ネット革命

2011年02月20日 | 健康・病気

NHKスペシャル(NHK総合 21:00 ~ 21:55)
「独裁政権vs若者たち▽中東ネット革命の真実・攻防の舞台裏▽リーダー独占取材 ▽続く混乱」を観た。

エジプトで起こった反政府デモの高まりから大統領辞任、
そしてこれからのエジプトのことを報告していた。
これには「フェイスブック」「ツイッター」「YouTube」などの、
インターネットの最新ツールが、大きな役割をはたしたんですね。

私は、ネットでこの〝革命〟ができた、ということをいわれても理解できなかった。
それが、今夜の番組を観て分かった。
大きかったのは「フェイスブック」なんです。
政府側に分からないように仲間に連絡出来るということが重要なんですね。
しかし、やがて政府側もスパイを反政府側の「フェイスブック」に潜り込ませ、情報を混乱させたりした。
でも、反政府側は政府側のスパイが侵入したネットは閉鎖して、
すぐ新しい「フェイスブック」でネットを立ち上げた。
政府側はそれに対応できなかったようです。

SNSというものを私はこれまであまり評価していなかった。
私は、一応「mixi」に入っているが、
いちいちメールアドレスとパスワードを入れるのが面倒であまり利用していなかった。
しかし、政府側に知られないでデモの連絡などをするにはこれがいいんですね。
仲間内しか入れない〝閉鎖的〟ネットワークですもんね。
やっぱりSNSもこれからは利用しようと思う。
「フェイスブック」にも入ろう、と思います。

余談ですが、実は、先日「ツイッター」に入りました。
自分のTwitterのホームページも作ったのですが、だれのフォローもない。
そうですよね、誰も九想のTwitterなんて知らないからねェ~。

エジプトの〝ネット革命〟は、タレク・マーリーという25歳の青年から始まった。
2008年4月6日にも大きなデモがあったが、そのときは2ヶ月で潰れたそうです。
エジプトでは2年前から「フェイスブック」が使えるようになった。
タレク・マーリーさんは、弟が13歳のとき、政府軍との事故で亡くしたが、なんの補償もなかったという。
自分は大学を出たが勤め先もない。
一部の特権階級の人たちだけが豊かな暮らしをしている。
1月のチェニジアの政変をネットで知った。
エジプトでも出来ると思った。
野菜を売っていた青年の焼身自殺が動画に載り、
エジプトのそれまで恵まれなかった人々の思いが高まった。
1万人ものネットに影響力のある1人の女性がその動画を広めたらしい。

これまで忍耐に忍耐を重ねていた人々が立ち上がったことは素晴らしい。
「インターネットは、彼らの終わりの始まり」と番組でいっていた。
今日のニュースでも中東・北アフリカ諸国に広がった民主化要求のデモのことが報じられている。
しかし、このままいくと収集がつかない感じです。
どうなっていくのだろう?

現在、中国でも反政府グループの動きを抑えるのに苦労しているらしい。
しかし、いつまでも抑制できないと思う。
北朝鮮も心配しているんだろうな。

それにしてもこういうことになることはいいことだ。
私は、18年前からパソコン通信・インターネットへと進み、これらを生活に取り入れてきた。
ネットがなかったら現在の私の生活はなりたたない。
女房とのコミュニケーションもほとんどがケータイのメールなんです。

(今夜の番組の内容のことはメモを取りながら観ていました。しかし、
 間違った記述がありましたら、コメントにお願いします。訂正します)

コメント (4)
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