幼なじみ

2011年02月08日 | 健康・病気


先週茨城に行ったとき呑んだ友人は、小さいときから遊んだ幼なじみです。
パー(メンコ)、ベーゴマ、ビー玉、グンケ(釘倒し)、石けり、
隠れんぼ、缶ケリ、鬼ごっこ、おはじき、チャンバラごっこ、
ダルマさんが転んだ、ドロボー巡査、ふんどしかつぎ、
山に行ってメジロ捕り、ワラビ採り、キノコ採り、ユリ根掘り、
ターザンごっこ、ティアティア(木製の車で坂道を滑る)、
川では魚釣り、ドジョウすくい、田んぼでドジョウ掘り、
池ではザリガニ釣り、などなど、
ふるさとで出来る遊びをすべてやりつくした。
学校から帰るといつも一緒にいた。

中学生になったとき吹奏楽部に入り、
彼はユーホニューム、私がトロンボーンを吹いた。
高校も同じで、吹奏楽部に入った。
文化祭には、フォークバンドを組んでステージでうたった。
小さい頃から18歳までずーっと一緒だった。
高校を出て、彼は長男なので田舎に残り、家電製品を扱う会社に入った。
私は、東京に出ていくつも転職をして、埼玉に暮らし、長野にたどり着いた。

彼は、来年定年を迎える。
でも、会社に嘱託として残れるらしい。
現在の会社で一番長く勤めている人間になったという。
社長もなにかと相談に来るそうだ。
そんな話を聞いて嬉しかった。
彼は、むかしから面倒見のいい人間だった。

彼の長男は現在26歳で理学療法士の学校に行っているという。
大学4年の11月に行きたいといわれたそうだ。
もうすぐ授業料を払う暮らしから離れられると考えていたときなのでがっかりしたそうだ。
2月に国家試験があるという。
それにどうしても受かって欲しいと彼はいった。
長女の子どもは今度小学校に入るらしい。
苦労は多いだろうが彼もいい親父をやっているようです。
久しぶりに彼とうまい酒を呑んで楽しかった。
子どもの頃、毎日一緒にいたときのような気持ちになった。

2人が呑んだ店は私たちの育った集落から4キロほど行った街にあった。
そこに彼の運転する車で行った。
私は、「金を払うから帰りは代行にしよう」というと、
「大丈夫だよ。そんなこと心配すんなよ。
 あの店はサービスで代行もやんだよ。その分いっぱい呑まないとな」
10時半まで呑んだ私たちを店の若い者が2人送ってくれた。
田舎ではこういう仕組みになっているんだと感心した。
こうでもしないと呑みに来る客がいなくなってしまうからだろう。

コメント (2)
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