山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

太田とうふ店

2012年04月13日 | 

秋保大滝に立ち寄った後は、三角油揚げと竹豆腐が人気の太田豆腐店へ。

確か、夏場には豆腐だったか豆乳のソフトクリームがあったような記憶があったのですが、その日はありませんでした。

竹筒のお豆腐は、お豆の甘みと旨味があって、ぎゅっと凝縮された味わいでした。

お塩をつけてシンプルに頂きました。

三角豆腐は定義山風に焼いて食べてみましたが「焼き」はフカフカしてイマイチ!

煮物の方が向いていると思いました。

太田豆腐店の商品は、最近ヨークベニマル愛子店でも陳列されていました。

 

■太田とうふ店

住所宮城県仙台市太白区秋保町長袋字向宿25-1

TEL 022-399-2707

営業時間9:00~16:00

店休日火曜


カマ神

2012年04月12日 | ドライブ

「カマ神」について、大きな興味を持ったのは、私の祖父の実家が登米市の出身であるからなのかもしれません。

三笑さんのカマ神さま(写真:下)を間近で見て、そのルーツを調べてみました。


宮城県北部の登米市や岩手県南部においては、竈[かまど]神は、カマ神と呼び、カマ神様とは、太い柱にすすけて飾られた黒い顔の面であったそうです。
この面のそばには、しめ縄が張っている家もあり、カマ神は、単に火災事故から財産を守ってくれるばかりではなく、盗難や厄除けも一手に引き受けてくれる神様でもあり、いわばその家の守護神。

カマ神(かまど神)1 カマ神(かまど神)2
 
(写真:現存する宮城県登米市のカマ神様のお面)
 
目には、あわびの蓋を使ったり、盃の糸尻をはめ込んでおり、現存するのは、藩政時代から昭和初期のものといいます。
家を新築する時に関わった大工や左官が土製の面をつくってプレゼントしたそうです。
家の守護神として、にらみを利かすという意味があったとか。

カマ神の異様な面は、宮城県北部登米市や岩手県南部にしかなく、かまどが撤去された生活様式では、かなり貴重なものであります。


さて・・・私の祖父の実家でも勿論、カマ神さまは祀られていたのでしょうが、三度もの火事に遭い、今となってはどんなお顔のカマ神様だったのか、知るすべもありませんが、家とカマ神様が一つの方舟のように思えてなりません。

 

 


カマ神と三笑

2012年04月11日 | 

秋保大滝に向かう途中、「福だんご」ののぼりが気になりました。

こぢんまりした店内には、お団子や揚げまんじゅうなどの甘味ほか、民芸風の小物も販売されていました。

このカラフルなお団子はそれぞれ違う、餡が餅のなかに入っています。

それぞれに美味しいのですが、私の感動は「くるみ」。

くるみの餡には、柔らかい胡桃餡の香りとクラッシュした胡桃の歯ざわりのコントラストが美味です。

店内を見渡すと、天井に気になる飾りがありました。

「これはカマ神さまといいます。

登米とか、宮城県の北部で信仰されていた神様ですよ。

震災で、登米市の知り合いの古い家が倒壊してしまい、その後片付けを手伝っていたら、家からこのカマ神が出てきたんです。

カマ神はもういらないと友人がいうので、そんな縁があってここに飾りました」

と店主。

このカマ神さまは土でできていて、個性的な大きな目はなんと鮑の貝殻なのだとか。

もともとは、髭もはえていたのだとか・・・(続く)


大滝不動尊と秋保大滝

2012年04月10日 | 神社・仏閣

 大滝不動堂は、西光寺の付属仏堂。

平安初期、山形県山寺の立石寺を創建した慈覚大師(円仁)が、 湯元の磊々峡の北側洞窟堂山に精舎を開こうとしたものの、時の領主に反対されてしまったそうです。

そこで二口街道を山寺へと向かう途中、大滝の壮観さと森厳さに心打たれた慈覚大師は、暫しここに留まり不動尊を安置したといわれています。

江戸後期になり、馬場生まれの知足上人が、奥州行脚を重ね、現在の本尊の再興とお堂を創建しました。

とても歴史を感じる建造物です。

 

建物内部は自由に拝観できるようで、扉が少し開いていました。

内部に入ると、大滝を守る巨大な不動明王座像(高さ3.3m、胴回り5.1m)が奉られており、威厳が満ちていました。

伊達家の鋳物師津田甚四郎の鋳造なのだとか。

 

大滝不動尊の西側に位置する「西光寺」は真言宗に属しています。

なので、お護摩焚きでした。

お護摩とは、梵語でホーマ(homa)といい、〈焚く〉〈焼く〉などの意味をもつことばで、仏の智慧の火を以て煩悩(苦の根元)を焼きつくすことを表すそう

です。

境内には市の保存樹木に指定されているイチョウの大木も見ることができます。

上流部秋保大滝へ向かいましょう。(徒歩数分)。

秋保大滝は、名取川支流の落差55m、幅6mで流れ落ち。「日本三大瀑布(大滝)」「日本三名瀑」の1つ。

この場にいるだけで、飛沫がミストのように飛んできます。

ゴォオ~と絶え間ない水の爆音、ダイナミックな景観、山の空気に五感が研ぎ澄まされるようです。

かつての昔々からこの音が続いているからこそ、信仰として崇められているのでしょう。

 

住所 宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝11

 


秋保草庵

2012年04月09日 | 蕎麦

秋保温泉から秋保大大滝に向かう途中、こぢゃれた外観のお店があり、以前から気になっていたのでした。

周囲を山に取り囲まれ、自然環境豊かな場所にある「秋保草庵」さんは、手打ちのお蕎麦屋さんでした。

店内に入ると、天井が高くて開放的です。

窓辺の景色は、まるで白壁に飾った山の風景画のように映るのが不思議です。

古民家をリフォームしているものと察しますが、それにしても和モダンな雰囲気が心地よさをかもしていました。

 

山形産のでわかおりをつかった「もり」と北海道のぼたんをつかった「十割」をオーダーしました。

はじめに出てきたのは。山菜の白和え。

オプションで頼んだ野菜の天婦羅は、見た目の色の鮮やかさは映え、盛り付けは野菜総スタンドアップという斬新さに思わず目を奪われました。

それぞれの野菜がうまく個性を主張していて、歯触りの変化も楽しく、野菜の甘味が印象的でした。

蕎麦は、キュンと冷たくしめられ、蕎麦は、でわかおり独特の香りが活きていました。

十割は、香りが少なく十割にしては何か物足りない感じです。

そばつゆに工夫が欲しいところで、店内の雰囲気と蕎麦のバランスをみても勿体ない印象を持ちました。

このお店は、薬味が刻み葉わさびで、個性的です。

秋保大滝方面のデートスポットには、良いかもしれません。

 

■秋保草庵

住所 宮城県仙台市太白区秋保町馬場字丸山12−4

TEL 022-304-7477