道後温泉に行ってきました。
11年ぶりの再訪です。
ますます風格を増し、歴史の漂う道後温泉本館。
一羽の傷ついた白鳥が見つけたといわれる日本最古の湯。
「伊予国風土記」には、この二神の伝承として大国主命が、重病の少彦名命を助けようとして、大分の速見の温泉を引き湯あみさせたところ、不思議によみがえり、立ち上がった少彦名命が踏んだ石に足跡が残ったという伝承があります。
こちらは「玉の石」です。
この石にお湯をかけて願うと、叶うとも言われています。
本館の裏手には、桃山時代風の優雅な建築様式の又新殿 (ゆうしんでん)の外観を観ることができます。
又新殿は、明治32年に建てられた皇室専用の湯殿で、玄関の間、御次の間、玉座の間と続き、警護の人が控える武者隠しの間もあります。
畳は備後表の高麗縁、欄間にはしめどり、いかるがの透彫り、天井は高麗張りの桐の3枚重ね、ふすまは金箔に極彩色の枝菊が描かれている豪華絢爛なもので、建具類は、全て極上の漆が用いられた輪島塗りで、建築以来一分の狂いも生じない建てつけとなっているそうです。
昭和天皇が昭和25年に来浴された浴槽は、御影石の中でも最上のものとされている香川県の庵治石を用い、正面の湯釜に大国主命、少彦名命の両神像を刻んだ宝珠があるそうです。
興味のある方は、内覧することもできますよ。(拝観料250円)
私は「神の湯 階下」(1時間:400円)に入浴しました。
タオルや石鹸類をお持ちでない方は、必要に応じて別料金がかかります。
他には、お時間に合わせて、浴衣やお茶のおもてなしが付くプランもあります。
浴槽は少し深めで、とても体が温まるお湯です。
楕円形の真ん中に4つの湯口があり、絶え間なく透明なお湯が流れ出ています。
天井から差し込む陽の光、体にじんわりと馴染む柔らかい湯けむりに包まれながら、とてもいい時間を過ごしました。
かつては、茶葉の入った大きなやかんが1階の脱衣所に備えられ、自由に美味しい緑茶を飲めたましたが、今は冷水機に変わってしまったようです。
11年ぶりの再訪です。
ますます風格を増し、歴史の漂う道後温泉本館。
一羽の傷ついた白鳥が見つけたといわれる日本最古の湯。
「伊予国風土記」には、この二神の伝承として大国主命が、重病の少彦名命を助けようとして、大分の速見の温泉を引き湯あみさせたところ、不思議によみがえり、立ち上がった少彦名命が踏んだ石に足跡が残ったという伝承があります。
こちらは「玉の石」です。
この石にお湯をかけて願うと、叶うとも言われています。
本館の裏手には、桃山時代風の優雅な建築様式の又新殿 (ゆうしんでん)の外観を観ることができます。
又新殿は、明治32年に建てられた皇室専用の湯殿で、玄関の間、御次の間、玉座の間と続き、警護の人が控える武者隠しの間もあります。
畳は備後表の高麗縁、欄間にはしめどり、いかるがの透彫り、天井は高麗張りの桐の3枚重ね、ふすまは金箔に極彩色の枝菊が描かれている豪華絢爛なもので、建具類は、全て極上の漆が用いられた輪島塗りで、建築以来一分の狂いも生じない建てつけとなっているそうです。
昭和天皇が昭和25年に来浴された浴槽は、御影石の中でも最上のものとされている香川県の庵治石を用い、正面の湯釜に大国主命、少彦名命の両神像を刻んだ宝珠があるそうです。
興味のある方は、内覧することもできますよ。(拝観料250円)
私は「神の湯 階下」(1時間:400円)に入浴しました。
タオルや石鹸類をお持ちでない方は、必要に応じて別料金がかかります。
他には、お時間に合わせて、浴衣やお茶のおもてなしが付くプランもあります。
浴槽は少し深めで、とても体が温まるお湯です。
楕円形の真ん中に4つの湯口があり、絶え間なく透明なお湯が流れ出ています。
天井から差し込む陽の光、体にじんわりと馴染む柔らかい湯けむりに包まれながら、とてもいい時間を過ごしました。
かつては、茶葉の入った大きなやかんが1階の脱衣所に備えられ、自由に美味しい緑茶を飲めたましたが、今は冷水機に変わってしまったようです。