桐生悠々

2011年02月27日 | 健康・病気

NHKスペシャル(NHK総合21:00 ~ 21:50)
「▽日本人はなぜ戦争へと向かったか▽過熱報道と民衆の熱狂
▽陸軍の極秘世論操作の実態」、という番組を観た。

この中で、桐生悠々という人を知った。
大新聞社がみな戦争に荷担していくときに、信濃毎日新聞社の桐生悠々は、
社説「関東防空大演習を嗤ふ」を執筆する。
この社説で悠々は、敵機の空襲があったならば木造家屋の多い東京は焼け野原となり、
被害は関東大震災ほどになるだろう、と書いた。
12年後の日本各都市の惨状をかなり正確に予言した上で、
「だから、敵機を関東の空に、帝都の空に迎へ撃つといふことは、
 我軍の敗北そのものである」
「要するに、航空戦は…空撃したものの勝であり空撃されたものの負である」
この社説は陸軍の怒りを買い、長野県の在郷軍人会は
信濃毎日の不買運動を展開したため、悠々は同9月に信濃毎日の退社を強いられた。

現在、私の読んでいる新聞は〝しんまい(信濃毎日新聞)〟です。
この新聞社にこういう人がいたのかと思うと、なんか嬉しい。
桐生悠々の誕生日が、5月20日というのもいい。私と同じです。
これまで私は、唯一尊敬する人は山本周五郎だった。
桐生悠々のことを少し勉強してみたい。

コメント (2)
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妻の夕食

2011年02月27日 | 健康・病気

 
2月26日(土)                         2月27日(日)

女房が家にいるといい。
なんといっても私が台所に立たなくていい。
洗濯もしなくていい。
でもこれは、彼女が軽井沢に来ているからです。
東京に私が行ったときは、私が洗濯をして夜は居酒屋に行くことになる。
帰りが遅いので夕飯を一緒に食べることが少ないです。
あっちでは彼女に仕事があり、残業をしてきます。
朝飯は作っていくが、あとは私をかまってなどいられない。
水曜日はフラメンコ教室に行く。
私の休日は、職場が休館日の水曜前後となるので、
水曜日に東京に行くことが多い。

軽井沢でのあの人は、それらから〝解放〟されている。
なので私の家の家事に専念してくれる。
朝は、布団を干し、洗濯をして、
昼には湯川ふるさと公園をプラプラ歩いてツルヤまで買い物。
午後は、時間をかけて夕食の準備をする(かどうか分かりません)。

写真は、昨日と今日、女房が作った夕食です。
26日は、大根と豚肉の角煮、モツの煮込み、キュウリ・人参・セロリのサラダ、
それと鯵のひらきです。
私は、大根と豚肉の角煮が大好きです。
この日も味がしみこんでいて美味しかった。
私は、豚汁をリクエストしていたのだが、ツルヤでモツを見て煮込みになったそうだ。
27日は、春巻き、鶏肉とセロリを炒めたもの、ハスと椎茸に炒めた肉をのっけたもの、
そして私の大好きなビン長鮪の刺身です。
ちなみに一昨日は、おでんでした。
念願のタコを入れてもらった。
11時過ぎに家に帰ってからの食事だったので写真を撮るのを忘れました。

女房は、すごい食材は買いません。
スーパーで売っている安いものを基本的に買ってきます。
ほとんど九想家は外食をしません。
女房が好きではないからです。
息子たちも家で食べることが好きだった。
安いものを買ってきて女房が料理を作ってそれを食べる。
(でもなぜか、パンカーラで食べることが好きな女房です)

彼女は私と一緒に暮らすまでご飯を炊いたことがないという。
同棲していた頃、夕方6時頃料理を始めて出来上がって食べるのが9時過ぎだった。
料理の本を見ながら作っていた。
それが今はなんと手際のいいこと!!
〝手抜き〟の主婦NO1 です。
でも、私は彼女の料理の味が好きです。
安い食材を手抜きして料理しても美味かったら文句言えません。
これまであまり女房を褒めたことはないですが、料理だけは悔しいが認めます。
(ひょっとして手抜きしてないのかも?)

コメント (3)
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