プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

幡野和男

2019-09-09 21:46:44 | 日記
1960年

阪神では一日午後二時半から大阪北区梅田の阪神本社三階会議室で今夏の高校選手権大会優勝校法政二高主将幡野和男外野手(18)=1㍍75、73㌔、右投右打=の入団を発表した。幡野選手は二度選手権大会に出場。今夏は四番打者で打率五割、優勝の原動力となった。高校三年間の通算打率は三割五分、本塁打一本。

阪神・戸沢代表の話「幡野君は二年連続甲子園へ出場しているので阪神とは縁の深い選手だ。とくにこの夏は優勝して大試合の経験があるので大いに期待している。新人の補強はこれで全部終わった」

幡野選手の話「大洋と阪神からさそわれたが、高校時代に優勝の思い出がある甲子園にひかれた。スイングをシャープにして確実な打者になりたい。国体以後はトレーニングをつづけていたが、来年一月中ごろのトレーニングにはできるだけ参加したいと思ってる」
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長幡忠夫

2019-09-09 21:39:46 | 日記
1960年

兵庫県立尼崎高の四番打者長幡忠夫外野手(18)は十七日阪神入りが内定した。同選手は在学中に四割近くの打率をマークし、昨秋以来八ホーマーを記録した長距離打者である。1㍍73、64㌔、右投右打、正式契約は十一月に行われる。同選手の勧誘にあたったのは阪神をはじめパの南海、西鉄、大毎の四球団。

父親・長幡和夫氏の話「阪神の河西スカウトが非常に熱心にすすめてくれたのと、本人が阪神ファンなので阪神のお世話になることにしました。河西さんの熱心さに負けたというところです」
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井上修

2019-09-09 21:32:34 | 日記
1964年

広島カープは八日午前十一時から広島市三篠本町の合宿「三省寮」で白石監督、久森事務局長立ち合いのもとに次の四選手の入団を発表した。

門谷昭(18)=投手、安芸高、1㍍72、70㌔、左投げ左打ち
渡辺澄雄(18)=投手、呉市芸南高、1㍍76、73㌔、右投げ右打ち。
井上修(18)=内野手、福岡電波高、1㍍73、72㌔、右投げ右打ち。
横田斉夫(22)=内野手、富山県高岡高出、不二越鋼材、1㍍72、73㌔、右投げ右打ち。

この中でもっとも期待されるのが井上三塁手。一年生のときから三番を打ち、馬力、ファイトともじゅうぶん。今夏の全国大会予選一回戦で柳川商業に2-1で敗退し甲子園出場はならなかったが、昨年5月の九州大会で八割強の高率を残し、一躍クローズアップされた。在学中の打率は五割一分、9ホーマーを放っている。

白石監督の話 それぞれよい素質と特徴を持っている。うちの主力選手も来季がピークと思う。それ以後の補充を考えるとやはりこの選手たちがそのにない手となる。すぐに戦力にならずとも一、二年後が楽しめる選手ばかりだ。
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