1964年
中日ドラゴンズでは三十日午後三時から中区南外堀町の同球団事務所で市立西宮高の谷哲男投手(17歳、1㍍83、73㌔、右投右打)の入団発表を行った。なお背番号は未定。同投手は甲子園に三回出場、友光投手とともに活躍。ことしの春の選抜では準々決勝まで勝ち進んだ。サイド・ハンドの友光とは違って本格派、それだけに阪急、南海、阪神の在阪球団が食い下がっていたが、進学ということで見送ったやさきのことであった。谷投手の今年度の成績は16勝3敗、防御率0・65、奪三振153、与四球13、また通算打率は三割一分。
谷投手の話 ボクはあくまでプロ志望であったが家庭の事情で進学することになっていた。だがやっと希望がかなってうれしい。しかし果たしてどれだけやれるかわからない。その反面プロには専門のコーチがいるので気丈夫だ。さしあたっては足腰を鍛えるつもりだ。ボクは九州で育ったせいか稲尾さんのようになりたい。
吉江代表の話 監督、コーチがみた上でそれならとほれこんだ。在阪球団が狙っていたが進学ということで手を引いただけに、ウチとしては拾いものだ。
中日ドラゴンズでは三十日午後三時から中区南外堀町の同球団事務所で市立西宮高の谷哲男投手(17歳、1㍍83、73㌔、右投右打)の入団発表を行った。なお背番号は未定。同投手は甲子園に三回出場、友光投手とともに活躍。ことしの春の選抜では準々決勝まで勝ち進んだ。サイド・ハンドの友光とは違って本格派、それだけに阪急、南海、阪神の在阪球団が食い下がっていたが、進学ということで見送ったやさきのことであった。谷投手の今年度の成績は16勝3敗、防御率0・65、奪三振153、与四球13、また通算打率は三割一分。
谷投手の話 ボクはあくまでプロ志望であったが家庭の事情で進学することになっていた。だがやっと希望がかなってうれしい。しかし果たしてどれだけやれるかわからない。その反面プロには専門のコーチがいるので気丈夫だ。さしあたっては足腰を鍛えるつもりだ。ボクは九州で育ったせいか稲尾さんのようになりたい。
吉江代表の話 監督、コーチがみた上でそれならとほれこんだ。在阪球団が狙っていたが進学ということで手を引いただけに、ウチとしては拾いものだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます