37番岩本寺から38番金剛福寺までは車で89kmと四国遍路では最も長い距離となります。
車で約2時間余、歩いたら約30時間、3泊4日はかかり、まさに「修行の道場」と言えます。
途中小雨の中、何度も歩き遍路さんを見かけましたが、本当にその姿には尊敬の念を抱きます。
突然バケツをひっくり返したようなどしゃ降りの雨にあうのですが、それでも前に足を進めるお遍路さんの心の強さに心を打たれました。
乗せようか迷いましたが、今ここでに車に乗ったら楽ではあるけど、お遍路さんの心に後悔が残る気がして、頑張ってくださいと心の中でつぶやく私でした。
不思議なことに、38番金剛福寺に着くと、先ほどの雨が嘘だったかのような快晴となりました。
金剛福寺は四国の最南端、国立公園の足摺岬を見下ろす丘の中腹にあり、境内は120,000平方メートルを誇る大道場なのだそうです。
大きな亀がお出迎えしてくれます。
右に見えるちょっと変わった石は、庭園のあちこちで見ることができます。
この辺りで採れる石なのでしょうか?
金剛福寺は、弘仁13年大師49歳の頃、嵯峨天皇に奏上、勅願により伽藍を建立、三面千手観音像を彫造して安置し、開創したと伝えられています。
大師堂。
多宝塔。
金剛福寺は、武将からも尊崇され、とくに源氏一門の帰依が厚く、源満仲は多宝塔を建て、その子・頼光は諸堂の修復に寄与したそうです。
観世音さんの浄土を連想させ、自然の大庭園に圧倒させられるお寺でした。
ご朱印をお願いすると、車での近道まで教えてくれる、とても親切で気持ちの良いお寺でした。
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