しばらく一人旅に出掛けるため、ホテルのレストランでディナーをしました。
ウェステインホテル仙台のドアが開くと、利用要件を聞かれます。
レストランシンフォニーを予約していたので、エレベーターに乗ります。
仙台の街中のネオンがキラキラしていて、落ち着いた雰囲気のフレンチレストランです。
レストランのスタッフさんが、何か緊張感がないというか、お客に対しての配慮が物足りなく、呼んでも来ない、手をあげてもスルーされたりと不快な面もありました。
その日は閑散としていたためでしょうか?
前菜。
燻製した鰹にウイキョウのムース パルメザンチーズがけ
このメニューは、始まりにして一番印象的なお料理でした。
鰹の臭みが燻製することによりかき消され、ムースの柔らかな食味とチーズの相性が素晴らしかったです。
普段自宅では、鰹を燻製しようなんて思いもつかないですから、サプライズな一皿でした。
米茄子と秋刀魚のバジルソース
秋刀魚の胆のムースが添えれているんですよ、このお料理。
米茄子は脂っこさがなくて、秋刀魚もちょうどの焼き加減で、旬を感じる一皿でしたが、個人的には秋刀魚は大衆魚のイメージを持っているので、こういうホテルのレストランでメニュー化されるのには、多少の疑問を感じました。
その後、イサキと雑穀のトマトソース、アーリオソース
そのメニューは、魚がもさもさして、サプライズは全くなく、写真にも納めていませんでした。
ファグラ用に飼育された鴨肉の赤ワインとフランボワーズソース
鴨肉がとても柔らかくて、甘みがあって美味でしたが、付け合せのポテトのマッシュが、本物のジャガイモから濾したような食味や甘さが無くて、残念でした。
バラのアイスクリームと焼き菓子
ひとり11000円位なので、こんなもんかという気持ちもありますが、お料理というよりは雰囲気?
だけど接客はその日に限ってなのか、疑問を感じるものでした。
自宅そばの地下鉄を降りて「ああ、さっきまであのホテルで食事してたのね」と思うと、何だか不思議な気分でした。
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