7月30日に「増殖する俳句歳時記15周年記念会」が東京で開催されます。
私はなんとか勤務日を調整してもらって行けることになりました。
先日、「増殖する俳句歳時記15周年記念会」実行委員の方からメールが来た。
> さて「増殖する俳句歳時記15周年記念会」では余興のひとつとし
> て、メールで俳句を募集し、皆で選句をしあって大いに盛り上がろうと
> 企画しています。各曜日執筆者の特選句には曜日別オリジナルグッズを
> プレゼントしようと準備中です♪
その投句締め切りが6月20日の今日でした。
私はいつものことで締め切り間際でないと投句できない悲しい性です。
今夜の9時ぐらいから俳句を考えました。
題は「カブトムシ」です。
カブトムシには、最近縁がありません。
子どもの頃は、近くの山に捕りに行きました。
タバコの苗代を作るために冬の間枯葉を集め父はそれで腐葉土を作っていた。
春になるとそこにカブトムシの幼虫が沢山いた。
カブトムシの幼虫を茨城では「コヤシムシ」と呼んでます。
肥やしの中にいる虫だから「コヤシムシ」です。
小学生の私は成虫のカブトムシは好きだが、コヤシムシはあまり好きではなかった。
あの白いぶよぶよの虫は、気持ち悪かった。
庭の隅で踏んでしまったら最悪です。
羽音高く裸電球カブトムシ
飛び回る裸電球カブトムシ
地球から羽ばたいていくカブトムシ
カブトムシ力いっぱい交尾する
カブトムシ哀しいほどに交尾する
カブトムシ切ないくらい交尾する
銀河系星になれずにカブトムシ
子どものとき、蛍光灯なんていう洒落たものはなくうちは裸電球だった。
夏になるとその裸電球の回りにいろんな昆虫が飛んできた。
その中でひときわ目立つのがカブトムシでした。
YouTubeにカブトムシの交尾の動画があった。
頭だけで生きてるカブトムシなんてのもあった。
胴体を鳥に食べられてしまったカブトムシ。
そんなのを見ていていい句が浮かばない。
こんな俳句をいい加減に作りました。
そして、ここに書いてない句を投句した。
さて、「増殖する俳句歳時記15周年記念会」で私の句は何番目ぐらいになるでしょう?
私の句を選句する人なんていないだろうな…。
10周年のときはどうだったのだろう?
すっかり忘れてしまいました。