冠動脈吻合技術競技会

2023年01月09日 | テレビ

今日の昼前、NHKで「第2回 冠動脈吻合(ふんごう)技術競技会」を放送していた。
(1/9(月) 午前10:35-午前11:03 放送)
これは心臓外科医たちによる競技会です。
この番組を観て、外科医というのは大変な仕事だな、とあらためて思った。
生きている(当然)人間の身体を手術する。
患者を助けるために、想像を絶する細かい作業をする。
私には出来そうにありません。

私はこれまで、盲腸・胆石・鼠径ヘルニア・下肢静脈瘤2回・膀胱がんを4回、
合計9回手術を受けてきた。
私はこれまで私の身体の手術をしてくれた医師たちに、心よりお礼をいいたい気持ちです。
特に膀胱がんの手術をしてくれた大学病院の主治医には、感謝の気持ちで一杯です。
1回目の経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)をしたときは、膀胱内が血液で充満し、
腫瘍が見えなくなってしまい、取り残しがあったと主治医がいってくれた。
2回目のTURBTは、がんの再発ではなく取り残しを取るための手術だったと、
主治医が事実を話してくれた。
その話を聞いて私は、主治医を信頼する気持ちになった。
普通TURBTの時間は約1時間ですが、私の1回目のときは3時間ほどかかった。
下半身麻酔だったので私は、すっかり頭は覚醒していた。
手術室にいた医師や看護師たちの会話を、不思議な気持ちで聞いていた記憶があります。

外科医師の仕事は過酷なものだと思う。
それを目指している、冠動脈吻合技術競技会に参加していた若い医師たちを、
難しい外科医師を目指している若い人たちを私は応援します。

見逃し配信(NHK+)  第2回 冠動脈吻合技術競技会(配信期限 :1/16(月) 午前11:03 まで)

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