秋保大滝に向かう途中、「福だんご」ののぼりが気になりました。
こぢんまりした店内には、お団子や揚げまんじゅうなどの甘味ほか、民芸風の小物も販売されていました。
このカラフルなお団子はそれぞれ違う、餡が餅のなかに入っています。
それぞれに美味しいのですが、私の感動は「くるみ」。
くるみの餡には、柔らかい胡桃餡の香りとクラッシュした胡桃の歯ざわりのコントラストが美味です。
店内を見渡すと、天井に気になる飾りがありました。
「これはカマ神さまといいます。
登米とか、宮城県の北部で信仰されていた神様ですよ。
震災で、登米市の知り合いの古い家が倒壊してしまい、その後片付けを手伝っていたら、家からこのカマ神が出てきたんです。
カマ神はもういらないと友人がいうので、そんな縁があってここに飾りました」
と店主。
このカマ神さまは土でできていて、個性的な大きな目はなんと鮑の貝殻なのだとか。
もともとは、髭もはえていたのだとか・・・(続く)