きです。
色は、ムラがあるとは言え、全体的にはクールホワイトです。
明るさは、色の違いや照射パターンの違いで一概には言えませんが、Knight EVLの中と同じぐらいかやや暗いぐらいの印象です。
画像をクリックすすると大きくなります。
α900のDレンジオプティマイザーが、こんなところで役に立つとは思いませんでした。
効果は絶大で、見た印象により近くはなりましたが、それでも目視とは異なりますので、参考としてください。
AKOray K-102のムラは、写真で見るほど気になりませんし、MA1、A1の色は、黄色っぽく写っていますが、写真よりは自然な白色です。
新しいMA1はやや緑がかっていました。
まとめ
AAA仕様としてはやや大きいですが、AA仕様よりは随分細く、日ごろクリップで留めて持ち歩くには、負担は少ないです。
クリッキースイッチも扱いやすいです。
明るさはそれほど明るくはありませんが、Knight EVLでは、初期設定の中を使うことが多いので、必要充分な明るさではあると思います。
値段を考えると、仕上げはとても綺麗で、コストパフォーマンスは高いと思われます。
照射パターンがKnight EVLやA1のようであれば、なお魅力的でした。
次にTiablo
MA1、新A1です。
MA1の実測、全長:81mm、径:15.5mm、重さ:20g(クリップを含む。)
明るさは、旧型のA1と比べると目視では、わずかに暗い気がします。
新A1の実測、全長:74.5mm、径:15.5mm、重さ:18g(クリップを含む。)
旧A1よりヘッドもバッテリチューブも少しずつ短くなっていて、全長で2.5mm短いです。
また、新たにヘッド接合部にGITD O-ringが装着されました。
更に、+接点の形状が変わっています。
写真の比較はMA1ですが、旧A1も同様の接点です。
取扱説明書では、新・旧ともWorking voltage is 0.7V to 2.7V、350mA at 100 Lumens for 3.5 hours となっているので、コンバータが変更になったかどうかは定かでありません。
ただ、個体差かもしれませんが、上記の照射比較写真のとおり、新型のほうがやや暗いです。
箱に同包されていた取扱説明書の仕様は、新旧同じ内容でしたが、購入した
かんてら堂さんのwebは下記のようになっています。
スペック :
光源 : Luxeon Rebel 100 LED
出力 : 110Lumens 80分(50%):メーカー発表値
レンズ : ARコーティング強化ガラス OPリフ
電源 : AAA(単四)電池(アルカリ、ニッケル水素、リチウム電池等)
動作電圧 : 0.7~2.7V (Li-ion電池不可)
制御回路 : 低電圧・過電圧保護回路付DC-DC定電流デジタル制御回路(PWM/PFM)
スイッチ : ボディツイスト
本体材質 : T7075 航空機準拠アルミニウム
表面処理 : HAIII Black
寸法 : 直径14mm 全長74mm
重量 : 18.5g(電池含まず)
付属品 : Oリング Wリング ペンクリップ