風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

この日のための床暖房

2004年12月30日 | 清水ともゑ帳
昨日、おせちのことに少しばかりふれました。
ちょっと大げさに言ってしまうと、私の一年の総決算は、おせち料理にあります。
そのために、今の住まいを決めたようなものです。
以前、アパート住まいのときは、おせち料理を作るために、キッチンに長時間立っていると、いつも足元が冷えていました。
ストーブを焚いても、顔がほてるばかりで、足が冷たいままでした。
そして、大晦日の晩、すべての料理を作り終えたあと、冷えた体をお風呂であっためながら、除夜の鐘を聞いていました。
それはそれで、よかったのですが、年明けにいつも、足の指がしもやけでした。

住まいについてなんの知識も情報もなかった私が、今のところを買うことにした決め手は、なんといってもキッチンの床暖房でした。
リビングに床暖が装備されたマンションはいくらでもあったのですが、キッチンにも標準でついているところは、当時ここだけでした。
でも、この床暖のちょっと不便なことは、暖める範囲を区切れないことです。
日中は室内が暖かいので使うことはないのですが、夜、ほとんど一人で過ごすため、広いエリアに床暖を入れるのがもったいなくて、あまり使いません。
でも、おせち料理を快適に作るときのためには、一人だろうと入れてしまいます。
そして、母の味付けを思い出しながら作ります。
生前、母が作っていたおせち料理の中で、私が一番好きだったのは、豆きんとんです。
今夜はこれからその豆を煮るための下準備をします。
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