人生計画変更

2020年12月28日 | 暮らし

私のこれまでの人生計画は、最低でも70歳までは仕事をしている、だった。
深い意味はない。
70歳ぐらいまでならそこそこ身体も動くし、わが家の経済を考えたら、
そこまで働かなければ女房と私の老後がきびしいと予想できたからでした。
女房も70歳までは働いてほしい、といっていた。
そして彼女も65歳までは仕事を続ける、ということだった。
私と女房は5歳ちがいです。
しかし、今年の8月に私が膀胱がんということが分かった。
9月と11月に膀胱がんの手術をした。
それで治ったのかなと思っていたら、そうは簡単には行かなかった。
膀胱がんの再発のおそれがあると主治医にいわれた。
それで先週の土曜日(12/26)から、BCG膀胱内注入療法をすることになった。
私としては、2度の膀胱がんの手術を受けて、血尿・頻尿はなく、
なんの薬も飲んでなく、体調がいいので、がんが治ったのかな?と思った。
しかし、これは医学にど素人の錯覚でした。
がんという病気は、そんなに甘いもんではなかった。
現在の治療としては、BCG膀胱内注入療法をやっていく。
全部で8回の予定で、週一やります。
私の有給休暇は、2度の手術でなくなりました。
そして1人勤務のマンション管理員が、毎週勤務を休むということは難しいです。
なので女房と話し合って、私は会社を退職することに決めた。
1月16日から私は、無職になります。

私は高校を卒業してから働き始め、20数回転職を繰り返してきた。
1回の転職で6・7社は面接をしてきたので、
これまで100社以上は面接に行ったことでしょう。
どうしてこんなに仕事をかえてきたのだろう?という忸怩たる思いがあります。
転職するたびにその会社がなくなるということが多かった。
上司と意見が合わなくて辞めたこともありました。
なんの自慢にもならないが、いろんな職種の仕事を経験してきた。
もう仕事をしなくていいということが不思議です。
いや、病気がいい方向に落ち着いてくれて体調が良くなったら、
町のシルバー人材に登録して働ければ仕事をしたいと思います。
そんなことになればいいな、と脳天気に考えています。

コメント
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