赤倉温泉の通りがかりに、こんなポスターをコンビニで見たため、立ち寄ってみることにしました。
会場は「最上町大堀地区公民館 特設会場」。
10時半頃に到着しましたが、会場はまだこんな感じでした。
「前日からの雪のため、除雪にかなり時間がかかってしまい、時間が延びてしまって申し訳ありません」とアナウンスが流れました。
楽しいイベントが色々あるようですが・・・
メインは「鍋まつり」ですから、最上の「んまいもの」が大集合するそうなんです。
ぼんやりと佇んで開催を待っていると、市長さんや協議会さんや実行委員さんがマイク片手に次々とあいさつを行いました。
演壇もなく、ジャンパーに長靴の姿で、参加者と同じ目線で、開催できたことを喜んでいる姿に身近さを感じ、印象的でした。
その傍らでは、牛鍋、寒ダラ汁、サクラマス鍋、納豆汁等や、がっきラーメン、そばなどの仕込みが進行していました。
花火の音が合図で、一斉に鍋の提供が始まります。
まずは、この焼鮎に並びました。
鮎のお腹がオレンジ色に色づいています。
落ち鮎です。
プルプルして鮮度良いのですが、この時節は解凍のためか、焼くと思った以上に縮んでしまうようです。
この鮎が1匹200円とは、本当に申し訳ないくらいです。
こちらは「カジカ」。
地元の清流にしか住まない希少なカジカを1串200円で頂けるとは・・・
カジカは4月になると産卵するため、今が旬。
子持ちのため、お腹が特に美味しいとか。
人気完売が毎回早い「べこっこ鍋」を頂きましたが、さすが山形牛あって身がトロリと崩れるように柔らかく甘いです。
「納豆汁」は、天然のキノコと思しき数種類のキノコと山菜に納豆の味噌仕立てのお汁で、体がポカポカ温まります。
さて、岩手県大船渡市三陸町から綾里漁業協同組合『恋し浜青年部』の皆様が出店されていました。
「恋し浜ほたて」(焼:300円 殻つき帆立持ち帰り:200円)。
とても大ぶりな焼帆立で、食べ応え十分です。
海水の塩分で、そのまま頂けました!
最上の町民の方といろいろかかわりながら、とても心がほんわかする、大堀地区の冬のイベントでした!