ぼうじぼの夜

2024年09月17日 | 暮らし

今日は十五夜です。
私が子どもの頃十五夜には廊下に、
ススキ・実のついた柿の枝・栗ごはん・団子・けんちん汁などを母がお供えした。
そして母は1年間ためておいた小銭を入れた缶を、そのうしろに置いておいた。
子どもたちが夕方になると、ぼうじぼを持ってやってくる。
だいたい2人か3人組で、お供え物の前でぼうじぼで地面を叩いて歌をうたった。

♪ぼうじぼ あだれ そば あだれ
 さんかく ぶったら みな あだれ
 ことしは ほうねん まんさくだ

うたい終わると、母は小銭をその子たちにあげた。
母は、いったいいくらぐらいを子どもたちにあげたのだろう?

私も十五夜のとき、幼なじみの友人と2人でぼうじぼを持って歩いた。
そのときのことを書いた九想話(1999年10月04日「ぼうじぼ」)があります。

ネットの中を私が作っていたぼうじぼに近いものを探した。
十五夜に、ぼうじぼで地面を叩きうたったことを懐かしく思い出します。

今日は、雲があったが月が見られました。

 

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