伊豆沼の「蓮まつり」に行く途中、登米市でお昼ご飯を頂こうということになり、登米と言えば「はっと汁」と「油麩丼」。
某食べ物サイトでも評価が高く、本格的な登米伝統料理を味わえるというので、「味処 あらい」さんに初訪しました。
店内に入って驚いたのは、いらっしゃいませの声もなく、食べ終えたどんぶりがテーブルに残ったままでした。
ご案内もなく、見渡せは食券機を発見。
メニューを選んで空いているテーブル席を見つけて着席しましたが、卓上にはお茶と水のポットと湯のみが用意されていて、片付けに来る気配もありません。
食べ物サイトでは、ご夫婦のあたたかいおもてなしを頂き、などなど接客面でも高評価でしたが、この状況からしてセルフのお店としか思えません。
それで、厨房に向かい、食券を渡しました。
女性の方が一人で切り盛りしているようで、店間違えたかな?と一瞬思えるほどでした。
仙台四郎の置物や古小物などがディスプレイされていました。
厨房に近い席だったので、レンジのチンという音が執拗に鳴るのが聞こえ、そのたびに笑ってしまいました。
私たちの入店後、お客様が次々入店してきて、とてつもなく待たされる感じがあって、退席したい気持ちを押さえながら、(食券なので) 待ちました。
私たちの後に入ってきたお客様の食事が運ばれた後、やっと来ました。
「油麩丼とはっと汁セット」(960円)
この油麩丼、お醤油で油麩をもどしたのでは?と思えるほどしょっぱいし、確か登米のは三つ葉がのるはずで、卵もトロトロ感とかふわふわ感がなくボソボソな食感です。
なんですか、これは?(私のほうが美味しく作れますよ)
はっと汁は、はっとが4~5枚しか入っていませんで、ガッカリ。
介護施設の食事のような、小さい鶏肉が少し。
他の具材感もなしで、出汁つゆの化調が引き立ち、しかもなぜかぬるかったです。
はっとは、モチモチ感があったのですが、はっと汁というなら、もっとゴロゴロと入っていなければ、この値段で、そういう名で出せないと思うんですよね、私の主観ですけど。
夫の「はっとセット」(1050円)は、はっと汁がアツアツでしたが、やはり具材感なしのようで・・・。
餡子は「チン」だな、と夫。
その後ずーっと夫の不満冷めやらず、某食べ物サイトなんて信じられくなったと。
夫は料理人ですから、その気持ちわかってあげたいと思います。
某サイトに客観的、第三者的視点なんて難しいですよね。
でも褒めちぎりばかりでは、信ぴょう性に欠けるのではないでしょうか。
学習させて頂きました。
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